WWE:Summerslam 8/19/01の分析
名勝負 | WWF王座戦:スティーブ・オースチン(ch)vs.カート・アングル |
好勝負 | なし |
@IC王座戦:ランス・ストーム(ch)vs.エッジ
ストームは一貫性のある腹攻めを見せるけれども
自分の殻に閉じこもったような、
こじんまりとしたヒールは余り受けていない。
しかしその欠点はエッジが初っ端から飛ばして観客と一体化し補います。
ただのクリスチャン乱入スポットにしたって
ストーム、エッジ、クリスチャン、レフェリーも
よく理解した動きで地味にWWFの凄さを感じさせましたね。
まあまあ良い試合。
(執筆日:1/11/10)
Dハードコア王座戦、ラダー・マッチ:RVD(ch)vs.ジェフ・ハーディ
Invasion後に手を合わせているだろうに序盤の攻防はいまいちの劣化版。
場外へのヒップ・トスから持ち味のスーサイド色を出しギアをあげてきましたが
同時に2人の欠点も出て試合よりもハード・スポットを優先してしまってますね。
オリジナリティーもありますがその極みであるラスト・スポットを失敗したのが痛い。
流石に宙吊りの相手に後ろ飛びで技を当てようとしたのは無謀すぎました。
平均的な良試合。
(執筆日:10/27/09)
FWWF王座戦:スティーブ・オースチン(ch)vs.カート・アングル
オースチンは逃げと殴り。
両極端なものを1つのヒール・スタイルの中で共存させている。
レスリング・センスを掘り起こしての脚攻めも
素晴らしいコンビネーション、説得力でカートをこてんぱんに追い込みます。
一方のカート。
この時代はスター性、惹きつける力が他のレスラー比べ欠けていましたが、
この試合で表現された意気は凄まじく
大流血の中で狂気のアンクル・ロックを放つ様はぐいと目を惹きつけて放さない。
ぎりぎりの縁まで踏み込んでロックさせている訳ですから面白くない訳ないですね。
アンクル・ロックをスケール・アップ、隠し必殺技をここぞで出している一方で
スタナーはかなり軽はずみに使われていますが
ヒール時代の設定では威力を下げているから問題ないでしょう。
後はフィニッシュですね。
反則狙いでレフェリーを攻撃するというチープなものですが、
3回繰り返してWCWレフェリーにゴングを鳴らさせればこれはもう見事なフィニッシュと認めるしかありません。
オースチンの最後の名勝負。
ぎりぎり名勝負です。
(執筆日:10/27/09)
GWCW王座 戦:ブッカーT(ch)vs.ザ・ロック
ザ・ロックが引っ張って試合を作っています。
ブックはのりきれない場面もありますが
間のとり方もキレもそれなりです。
WWFの演出で盛り上げたので一応まあまあ良い試合。
しかし流石にあのフィニッシュはWCW軽視だよなぁ・・・。
(執筆日:10/27/09)
今回はスキットも秀逸でおすすめです。
良いPPVです。
DVDの特典映像にカートのミルク攻撃に
オースチン感謝祭が収録されているので
是非DVD版で手に入れるべきです。
DVD Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
FWWF王座戦:スティーブ・オースチン(ch)vs.カート・アングルオースチンが姿を現すとカートがリングを下り向かっていく。
殴り合い。
オースチンがサミング。
ニーを入れフェンスに叩きつける。
チョップ。
背中を殴りつける。
ベルトを見せつけてからチョップ。
リングに入れる。
カートはリングに入ってきたオースチンにタックルを決めマウント・パンチ。
オースチンが体勢を入れ替えマウント・パンチ。
カートが体勢を入れ替えマウント・パンチ。
コーナーにもたれさせ殴りつけていく。
ダウンした所を蹴りつけていく。
オースチンが起き上がりサミング。
チョップを打ち殴りつける。
カートは体勢を入れ替えると殴りつけコーナーに振ろうとする。
振り返されるも耐えクローズライン。
ロープに振ろうとする。
オースチンは振り返すとバック・エルボーを狙う。
カートは避けるとクロス・ボディ。カウント2。
ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
オースチンがエルボーを叩き込んで潰す。
脚を引っ張る。
もう1回。
脚をロープに乗せヒップ・ドロップ。
もう1回。
脚にニー。
レッグ・ロック。
カートがひねって倒すとアンクル・ロック。
オースチンがロープを掴み場外に逃げる。
追ってきたカートにクローズライン。
リングに戻すと殴りつけようとする。
カートはガードすると殴りつけていく。
オースチンがリバース・スープレックスでカートを落とす。
