TOPアメリカン・プロレスWWE 2000年 →WWE:No Mercy 10/22/00

WWE:No Mercy 10/22/00の分析


名勝負 なし
好勝負 HHHvs.クリス・ベノワ

3試合目は 終盤はいいのだけれども
ケージ・マッチのせいでX-Pacが以前ほど上手くなくなっているのが出てしまっている。

5試合目はオースチンがひたすらリキシを殴りトラックのに台に乗せると
会場外に運んで轢こうとする。
間一髪で警察が駆けつけオースチンを逮捕する。
オースチンは完全に喧嘩屋スタイルになってしまっており、状態も悪いよう。 

7試合目はエジクリが80年代後半あたりに活躍した
全身金ぴかタイツのコンキスタドールズに扮して闘う。
ユーモアがあるのだが、その代償でエジクリとしての魅力が減っています。

GHHHvs.クリス・ベノワ
 試合開始すぐにHHHの脚攻めに入り、
 その後ベノワが腕攻めをして両者ダウンという
 一方的且つわずか2ターンという展開の少なさです。
 また一応HHHが歓声を得ていますがヒール同士なので
 ベビーフェイス/ヒールのダイナミズムもありません。
 しかしそれでも尚この試合を私は賛美します。
 完成度の高い一極攻めのテクニックは
 ゆるりと鑑賞し堪能するに値する味わい深さです。
 それ以上何もいう事はありません。
 ステフが絡んだややおざなりなクライマックスも傷をつける事のできない数珠玉の一戦。
 文句なしに好勝負です。
 (執筆日:10/26/09)

HWWF王座 戦、ノーDQ:ザ・ロック(ch)vs.カート・アングル
 ザ・ロックの世界の中でカートは基本に忠実且つ柔軟に対応。
 全力を出し尽くしてのぶつかり合いなので
 幾つか足踏みする場面も見られましたが
 良くやったと褒めるべき仕事で素晴らしい一進一退の攻防が見られます。
 しかしノーDQというルールがいらなかった。
 少ない凶器攻撃は代用可能ですし、
 実況席葬もなくルールから想像するハードコア度を明らかに下回る内容です。
 またレフェリーを気絶させれば通常ルールでも出来るリキシの介入失敗スポットは
 それが無くても王座移動を演出できる事をカートが試合の中で示していますからね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/26/09)

DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

GHHHvs.ク リス・ベノワ
  組むとHHHがコーナーに押し込む。
  体勢を入れ替えあう。
  ベノワが蹴りを入れるもHHHはベノワをコーナーに押し込む。
  ロープに脚を絡め蹴りつける。
  殴り倒す。
  ベノワの蹴りを受け止めると延髄切りを避ける。
  ベノワの脚をマットに叩きつける。
  もう1回。
  エプロンに脚を叩きつける。
  鉄柱にもぶつける。
  エプロンに叩きつける。
  リングに戻ると膝裏にチョップ・ブロック。
  脚にエルボー・ドロップを叩き込んでいく。
  ロープの上に脚にのせるとエルボー・ドロップ。
  ベノワを起こすとターン・バックルにぶつける。
  ロープに脚をかけニー・ドロップ。
  脚を引っ張り中央に戻すと回転して脚を引っ張る。
  ニー・クラッシャー。
  もう1発狙う。
  ベノワがサンセット・フリップに返そうとする。
  HHHは逃れるとドロップ・トー・ホールド。
  インディアン・デス・ロックを決める。
  ムタ・ロック。
  殴りつけるとロープに振ろうとする。
  防いできたベノワにクローズラインを狙う。
  ベノワは避けると場外へのバック・ドロップにいく。
  もつれて両者落下。
  HHHがぺディグリーを狙う。
  ベノワが両足を掴んで倒し鉄柱へのスリング・ショット。
  鉄階段にHHHをぶつける。
  HHHを蹴りつけるとリングに戻す。
  殴りつけチョップ。
  HHHが殴りつける。
  ベノワが殴りつけていく。
  ロープに振ろうとする。
  HHHが振り返すとショルダー・スルーを狙う。
  ベノワがアーム・バー・テイク・ダウン。
  蹴りつける。
  肩からターン・バックルにぶつける。
  ハンマー・ロックを決めた状態でバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  蹴りつけるとハンマー・ロックを決めた状態でノーザンライト。カウント2。
  蹴りつけるとロープに振る。
  クローズラインを決める。
  HHHが場外に転がり出る。
  ベノワが後を追う。
  HHHは近づいてきたベノワを蹴りつけると鉄階段にぶつける。
  殴りつけ突進。
  ベノワが実況席へのスタンガン。
  リングに戻す。
  スナップ・スープレックスを決めカバー。カウント2。
  アーム・ロック。
  HHHは体を起こすと殴りつける。
  ベノワがアーム・ドラッグで放す。
  変形アーム・バー。
  放して起こすとハンマー・ロック状態からのバック・ドロップ。
  ダイビング・ヘッド・バッド。
  中央に引っ張ろうとする。
  HHHがインサイド・クレイドル。カウント2。
  ベノワが蹴りつける。
  殴りつけブレーン・バスターを狙う。
  HHHは後ろに着地するとリバース・ブレーン・バスター。
  両者ダウン。
  ベノワが殴りつけようとする。
  HHHはガードすると殴りつける。
  ベノワが殴りつけようとする。
  HHHはガードすると殴りつける。
  殴りつけていく。
  ロープに振るとクローズラインへ。
  避けられるもハイ・ニーを決める。
  ベノワのクローズラインを避けるとネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  コーナーに振ろうとする。
  ベノワが振り返し突進。
  HHHはカウンターで蹴りを入れるとコーナーにのせる。
  スーパープレックスを決める。
  カバーしにいくがカウント2。
  HHHが殴りつけようとする。
  ベノワが避け殴りつけようとする。
  HHHは避けると蹴りつけぺディグリーを狙う。
  ベノワがリバース・スープレックスに切り返す。
  ジャーマン。
  2発。
  3発目を狙う。
  HHHはバック・エルボーを入れるとロープに走る。
  ベノワがバックを取りドラゴン・スープレックス。
  HHHがロープに脚をかける。
  ベノワがドラゴン・スープレックスを決めるもカウントは2。
  ロープに振るとショルダー・スルーを狙う。
  HHHがフェイス・バスターに切り返しロープに走る。
  ベノワがクロス・フェイスに捕らえる。
  上体を起こしたHHHを殴りつけて地に伏せさせる。
  HHHは上体を起こすとベノワの腕を外す。
  そのまま担いでデス・バレー・ドライバー。
  ステフが現れる。
  ベノワにロープ越しにビンタ。
  HHHが振り向いたベノワに蹴りをいれぺディグリーを狙う。
  ベノワが逃れクロス・フェイスを狙う。
  耐えるベノワを殴りつけクロス・フェイスを狙う。
  HHHは耐えると殴りつけぺディグリーの体勢。
  ベノワが逃れクロス・フェイスを狙う。
  耐えるHHHを殴りつける。
  HHHは体勢を変えるとロー・ブロー。
  ぺディグリーをきめ1,2,3!
  HHHの勝利!


