TOPアメリカン・プロレスWWE 2001年 →WWE:King of the Ring 6/24/01

WWE:King of the Ring 6/24/01の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

キング・オブ・ザ・リング・トーナメント はセミの前振りという感を受けるし、
この後WCW侵攻ストーリーが始まるので
キング・オブ・ザ・リングになってもあまり意味がない。
決勝に進むカートはシェイン戦を控えていますしね。
よりにもよってストーカー・ギミックを与えられた
DDPがセミ・メイン前にテイカーと殴り合っています。

Eストリート・ファイト: カート・アングルvs.シェイン・マクマホン
 挑発しあう中でカートはレスリング力を見せつけ腹攻め。
 一方のシェインはハードコア・ファイトでこれに応じます。
 対比して形になりましたがやはりシェインがノン・レスラーなので
 時間をかけても現状以上の物になっていきませんね。
 諦めかけていた所ですが終盤で驚愕のスポットが生まれました。
 入場セットのガラスへのベリー・トゥー・ベリーというデス・マッチ顔負けのスポットです。
 しかも割れずにやり直した上2回やりましたからね。
 シェインの根性には頭が下がるばかりです。
 リングに戻っても敗北を拒否し、
 決められた通りコーナーにのせた板上からのアングル・スラムとい素晴らしいフィニッシュまでやり切りました。
 試合構成でシェインの立場を盛り立てた訳ではないので
 後一歩足りませんが特別な試合には違いない。
 シェインの生涯最高試合。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/27/09)

FWWF王座戦:スティーブ・オースチン(ch)vs.クリス・ベノワvs.クリス・ジェリコ
 逃げる王者オースチンにベノワ、ジェリコが結託して攻めるも亀裂が生まれる、と
 ややぐずつく場面もありましたが上手く人間関係を描きましたね。
 その後も利益を考えて動けています。
 しかし場外ダウンが長く、調整して無駄な時間を取っている所がありますね。
 2人の時間が長く、この3人ならもっと上手く3人が絡んでいけるはずなのにと惜しまれます。
 大技、必殺技をばら撒いて作っていますが
 クライマックスはハードに動いて更に盛り上げました。
 しかし道が見えない暗中模索の状態で
 そのままベノワが怪我し微妙なフィニッシュを迎えてしまったのは残念。
 せめて技をかけたベノワではなくかけられたジェリコからフォールして欲しかったですね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 もしベノワが怪我をしていなかったら
 この後もWCW&ECW勢に加わって盛り上げてくれたはずなんですけどねぇ。
 (執筆日:10/27/09)

DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Eストリート・ファイト:カート・アングルvs.シェイン・マクマホン
  カートはリングに入るなり突進しタックル。
  バックを取りテイク・ダウン。
  テイク・ダウン。
  シェインはバック・エルボーを入れると逃そうとする。
  カートはバックを放さない。
  シェインがロープを掴む。
  カートは殴りつけるとジャーマン。
  蹴りつけるとロープに振りキッチン・シンク。
  ロープに振りキッチン・シンク。
  腹にニーを叩き込んでいく。
  シェインはカートの脚を取るとジャブを入れていく。
  ガードした所でドラゴン・スクリュー。
  アーム・ドラッグ。
  バックを取ると挑発してから場外に逃げる。
  カートは四つん這いになってレスリング勝負を求める。
  シェインはリングに入るとバックを取る。
  すぐにカートが回転して逃れ殴りつける。
  シェインにガット・レンチ・スープレックス。
  ベリー・トゥー・ベリー。
  カートは流血している。
  カートがベリー・トゥー・ベリー。
  またがって上腕を叩きつける。
  丸め込んで倒す。
  バックを取り背で回転して力の差を見せ付ける。
  張り手で挑発。
  四つん這いになって再びレスリング勝負を求める。
  シェインが応じると見せかけ蹴り上げる。
  マウント・パンチ。
  ロープに振りフライング・バック・エルボー。
  クローズライン。
  クローズライン。
  クローズラインへ。
  カートは避けるとテイク・ダウン。
  シェインはバック・エルボーを入れると回転してカートを場外に落とす。
  カートが怒ってリングに入るとシェインは場外に逃げる。
  カートが追っかける。
  シェインはフェンスに飛び乗るとそこからフライング・フォア・アームズ。
  フェンスにのる。
  実況席越しにフライング・クローズライン。
  竹刀を手にする。
  カートに竹刀を叩きつけていく。
  カートはシェインを押し込んでエプロンにぶつける。
  突進。
  シェインはかわして鉄柱に激突させるとフェンスの外へのクローズライン。
  カートは起き上がるとフェンス越しにスリーパー。
  シェインがフェンスへのジョー・ブリーカーに切り返す。
  フェンス内に戻すとエプロンにぶつける。
  腹にパンチを入れフェンスへのアーム・ドラッグ。
  エプロンにぶつけフェンスへのアーム・ドラッグ。
  鉄階段に叩きつける。
  突進して鉄階段に叩きつける。
  起こすとリングに入れる。
  カバー。
  カウント2でカートがブリッジ。
  何度カバーしてもカウント2でブリッジさせる。
  シェインがエルボー・ドロップ。
  リング下からゴミ箱をリングに投げ入れる。
  リングに入るとゴミ箱の蓋をカートに叩きつけていく。
  ロープに振ると看板を叩きつける。
  カバー。
  カートはカウント2で返すと殴りつけニーを入れる。
  脚を取ってきたシェインに延髄切りを狙う。
  シェインは避けるとアンクル・ロック。
  カートが反転して蹴り飛ばす。
  突進。
  シェインはかわすと飛びつきDDT。
  シャープ・シューターを決める。
  カートがロープを掴む。
  シェインが引き離す。
  カートは竹刀を叩きつけ逃れる。
  カートは起き上がると竹刀を振付ける。
  シェインはかわすと殴りつけていく。
  殴り倒しカバー。カウント2。
  ゴミ箱を頭部に叩きつける。
  腹にたたきつけていく。
  ゴミ箱をのせるとコーナー上にのぼる。
  シューティングスター・プレスへ。
  カートは避けて自爆させる。
  カバーするもカウント2。
  ファイヤーマンズ・キャリー。
  担ぐ。
  もがいてロープを掴んだシェインを場外に投げ捨てる。
  場外に下りるとフェンスに叩きつける。
  ブレーン・バスターを狙う。
  シェインが耐え逆にブレーン・バスター。
  殴り合い。
  カートがシェインを入場セットにぶつける。
  カートがシェインに入場口横のガラスにベリー・トゥー・ベリー。
  割れずにシェインは頭から落ちる。
  もう1発決めガラスを割る。
  裏から横のガラスにベリー・トゥー・ベリー。
  また割れない。
  起こすとベリー・トゥー・ベリー。
  これまた割れない。
  投げつけてガラスを割る。
  カバーするもこれはFCA戦ではない。
  シェインは大流血している。
  カートはキャスターつき機材を持ってくる。
  そこにシェインをのせ押していく。
  リングに入れるとカバー。カウント2。
  蓋を叩きつけようとする。
  シェインがロー・ブロー。
  蓋を取りカートに叩きつける。
  2発。
  3発。
  アングル・スラム。
  カバーするもカウント2。
  カートがシェインにアングル・スラムを狙う。
  反転してシェインにスリング・ショットを決めコーナーにのりあげさせる。
  板をシェインに叩きつけていく。
  板をコーナー上にのせる。
  そこの上にのり雪崩式アングル・スラム。
  カートが何とか腕をのせ1,2,3!
  カートの勝利!  


