TOPアメリカン・プロレスWWE 2002年 →WWE:Summerslam 8/25/02

WWE:Summerslam 8/25/02の分析


名勝負 なし
好勝負 団体非公認試合:ショーン・マイケルズvs.トリプルH

@カート・アングルvs.レイ・ミステリオ
 スピード感のあるミステリオに
 対応力のあるカートが正面から受け止め作る。
 相手がクルーザーである事を感じさせる一発一発のインパクトです。
 同じラインで鬩ぎ合いをしているので
一過性的ではありますがオープニング、10分ない事を考えると仕方ない事でしょう。
 中々良い試合。
 (執筆日:10/29/09)

他もテストvs.テイカーを除けば良い試合でしたね。

F団体非公認試合:ショーン・マイケルズvs.トリプルH
 HBKが4年ぶりに復帰。
 身体的衰えは否定できません。
 余分な動きや、試合を徐々に作り上げていく力の低下が見られます。
 スイート・チン・ミュージックも一撃必殺でないのも仕方ないと思わせますね。
 しかしそれを補うべくハードコアに手を出し、
 引退の原因となった腰への強烈な攻めも受ける。
 不屈の精神、ファンへの献身、プロレスへの情熱がひしひしと伝わってきます。
 また試合の経過と共に少なからず輝きを取り戻して行ったので
 HBKを知らない人にもこの決して期待を裏切らない男の凄さが伝わった事と思います。
 一方のHHHは素晴らしい仕事をしましたが
 良くも悪くもHBKを認めているので相手の欠点をそこまで補ってはおらず完成度は特別高くはない。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/29/09)

G統一王座戦:ザ・ロック(ch)vs.ブロック・レスナー
 ザ・ロックがプロレスをメインにしていた最後の試合。
 レスナーに次代を託す役割を任されました。
 レスラーは明らかに過剰プッシュが先立っている状態ですが
 ザ・ロックは嫌な顔せずしっかり状態を仕上げてきましたね。
 引っ張って試合を作り上げています。
 問題は観客にあって映画撮影のため離れる事が分かっているので
 ザ・ロックにブーイングを、レスラーにLet's goチャントが送られます。
 これがホーガン戦のように全ての観客ならまだやりようがあるのですが
 一部だけでむしろ盛り上がってない、と言う方が正しい状況。
 ザ・ロックがヒーリッシュに振舞うも
 レスナーにはヘイマンがついているので中途半端な空気を冗長しただけでした。
 平均的な良試合。
 (執筆日:10/29/09)

最高値は特別高くないものの
全編を通してクオリティが高く、セミ、メインは新しい時代の幕開けです。

DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

@カート・アングルvs.レイ・ミステリオ
  ミステリオが奇襲を仕掛け
  スプリング・ボード式ハリケーン・ラナにヘッド・シザース。
  カートのアンクル・ロッ ク,ミステリオの619ともに決まらず。
  体格差で勝るカートが盛り返しブレーン・バスターにジャーマン。
  ミステリオはクイックを 狙ったり飛び技に持ち込もうとするがカートに防がれる。
  カートはベリー・トゥー・ベリーを決めると肩ひも外しアングル・スラムへ。
  しかしミステリオはアー ム・ドラッグに返すとトペ・コンヒーロ。
  ダイム投下するもカウントは2。
  アンクル・ロックを外すと619!
  ウェストコースト・ホイップを決めるもカウントは2!
  ミステリオはコーナーに登る。
  カートが駆け上がってのベリー・トゥー・ベリーを狙うがミステリオは防ぎスプリング・ボード式ドロップ・キック。
  コーナー上のカートにはリケーン・ラナを狙うがカートは着地してアンクル・ロックに返す!
  中央に引きづられれミステリオはたまらずタップ!
  カートの勝利!