リングに戻す。
ブレーン・バスター。
もう一発。
3発目。
カバーするもカウント2。
ブレーン・バスターを狙う。
カートが後ろに着地しジャーマン。
2発。
3発。
4発目を狙う。
オースチンがバック・エルボーで防ぎクローズラインへ。
カートが避けてジャーマン。
2発。
3発。
起こすと背中を殴りつけジャーマン。
もう1発。
アングル・スラムへ。
オースチンが後ろに逃れサミング。
背中にニーを叩きこんでコーナーにぶつける。
コーナーにのせると殴りつける。
スーパープレックスを狙う。
カートが押し飛ばして落とす。
オースチンが起き上がりカートの体勢を崩す。
殴りつけるとスーパープレックス。
オースチンもダメージを受けている。
オースチンは起き上がると蹴りをいれスタナー。
カバーするもカウントは2。
レフェリーにカウント3だろと威嚇。
カートにスタナーを決める。
カートは吹っ飛んで場外に転落。
オースチンは場外に下りると鉄柱にぶつける。
もう1発。
カートが流血。
更にぶつける。
ベルトを手にする。
レフェリーが没収。
カートを鉄柱にぶつける。
もう1回ぶつける。
マウント・パンチ。
エプロンにもたれさせると殴りつけていく。
カートの流血がひどくなっている。
カートを殴り倒す。
リングに戻す。
カバーするもカウント2。
場外に投げ落とす。
鉄柱にぶつける。
起こすと実況席に叩きつける。
担ぐ。
カートが後ろに逃れフェンスに突き飛ばしてフェンスの外に出す。
オースチンが先に起き上がりフェンス外へのブレーン・バスター。
フェンス内に投げる。
フェンス内に戻ろうとする。
そこにカートがアンクル・ロック。
レフェリーが辞めるよう言う。
カートは脚を引っ張りリングに入れるとアンクル・ロック。
オースチンが何とかロープを掴み場外に転がり出る。
カートは後を追うと場外でのベリー・トゥー・ベリー。
オースチンが殴りつけていく。
カートが避けバック・ドロップ。
実況席に叩きつける。
リングに戻す。
コーナーにのぼる。
そしてムーンサルト。カウントは2。
殴りつけロープに振ろうとする。
オースチンは振り返すと担ごうとする。
カートが逃れ担ごうとする。
オースチンが逃れミリオン・ダラー・ドリーム。
カートが脚を掴んで倒し両肩をつけようとする。
オースチンは両肩をつかないようにする。
カートは起き上がるとコーナーを蹴り上げ両肩がつくようにする。
オースチンはカウント2で返す。
ミリオン・ダラー・ドリームも外さない。
レフェリー・チェックが入る。
カートは3回目で腕を上げるとロープに走りオースチンを場外に落とす。
オースチンは起き上がるとリングに入る。
起き上がったカートにスタナー。
カバーするもカウント2。
オースチンはマットを叩いて悔しがる。
オースチンを支えとして何とか起き上がったカートをはたきスタナーへの蹴りを狙う。
カートは受け止めるとアングル・スラム。
オースチンを仰向けにしてカバー。カウントは2。
ロープに逃げるオースチンにアンクル・ロック。
ロープ・ブレイクだとレフェリーが引き離す。
オースチンがレフェリーを殴り倒す。
カートが蹴りを入れDDT。
カバー。
セカンド・レフェリーが入ってくるもカウント2。
オースチンを起こそうとする。
オースチンがロー・ブロー。
注意するセカンド・レフェリーにスタナー。
蹴り飛ばす。
ベルトを持ってくる。
サード・レフェリーが入ってきて注意。
オースチンはサード・レフェリーにベルトを叩きつける。
カートがオースチンの背後を取りアングル・スラム。
WCWレフェリーがリングに入りカウントするも
カウント1で止めゴングを鳴らす!
オースチンのDQを取り王座移動なしとアナウンスさせる!
カートはWCWレフェリーに掴みかかる。
リングに入れると許しを請うWCWレフェリーを殴り倒しアンクル・ロック。
試合結果
@IC王座戦:ランス・ストーム(ch)vs.エッジ(新チャンピオン!)Aダッドリー・ボーイズ、テストvs.APA、スパイク
Bクルーザー 級、ライト級統一王座戦:X-Pac(クルーザー級ch)(新チャンピオン!)vs.タジリ (ライト級ch)
Cクリス・ジェリコvs.ライノ
Dハードコア王座戦、ラダー・マッチ:RVD(ch)vs.ジェフ・ハーディ
EWWF&WCWタッグ王座戦、ケージ・マッチ:アンダーテイカー、ケイン(WCW ch)(新チャンピオン!)vs.DDP、キャニオン(WWF ch)
FWWF王座戦:スティーブ・オースチン(ch)vs.カート・アングル(DQ)
GWCW王座戦:ブッカーT(ch)vs.ザ・ロック(新チャンピオン!)