FWWF王座戦:スティーブ・オースチン(ch)vs.クリス・ベノワvs.クリス・ジェリコ
  リングに入ろうとしないオースチンに2人が場外に降り殴りかかる。
  リングに戻す。
  オースチンが反対側から出て逃げようとする。
  2人はフェンスの外に出たオースチンを捕まえ殴りつける。
  フェンス内に戻す。
  別の所からオースチンがフェンスの外に出る。
  2人が捕まえ殴りつける。
  オースチンがジェリコにフェンス内へのショルダー・スルー。
  ベノワがオースチンを殴りつけフェンス内に戻す。
  リングに入れる。
  オースチンは入ってきたベノワに殴りかかる。
  殴りつけターン・バックルにぶつける。
  ジェリコが背後からオースチンに襲いかかる。
  2人でオースチンにチョップを決め蹴りつける。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  オースチンはベノワを蹴り上げるとジェリコをロープに振る。
  ジェリコがフライング・フォア・アームズ。
  カバーするもベノワがジェリコの脚を引っ張る。
  言い合う2人にオースチンが襲いかかる。
  ジェリコを殴りつけベノワを殴りつける。
  ベノワが殴り返し、ジェリコも加わる。
  ジェリコがオースチンをロープに振ろうとする。
  オースチンは振り返すと背中を殴りつける。
  ターン・バックルにぶつけバック・ドロップへ。
  ジェリコが後ろに着地し押し飛ばす。
  その先にいたベノワが殴りつける。
  2人で交互に殴りつける。
  コーナーにもたれさせ蹴りつける。
  コーナーに振る。
  ジェリコがニール・キックにいくも避けられベノワに誤爆。
  ベノワを起こすと蹴りつける。
  オースチンはこっそりとターン・バックルを外している。
  ベノワがジェリコに蹴り返す。
  オースチンがベノワに蹴りかかる。
  2人でベノワを蹴りつける。
  ベノワが場外に蹴り落とされるとすぐオースチンはジェリコに標的を変え殴りつける。
  ロープに振りバック・エルボーへ。
  避けられるもテーズ・プレスを狙う。
  ジェリコは逆にオースチンを倒すとウォール・オブ・ジェリコ。
  ベノワが戻ってきてジェリコを殴りつけカット。
  場外へのバック・ドロップ。
  コーナーでダウンするオースチンを蹴りつけていく。
  起こすとコーナーに振り突進。
  オースチンがカウンターで蹴りをいれクローズラインへ。
  ベノワがクロス・フェイスに捕らえようとする。
  オースチンがロープに逃げる。
  ベノワがオースチンにスナップ・スープレックス。
  起こすと殴りつけるとロープに振る。
  バック・エルボーを決めカバー。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  オースチンは振り返すと場外に投げ落とす。
  場外に出るとベノワを鉄階段に叩きつける。
  ベルトを見せ付けてから再び鉄階段に叩きつける。
  リングに戻す。
  両脚を取り腹をふみつける。
  起こすとチョップ。
  チョップで倒す。
  ロープに走りニー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  マウント・パンチ。
  ベノワが体勢を入れ替え丸め込む。カウント2。
  オースチンがカバー。カウント2。
  ベノワを起こすとエプロンに上がってきたジェリコにぶつける。
  ベノワをロープに押さえつけるとロープに走りヒップ・ドロップ。
  ロープを使って踏みつける。
  起こしてニー。
  中指を立てると蹴りを入れスタナーを狙う。
  ベノワが押し飛ばすとオースチンはレフェリーに激突。
  ベノワがオースチンに蹴りをいれスタナー。
  カバー。
  レフェリーが遅れながらもカウント。カウントは2。
  ベルトを持ってきてオースチンに叩きつける。
  カバー。
  カウント2でジェリコがカット。
  ジェリコはベノワを落とそうとする。
  ベノワはジェリコを掴んで道連れにする。
  殴り合い。
  ベノワが突進。
  ジェリコは打ち上げると鉄柱にぶつける。
  リングに戻るとオースチンをカバー。カウント2。
  殴りつけチョップ。
  ロープに振ろうとする。
  オースチンは振り返すとスパイン・バスター。
  ウォール・オブ・ジェリコを狙う。
  ジェリコが耐え脚の力で投げ飛ばす。
  ジェリコは起き上がるとオースチンの両足を掴んで倒す。
  ウォール・オブ・ジェリコを狙う。
  オースチンがロープに逃げる。
  ジェリコは蹴りを入れると起こしてブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  殴りつけロープに振ろうとする。
  オースチンが振り返しスパイン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  蹴りつけニーを入れる。