F団体非公認試合:ショーン・マイケルズvs.トリプルH
  HBKが約4年ぶりにリングで戦う。
  HHHがゆっくり入場してくるのでHBKはコーナー上で横にナル。
  リングに入ってきたHHHに殴りかかる。
  HHHは蹴りつけると場外に投げ捨てる。
  HBKはすぐに戻るとスピアーからマウント・パンチ。
  HHHが押しのけ殴りつけようとする。
  HBKがガードし殴りつけていく。
  HHHがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  HBKはかわして場外に投げ捨てる。
  ブランチャ。
  HHHは近づいてきたHBKにニー。
  鉄柱にぶつけようとする。
  HBKが防ぎHHHを鉄柱にぶつける。
  リングに戻す。
  リングに入るもHHHが別の所から場外に下りる。
  HBKは後を追うとクローズライン。
  リング下からゴミ箱を取り出す。
  本体をリングにいれ蓋を手にする。
  HHHは近づいてきたHBKにニー。
  持ち上げてフェンスの上に落とそうとする。
  リングに戻るとHBKを引き上げようとする。
  HBKがHHHの頭部に蓋を叩きつける。
  ロープを掴むと逆上がりでリングに戻る。
  クローズライン。
  ゴミ箱を叩きつける。
  コーナーにのぼりシングル・アックス。
  コーナーで待ち構える。
  スイート・チン・ミュージックへ。
  HHHは避けるとバック・ブリーカー。
  バック・ブリーカー。
  殴りつけターン・バックルにぶつける。
  アイリッシュ・ウィップ。
  アイリッシュ・ウィップ。
  両膝をついた崩れたHBKにDXポーズから蹴り飛ばす。
  背中にエルボー・ドロップを落としていく。
  カバーするもカウント2。
  場外に下りると椅子を持ってくる。
  背中に椅子を叩きつける。
  カバーするもカウント2。
  殴りつける。
  殴り返しながら起き上がってきたHBKにニー。
  ブレーン・バスターを狙う。
  HBKが後ろに着地しオコーナー・ロール。カウント2。
  殴りつけロープに振る。
  ショルダー・スルーを狙う。
  HHHがフェイス・バスター。
  椅子を中央に置く。
  そこへのDDT。
  カバーするもカウント2。
  HBKは流血。
  HHHはベルトを抜き取るとHBKに叩きつける。
  叩きつける。
  拳に巻くと額を殴りつける。
  起こして殴り倒す。
  場外に下りるとスレッジ・ハンマーを取り出す。
  リングに入るととめようとしたレフェリーを払いのけ近づく。
  HBKが蹴り。
  腹にパンチ。
  起き上がり殴りつける。
  コーナーに振ろうとする。
  HHHが振り返しアブナミドル・ストレッチ。
  ロープを掴んで強化。
  レフェリーは見つけてもロープ・ブレイクと言えない。
  しかしやめろと激しく言う。
  HHHがレフェリーの胸を突く。
  レフェリーも突き返しクリーンに戦えと責める。
  HBKが近づいてきたHHHにパンチ。
  蹴り。
  HHHがニー。
  HBKをコーナーにのせる。  
  雪崩式技を狙う。
  HBKはHHHを殴り落とすとコーナーに立とうとする。
  HHHがレフェリーをロープに突き飛ばしHBKの体勢を崩す。
  背中に椅子を叩きつける。
  椅子を立てる。
  そこへのサイド・スラム。
  カバーするもカウント2。
  信じられずもう1度カバーするもカウント2。
  椅子をたたんでおくと、そこへのサイド・スラム。
  カバーするもカウント2。
  もう1度カバーするもカウント2。
  ならばと椅子へのぺディグリーを狙う。
  HBKがロー・ブロー。
  両者ダウン。
  先に起き上がったHHHが椅子を手にする。
  HBKに近づいていく。
  HBKが椅子越しにスイート・チン・ミュージック。
  HHHが流血。
  両者起き上がるとHBKが殴りつけていく。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるもフライング・フォア・アームズ。
  跳びおきる。
  殴りつけロープに振る。
  ショルダー・スルー。
  椅子を手にする。
  頭部に叩きつける。
  コーナーに振るとHHHは一回転して転落。
  HBKは場外に下りると蓋を叩きつける。
  ベルトを叩きつける。
  もう1発。
  ゴミ箱を叩きつける。
  蓋を叩きつける。
  スペイン語実況者の靴を奪いそれで殴りつける。
  鉄階段へのブルドッグ。
  ラダーを取り出す。
  ラダーを担ぐと突進してぶつける。
  ダウンしたHHHにラダーを突きおろしていく。
  鉄柱にラダーを立てかける。
  そこに振ろうとする。
  振り返されるも直撃を防ぐと両足を掴んで倒す。
  スリング・ショットでラダーにぶつける。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ラダーをリングに入れようとする。
  HHHがラダー越しにスライディング・キック。
  リングに戻すとコーナー上へ。
  HBKが捕まえスーパープレックス。
  カバーするもカウント2。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるもクルーシーフィックスからサンセット・フリップ。カウント2。
  ロープに走る。
  HHHがカウンターでハイ・ニー。
  カバーするもカウント2。
  鉄階段を持ってきて振りかぶる。
  HBKはドロップ・トー・ホールドを決めて倒し鉄階段にぶつける。
  クローズラインで場外に落とす。
  場外に下りるとテーブルを取り出す。
  殴りつけてからテーブルを立てる。
  消火器でHHHを殴りつけるとHHHはテーブルに寝る。
  HBKはコーナーに上る。
  そしてダイビング・ボディ・プレス。
  HHHが何とかリングに体を入れる。
  HBKはラダーをリングに入れてコーナーに立てる。
  そこを登っていく。
  そしてダイビング・エルボー・ドロップ。
  前奏を鳴らしていく。
  スイート・チン・ミュージックへ。
  HHHは受け止めると蹴りつけぺディグリーへ。
  HBKが両脚を掴んで倒しジャックナイフ固め。1,2,3!
  HBKがまさかの勝利!
  HHHが背後からスレッジ・ハンマーで背中を殴打。
  振りかぶりもう一撃。
  DXポーズを決め手から去っていく。
  HBKは担架で運ばれていく。


