TOPアメリカン・プロレスWWE 2000年 →WWE:Royal Rumble 1/23/00

WWE:Royal Rumble 1/23/00の分析


名勝負 WWF王座戦、ストリート・ファイト:HHH(ch)対カクタス・ジャック
好勝負 なし

Aテーブル・ マッチ:ハーディ・ボーイズ対ダッドリー・ボーイズ
 いきなり大技が出てテーブルも設置されます。
 流石にテーブル葬が炸裂するのは後の事ですがちょっと大味すぎますね。
 只TLCを生み出す両チームだけあってスポットは過激。
 テーブルへの自爆が立ち続けに起こったり
 鉄階段の上に立てたテーブルへのパワー・ボムに
 2段テーブルへの入場口上からの落下。
 そして最後は入場口上からテーブルへのスワントーンですからね。
 良くやるなぁ。
 中々良い試合です。
 (執筆日:10/17/08)

3試合目は3ウェイにして失敗、以前のチャイナ対ジェリコにくらべれば劣っている。

DWWF王座戦、ストリート・ファイト:HHH(ch)対カクタス・ジャック
 散々DVD化されているように
 次のヘル・イン・ア・セル戦を食ってしまった
 過激度と完成度を誇る一戦。
 ほぼ全編で凶器が繰り出され
 椅子から有刺鉄線付角材、画鋲まで出てきます。
 それぞれのレスラーに目を向けると
 フォーリーは間を強く意識し
 もう1つの有名な名勝負、HBK戦よりレスラーとして成長している事を感じさせますし。
 HHHもスマートな受けを見せ
 デス・マッチ感の強い今試合の雰囲気を作り上げました。
 WWEも手錠シーンなど良く練り上げましたね。
 HHH、フォーリー、WWE、3者の努力が交差し3乗された名勝負。
 歴史的な名勝負です。 
 (執筆日:10/17/08)

Eロイヤルラ ンブル
 優勝候補がザ・ロック、ビッグ・ショー、ケインの3人だけで
 しかも24番、26番、28番と最後に固まっている。
 これはいけませんね。
 しかも試合を彩るネタの使い方も微妙。
 チャイナをすぐに落としたりゴッドファーザーが30番手だったり。
 そのくせフナキの乱入を計4回組むなんて楽をする。
 見所は最後のザ・ロックとビッグ・ショーの攻防ぐらいですね。
 前の試合に力を入れすぎて疎かになったのか。
 粗すぎる構成です。
 平均より少し上。
 (執筆日:10/17/08)

総評
 RRは楽しめるか。という尺度で言えば
 結構安定している大会なんですよね。
 今回もそこそこの出来になっている。
 只WWF王座戦に大きく依存しているのは否定できないが・・・。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