  ロシアン・レッグ・スイープ。
  カバーするもカウント2。
  ロープに振るとスリーパー。
  ジェリコが起き上がりバック・エルボー。
  バック・ドロップに切り返す。
  両膝を突いた状態でチョップ、殴りあう。
  ジェリコが殴り勝ち起き上がるとコーナーに振る。
  フォア・アームズ。
  ロープに振りクローズライン。
  ロープに振りクローズライン。
  エプロンに上がってきたベノワに三角跳びドロップ・キック。
  ジェリコがオースチンをコーナーに振りブルドッグ。
  ライオン・サルトへ。
  オースチンが両膝を立てて迎撃する。
  中指を立てスタナーを狙う。
  押し飛ばされるもテーズ・プレスを決めマウント・パンチ。
  ベノワが椅子を持ってリングに入りオースチンにたたきつけようとする。
  避けられジェリコに誤爆。
  ベノワはかまわずオースチンにも叩きつけようとする。
  オースチンは避けると蹴りをいれスタナー。
  ベノワが場外に転落。
  オースチンはジェリコをカバーする。カウント2。
  ジェリコをコーナー上にのせる。
  スーパープレックス。
  コーナーにのせスーパープレックス。
  カバーするもカウント2。
  ジェリコを起こすとコーナーにのせる。
  リングに戻ったベノワがオースチンのバックを取りジャーマン。
  2発。
  3発。
  4発。
  5発。
  オースチンが何とかロー・ブローで6発目は防ぐ。
  ジェリコがオースチンの両脚を掴んで倒しウォール・オブ・ジェリコ。
  ベノワが起き上がりオースチンにクロス・フェイス。
  オースチンがタップするも勝者は1人のみだからといって無効。
  レフェリーが説明する。
  ジェリコが取り直しクローズラインへ。
  ベノワは避けクロス・フェイス。
  逸らしてジェリコを丸め込もうとする。
  ジェリコは逃れるとウォール・オブ・ジェリコを狙う。
  ベノワが殴りつけ蹴り飛ばす。
  チョップ。
  ジェリコがチョップを打ち返す。
  ベノワが蹴りつけブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  オースチンが場外で椅子を手にする。
  ベノワがロープ越しにオースチンにスライディング・キック。
  ジェリコがベノワをロープに振りクローズラインへ。
  ベノワは避けると蹴りを入れフロント・ヘッド・ロック。
  ジェリコが持ち上げ場外に投げ捨てる。
  ブックが現れオースチンに襲いかかる。
  蹴りをいれシザース・キック。
  実況席へのバック・ドロップ。
  セキュリティーが捕まえようとするもブックは逃げていく。
  リングにジェリコが入る。
  ベノワが後を追って入りジャーマン。
  2発。
  3発目を狙う。
  ジェリコはボディ・シザースで丸め込むとそこからウォール・オブ・ジェリコを決める。
  ベノワがロープを掴む。
  ジェリコがベノワをコーナーに振ろうとする。
  ベノワは防ぐと蹴りを入れる。
  ジェリコを鉄柱にぶつける。
  バック・ドロップを狙う。
  ジェリコは後ろに着地すると押し飛ばし金具部分にぶつける。
  ロープに走りクローズラインへ。
  ベノワは避けるとバックを取る。
  逃れられるも蹴りをいれボディ・スラム。
  コーナーにのぼる。
  ジェリコが捕まえデッドリー・ドライブ。
  ブルドッグを決める。
  ライオン・サルト。
  炸裂するも距離があったためジェリコも頭を打った様子。
  やや間があってからカバー。カウントは2。
  起こすとチョップをいれロープに振る。
  ロープを掴んで止まったベノワにクロス・ボディを決めると2人はそのまま場外転落。  
  ジェリコは起き上がるとオースチンに実況席蓋を突き立てる。
  オースチンを起こすとリングに入れる。
  コーナーにのぼる。
  ムーンサルト。
  カバーするもベノワが入ってきて脚を引っ張る。
  ジェリコを蹴り落とす。
  オースチンにダイビング・ヘッド・バッド。
  カバーするもジェリコがレフェリーを引きずり出す。
  ベノワがリングに入ってきたジェリコを蹴りつけコーナーにぶつける。
  コーナーに乗せると背中を殴りつけ雪崩式バック・ドロップ。
  オースチンがゆっくりと動きベノワをカバー。
  1,2,3!
  オースチンの防衛!

試合結果

@キング・オブ・ザ・リング・セミ・ファイ ナル:カート・アングルvs.クリスチャン
Aキング・オブ・ザ・リング・セミ・ファイナル:エッジvs.ライノ
Bタッグ王座戦:ダッドリー・ボーイズ(ch)vs.ケイン、スパイク
Cキング・オブ・ザ・リング・ファイナル:エッジ(キング・オブ・ザ・リング!)vs.カート・アングル
Dライト級王座戦:ジェフ・ハーディー(ch)vs.X-Pac
Eストリート・ファイト:カート・アングルvs.シェイン・マクマホン
FWWF王座戦:スティーブ・オースチン(ch)vs.クリス・ベノワvs.クリス・ジェリコ