HWWF王座戦、ノーDQ:ザ・ロック(ch)vs.カート・アングル
  ステフがザ・ロックの気を逸らす。
  その隙にカートが殴りかかる。
  殴り倒していく。
  ザ・ロックが場外に転落。
  カートはあとを追うとフェンスや実況席に叩きつける。
  もう1発。
  椅子を手にすると叩きつける。
  リングに戻す。
  殴りつけロープにザ・ロックの喉を押しつける。
  レフェリーが注意して放す。
  カーとがザ・ロックをロープに振ろうとする。
  ザ・ロックは振り返すとクローズライン。
  殴りつけるとロープに振るとサモアン・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  カートがたまらず逃げていく。
  ザ・ロックが後を追っていき後頭部にクローズライン。
  フェンスにぶつける。
  機材にぶつける。
  セットにぶつける。
  裏からセットにぶつける。
  柵に叩きつける。
  機材にぶつけようとする。
  カートが振り返してザ・ロックを機材にぶつける。
  起こすと後頭部にエルボーを叩き込む。
  フェンスに叩きつけ蹴りつける。
  ザ・ロックが腹にパンチ。
  ザ・ロックのポップをかぶせ殴りつける。
  カートが近づいてきたザ・ロックを殴りつけリングに戻す。
  蹴りつけていく。
  喉に足を押し当てる。
  レフェリーが注意している隙にステフがザ・ロックをロープに押しつける。
  カートは殴りつけるとコーナーに振りハイ・ニーへ。
  ザ・ロックは避けると脚を蹴りつける。
  場外に下りるとカートを引っ張り股間を鉄柱にぶつける。
  椅子を手にするとカートの脚に叩きつける。
  もう1発。  
  リングに戻る。
  カートが蹴りつけていく。
  ザ・ロックは受け止めるとドラゴン・スクリューからシャープ・シューター。
  ステフがエプロンに上がりレフェリーの注意を引く。
  カートがタップするもレフェリーは見ていない。
  ザ・ロックは放すとステフを捕まえようとするもステフが一足早く場外に下りる。
  ザ・ロックは一度あきらめるも場外に下りて追っかけまわす。
  ステフがリングに入る。
  追うザ・ロックにカートがベリー・トゥー・ベリー。
  エプロンに寝かせると胸にエルボーを落としていく。
  リングに戻ると殴り倒す。
  起こすと殴りつけようとする。
  ザ・ロックはガードすると殴りつけロープに走る。
  カートがクローズラインを狙う。
  避けられるもフライング・フォア・アームズを決めカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  レフェリー・チェックが入る。
  ザ・ロックは3度目で腕を上げると起き上がる。
  殴りつけて逃れるとロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  カートが蹴り上げ突進。
  ザ・ロックはかわすと同時に場外に投げ捨てる。
  フェンスにたたきつけようとする。
  カートが防いで逆にたたきつける。
  もう1発。
  持ち上げてフェンスの上に落とす。  
  鉄階段に振ろうとする。
  ザ・ロックが振り返し鉄階段にぶつける。
  実況席に叩きつける。
  水を飲むと吹きかける。
  実況席に叩きつけようとする。
  カートは防ぐと逆に叩きつける。
  鉄柱にぶつけリングに戻す。
  ステフがリングにベルトを入れる。
  ステフがレフェリーの注意を引いている隙にカートがベルト攻撃を狙う。
  ザ・ロックが避けロック・ボトムを狙う。
  カーとがバック・エルボーで防ぐ。