DWWF王座戦、ストリート・ファイト:HHH(ch)対カクタス・ジャック
  ステフはキスをしてHHHを送り出す。
  ゴングが鳴る。
  いきなりの打撃戦に。
  カクタスはHHHを殴りまくりコーナーへのニー・アタックを狙う。
  察知したHHHが場外へ逃れる。
  カクタスは追ってネック・ブリーカー。
  リングに戻ろうとしたHHHにレッグ・ドロップを決めロープにぶつける。
  エプロンや実況席にぶつけていく。
  HHHが不意を突いてゴングを叩きつける。
  椅子を手に取りリングに戻る。
  カクタスはひるまずリングに入っていく。
  HHHがカクタスの顔面に椅子を叩きつける。
  ターン・バックルを外そうとする。
  カクタスが起き上がりHHHにクローズライン。
  HHHの顔の上に椅子を置くとレッグ・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  HHHは場外に転がり出る。
  追ってきたカクタスに襲いかかりフェンスにぶつける。
  カクタスがショルダー・スルーでHHHをフェンスの外に出す。
  観客席で殴りあい。
  入場口前に出てくる。
  カクタスはHHHを壁にぶつけ、すのこへのブレーン・バスター。
  ゴミ箱を叩きつける。
  扉に何度も叩きつける。
  HHHが不意を突いてゴミ箱へのバック・ドロップを決める。
  それでも体力はカクタスの方が上。
  カクタスはHHHに殴り勝つと鉄階段にもたれさせニー・アタック。
  HHHをリングに戻す。
  リング下を探り有刺鉄線付角材を取り出す。
  リングに入ると角材を振りかぶる。
  HHHがロー・ブロー。
  角材を奪い取るとカクタスの腹に一撃。
  背中にも。
  再び腹に。背中に。
  今度は顔に狙いをつける。
  カクタスは腹にパンチを入れ防ぐと角材でロー・ブロー。
  ダブル・アームDDTを決めカバー。
  しかしレフェリーが角材を撤去していたためにカウントが遅れカウント2。
  カクタスはレフェリーを脅し角材をまたリングに持ち込む。
  レフェリーが注意する。
  カクタスの背後からHHHが襲いかかるも避けられレフェリーに誤爆。
  カクタスはHHHの顔に角材を一撃。
  角材でのエルボー・ドロップからカバー。
  レフェリーのカウントが遅れカウント2。
  HHHは流血している。  
  カクタスが更に顔への角材攻撃。
  エプロンに転がり出たHHHの額に角材をこすりつける。
  場外に出てHHHの額に拳を叩き込んでいく。
  実況席上でパイル・ドライバーを狙う。
  HHHがリバース・スープレックスに返す。
  カクタスをリングに戻すと殴りつけぺディグリーを狙う。
  カクタスはスリング・ショットに返すと角材へのブルドッグ。
  カバーするもカウント2。
  道連れクローズラインを決める。
  HHH目がけ突進。
  HHHがカウンターでヒップ・トスを決めるとカクタスの脚が鉄階段にぶつける。
  HHHはカクタスを脚から鉄階段にぶつける。
  リングに戻る。
  カクタスもリングに戻ってくる。
  HHHはすかさず脚にチョップ・ブロック。
  角材を脚に叩きつける。
  もう1発。
  更に手錠を取り出すとカクタスの手首にかける。
  抵抗を退け後ろでにつなぐ。
  手も使えず脚にもダメージがあるカクタスを痛めつけようと
  鉄階段をリングに入れ振りかぶる。
  カクタスがドロップ・トー・ホールドを決めるとHHHは鉄階段にぶつかる。
  カクタスはHHHの股間にヘッド・バッドを落とし額に噛みつく。
  しかしすぐに形勢は逆転。
  HHHが椅子を腹に背に叩きつける。
  もう1発。
  カクタスは場外に転がり落ちダウン。
  HHHは追いかけると入場口で顔にも椅子を叩きつける。
  カクタスはもっと打ってみろと言う。
  HHHが振りかぶる。
  その次の瞬間、ザ・ロックが現われHHHに椅子攻撃を浴びせ去っていく。
  警官がカクタスの手錠を外す。
  カクタスは命乞いをするHHHに襲いかかると
  スペイン語実況席でのパイル・ドライバー。
  HHHをリングに入れると画鋲を撒き散らす。
  ステフが現われ試合を中止するよう懇願する。
  カクタスがHHHを殴りつけクローズラインを狙う。
  HHHがショルダー・スルーに返すとカクタスは画鋲の上に落ちる。
  HHHがぺディグリーを決めカバーするもカウント2。
  HHHもステフも信じられない様子。
  ならばと画鋲へのぺディグリーを決めカウント3を奪う!
  HHHの王座防衛。
  HHHは担架で運ばれていく。
  カクタスは起き上がると追う。
  担架を奪い取るとリングに押し飛ばしHHHをエプロンにぶつける。
  角材を額に叩きつけるとアピール。

試合結果

@タズ対カート・アングル
Aテーブル・マッチ:ハーディ・ボーイズ対ダッドリー・ボーイズ
BIC王座戦:クリス・ジェリコ(ch)対チャイナ(ch)対ハードコア・ホーリー
Cタッグ王座戦:ニュー・エイジ・アウトロウズ(ch)対アコラ イツ
DWWF王座戦、ストリート・ファイト:HHH(ch)対カクタス・ジャック
Eロイヤル・ランブル(優勝者:ザ・ロック!)