G統 一王座戦:ザ・ロック (ch)vs.ブロック・レスナー
  レスナーはベリー・ トゥー・ベリーを決めるとザ・ロックの痛めているあばらに狙いを付ける。
  ベリー・トゥー・ベリーにパワー・スラムを決める。
  ヘイマンも度々チープ・ ショットを決める。 
  映画で戦列を離れる事がわかっているザ・ロックにはブーイングも飛ぶ。
  ザ・ロックはレスナーの タックルを避け鉄柱に激突させバック・ドロップ。
  カウントが進む中両者同時に跳び起きる。
  ザ・ロックはDDTを決めるとヘイマンを殴りつけてからシャープ・シューター。
  ヘイマンが懲りずに邪魔しようとしているのを見るや
  リングに投げ入れロック・ボトムの体勢にとらえる。
  レスナーがヘイマンを救い出し,椅子をあばらに叩き込んでベア・ハグ。
  ザ・ロックはヘイマンが援護しようとしてレフェリーに見つかった隙にロー・ブロー。
  レスナーを鉄柱にぶつけるとヘイマンに実況席上でのロック・ボトム!
  レスナーにロック・ボトムを決めカバー!しかしカウントは2!
  レスナーが一瞬の隙をつきロック・ボトム!カバーするもカウント2。
  ザ・ロックはスパイン・バスターからピープルズ・エルボーへ!
  しかしレスナーは飛び起きてクローズラインで防ぐとF5の体勢へ。
  ザ・ロックは逃れてロッ ク・ボトムの体勢に返す。
  だがレスナーが再び体勢をかえF5が炸裂!
  カバーし1、2、3!
  レスナーが新WWEチャンピオンに!

試合結果

@カート・アングルvs.レイ・ミステリオ
Aリック・フレアーvs.クリス・ジェリコ
Bエッジvs.エディ・ゲレロ
Cタッグ王座戦:ランス・ストーム、クリスチャン(ch)vs.ブッカーT、ゴールダスト
DIC王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs.RVD(新チャンピオン!)
Eアンダーテイカーvs.テスト
F団体非公認試合:ショーン・マイケルズvs.トリプルH
G統一王座戦:ザ・ロック(ch)vs.ブロック・レスナー(新チャンピオン!)