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WCW:TV Matches 1998 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 クルーザー級王座戦:フベントゥー・ゲレラ(ch)vs.ビリー・キッドマン(9/14/98)

クルーザー級王座戦:フベントゥー・ゲレラ(ch)vs.ビリー・キッドマン(11/16/98)

@クルーザー級王座戦:フベントゥー・ゲレラ(ch)vs.ビリー・キッドマン(9/14/98)
 キッドマンに非常に感心した一戦でしたね。
 コーナー・ワーク、ロープ・ワークを上手く組み合わせての
 スピード感ある展開もそうですが、それをフレアーみたいに受けの誘導から作り上げているのがにくい。
 手の合うフービーとのカウンター合戦がそこに+され非常にスリリングな内容になっています。
 前半が画期的な分、後半がやや正道すぎて印象は落ちましたが
 キッドマンは落としもしっかりこなしているし、
 終盤の攻防は観客の物凄い盛り上がりを生んでいましたね。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:7/2/10)

Aクルーザー級王座戦:ビリー・キッドマン(ch)vs.フベントゥー・ゲレラ(10/26/98)
 フービーが勢いのある攻めを見せていますが
 攻めのパートが長く大まかな構築になっていますね。
 キッドマンも適切なカウンターでひっくり返してはいますが試合時間も短いし、これでは物足りないですよ。
 World War Threeでも戦うならここでリマッチを実現させなくても良いのにね。
 まあ、この時点では他を当てようと適当に考えていたのだろうけど。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:7/2/10)

Bクルーザー級王座戦:フベントゥー・ゲレラ(ch)vs.ビリー・キッドマン(11/16/98)
 前回は挑戦性から勢いで押していったけど
 今回は落ち着いて基本路線で勝負しています。
 スポットでは思いっきり技を打ちながら、
 その高揚感に酔わずに落とす所は落とす。
 ダイブの使い方などぴたりとはまった適切な構築が目立ちますね。
 またキッドマンは相変わらず受けで試合を作っていますね。
 試合を重ねた事によって得た安定感で仕掛けに頼る事なく等身大の実力だけで激戦を生み出しました。
 試合後のノー・サイドも雰囲気に合っていますね。
 2人はこの試合を為した事に自信を持ってよい。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:7/2/10)

Cブレット・ハートvs.ディーン・マレンコ(Nitro 11/23/98)
 ブレットができることがかなり限られていることは立会いからも分かります。
 それでもシンプリシティーを追及している。
 どこまで本物に近づけるか、どこまで真剣味を出せるか、
 2人はそこで勝負して戦えています。
 攻守の入れ替えのタイミングも適切で見応えがあった。
 中々良い試合。

Dクリス・ジェリコ、エディ・ゲレロvs.クリス・ベノワ、ディーン・マレンコ(Brian Pillman Tribute Show 11/29/98)
 ピルマンのトリビュートですが、
 いつもと変わりなくプロレスを追及することで追悼。
 TVとは違って試合時間を与えられてるので
 積み重ね量で浸透させていきます。
 ベノワの孤立シーンでは
 ゲレロ、ジェリコが腹狙いで筋を通したり、
 連携技で盛り上げています。
 タッチ成功後は必殺技交えてトルネード・タッグのような攻防。
 普段の不満を解消してましたね。
 ただ彼らの上手さという点では
 もっと活かす方法があったでしょうね。
 試合時間があるからこそ悪い意味でのゆとりもあった。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:3/?/19)

Eレイ・ミステリオ、ビリー・キッドマンvs.エディ・ゲレロ、フベントゥー・ゲレラ(12/28/98)
 初っ端エディが驚く程キビキビとした動きで観客の感心を惹きつけます。
 中盤は彼らの能力を考えるとセーブされた印象。
 エディとフービーの認めつつも慣れ合わない関係性を見せる事で攻防が止まるし、
 ミステリオの孤立ではキッドマンがやたらカットしミステリオへの感情移入を殺いでいる。
 しかしこの試合はそれを補ってあまりある程創造的です。
 CM前のリングを十字に使った4人でのスポットは極めて独創的ですし、
 終盤は後のインディーを思わせるようなダイナミックな合体技が繰り出されました。
 中々良い試合。