  ベルトを手にして叩きつける。
  カバーするもカウントは2。
  コーナー上へ。
  ザ・ロックがロープ走りカートの体勢を崩す。
  殴りつけるとスーパープレックス。
  カートは目元から出血。
  ザ・ロックがカバーするもカウント2。
  ロープに振ろうとする。
  カートが防いでジャーマン。
  ステフがカバーするよう言うがカートはコーナーにのぼりムーンサルトへ。
  避けられ自爆。
  両者ダウン。
  カートが殴りつけようとする。
  ザ・ロックはガードすると殴りつけていく。
  ロープに振ろうとする。
  カートが振り返しクローズラインへ。
  ザ・ロックは巻きついてDDT。
  カバーするがカウント2。
  カートがサミング。
  ロープに振ろうとする。
  ザ・ロックが振り返しベリー・トゥー・ベリー。
  スパイン・バスターを決める。
  ピープルズ・エルボーの体勢に。
  ステフが入ってきてザ・ロックの正面に立ちビンタを狙う。
  ザ・ロックは避けるとロック・ボトム。
  その隙にカートは場外に逃げている。
  ザ・ロックは続いてステフにピープルズ・エルボーを狙う。
  カートがリングに戻り後ろからザ・ロックにクローズライン。
  蹴りつけていく。
  HHHが入ってくる。
  カートを殴りつけ場外に落とす。
  ザ・ロックがHHHを振り向かせる。
  HHHは蹴りを入れるとぺディグリー。
  ステフを担いで去っていく。
  カートがリングに戻りカバー。カウント2。  
  殴りつけていく。
  ロープに振ろうとする。
  ザ・ロックは防ぐと蹴りをいれDDT。
  カバーするもカウント2。
  カートが場外に転がり出る。
  ザ・ロックは後を追うと鉄階段に叩きつけリングに戻す。
  リングに入るがまたカートが場外に出る。
  ザ・ロックが後を追いリングに戻す。
  リングに入るもカートがまた場外に転がり出る。
  ザ・ロックが追い実況席に叩きつけリングに戻す。
  リキシが現れる。
  カートがまた場外に転がり出る。
  カートがリキシを殴りつける。
  リキシは殴り返すとカートをリングに入れる。
  ザ・ロックは殴りつけていく。
  後ろで手を上げて殴りつける。
  カートがロー・ブロー。
  ザ・ロックは苦しみにもだえるも近づいてきたカートにロック・ボトム。
  何とかカバーにいくがカウント2。
  リキシがリングに入りヒップ・アタックを狙うもカートはザ・ロックを身代わりにする。
  スーパー・キックを狙うも避けられザ・ロックに誤爆。
  スーパー・キックを狙う。
  カートは避けるとアングル・スラム。
  ザ・ロックにもアングル・スラムを決め1,2,3!
  カートが新チャンピオンに!
  カートはすぐ場外に避難。
  ベルトをもらうと泣いて喜ぶ。

試合結果

@ダッドリー・テーブル・インビテーショナル:ダッドリー・ボーイズvs.ライト・トゥー・センサーvs.ロー・ダウンvs.タズ、レイヴェンvs.トゥー・クール
Aアコライツ、リタvs.T&A、トリッシュ(ダブルDQ)
Bケージ・マッチ:クリス・ジェリコvs.X-Pac
Cバル・ヴィーナス、スティーブン・リチャーズvs.ビリー・ガン、 チャイナ
Dノー・ホールズ・バード:スティーブ・オースチンvs.リキシ(ノー・コンテスト)
Eヨーロピアン王座戦:ウィリアム・リーガル(ch)vs.ミデオン
Fタッグ王座戦:ハーディ・ボーイズ(ch)vs.ロス・コンキスタドールズ(新 チャンピオン!)
GHHHvs.クリス・ベノワ
HWWF王座戦、ノーDQ:ザ・ロック(ch)vs.カート・アングル(新チャンピオン!)