TOPアメリカン・プロレスWCW TV Matches→ WCW:TV Matches Special Edition:Do you want Reviews? part.3

WCW:TV Matches Special Edition:Do you want Reviews? part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@リック・フレアーvs.アーン・アンダーソン(Nitro 10/2/95)
 細かな一進一退。
 長らく一緒にやってきただけに良く分かっていますね。
 
 ロープ・ワークを上手く混ぜながら
 次々にアクションが繰り広げられていますね。
 
 大小スポットは全体統率の中で再定義しつつ駆け抜けました。

 最後はピルマンの乱入でしたが充実。

 平均的な良試合。
 (執筆日:12/?/20)

Aスティングvs.ディーン・マレンコ(Nitro 11/13/95)
 スティングが雄たけびを上げてボディ・リフトを見せたら
 すぐにマレンコが脚攻めで試合の主導権を握ります。

 試合時間がないのも分かるのですが、
 TVプロレスとしてはもう少し賑やかしてからという気もしますね。

 その後もマレンコが押せ押せ。
 マレンコの意図を観察するのは興味深いし、
 彼の美しいジャーマンも観られるのですが、
 当時の格付けを考えた時にこの偏ったバランス、フィニッシュに
 首を傾げる内容でもありますね。
 そちらの方が気になってしまったり。
 
 平均レベル。
 (執筆日:2/?/21)

Bダスティン・ローデスvs.ジェイク・ロバーツ(Saturday Night 9/26/92)
 試合展開数は少ないものの
 ダスティンが適切な組み立てを見せ、
 ジェイクは良い受けを見せます。

 ジェイクが足を痛めた振りから反撃。
 千両役者っぷりを見せつけましたね。
 ダスティンもハード・バンプを見せています。

 TV放送の域を抜けないものの
 両者のポテンシャルが垣間見える内容でした。

 まあまあ良い試合。
 (執筆日:7/?/21)

C3本勝負:グレート・ムタvs.ブラッド・アームストロング(Saturday Night 5/30/92)
 オーソドックスなプロレス。
 ヘッド・ロックをかけて動かして戻して。
 ムタの独特の間使いはありますが、
 キャラクター・プロレスは最小限になっています。

 3本勝負になっていますが、
 特に試合展開にストーリーは用意されておらず、
 古典的プロレスをやってみよう、という意図だったようです。

 その点で興味深かったし堅実ではあったものの試合として伸びる要素も少なかった。

 平均より少し上。
 (執筆日:7/?/21)

Dクリス・ベノワvs.キャニオン(Thunder 12/10/98)
 張り合う展開かと思いきや
 ベノワのハードな打撃にキャニオンが黙ります。

 スーパープレックスも早々に繰り出されますが、
 とにかく試合が進まない。
 上記のように大技も出ているので退屈極まりないですね。

 攻守入れ替わっても何も変わりません。

 最後はレイヴェンの乱入ですが、
 そのキャラの関係上ゆっくり歩いて出てくるのでサプライズ感もなく…。
 
 悪い試合。
 (執筆日:10/?/21)

Eバフ・バグウェル、クリス・ベノワ、ディーン・マレンコ、ペリー・サターンvs.リック・フレアー、ロディ・パイパー、DDP、キャニオン(NITRO 6/14/99)
 リングに入るなり大乱闘。
 ラフ要素押し出して軍団対決っぽさを出しています。

 フレアー、パイパーがリードして賑やかし、
 ベノワが孤立役を担いますが、
 この人数ですから介入されずに戦える領域が狭く、
 表面的な攻防から深くなっていくのは難しい状況がありました。

 最後のまとめ役がバグウェルというのが当時の世相を反映しており、
 ファンからすると何故この面子でバグウェルなんだという感想ですよね…。

 平均レベル。
 (執筆日:10/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リック・フレアーvs.アーン・アンダーソン(DQ)(Nitro 10/2/95)
Aスティングvs.ディーン・マレンコ(Nitro 11/13/95)
Bダスティン・ローデスvs.ジェイク・ロバーツ(Saturday Night 9/26/92)
C3本勝負:グレート・ムタvs.ブラッド・アームストロング(2-0)(Saturday Night 5/30/92)
Dクリス・ベノワvs.キャニオン(Thunder 12/10/98)
Eバフ・バグウェル、クリス・ベノワ、ディーン・マレンコ、ペリー・サターンvs.リック・フレアー、ロディ・パイパー、DDP、キャニオン(NITRO 6/14/99)