WCW:TV Matches 1992の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ダスティン・ローデスvs.アーン・アンダーソン(1/4/92)
テクニカルな装いを与えながら
アーンが調整した受けで、一進一退が光ります。
比較的早い段階でダスティンのダイビング・クローズラインまで炸裂。
アーンが場外で間を置いたのでここから主導権を取り戻すかと思いきや
ダスティンが逆にアーンの脚を鉄柱にぶつけ足攻めという展開。
上手く盛り上げていますが一方的な展開でやるには少々長すぎました。
アーンがスパイン・バスターを決めようやく反撃開始。
持ち技を反撃の初手におきながら
じっくり試合を運べるところが素晴らしいですね。
ボリュームたっぷりに盛り上げました。
最後は介入絡みながら充実の一戦。
中々良い試合。
(執筆日:4/1/12)
Aスティング、バリー・ウィンダム、リッキー・スティムボートvs.リック・ルード、アーン・アンダーソン、、リッキー・モートン(Saturday Night 2/22/92)
豪華な8人タッグ。
いきなり殴りあいで始めると
ルード組が介入、控え受けで盛り上げていきます。
後半はダスティン孤立。
ルード組の試合運び、スティングの控えの抗議、
ダスティンの表現により盛り上がりましたね。
最後はダスティンがアトミック・ドロップを食らいつつもタッチ。
この特殊なタッチの方法により
ヒール4人がリングの中に同時にいて控え受けを行なうという
ありそうでなかったシーンへと自然に転換しました。
少々表面的でありながら相当に派手で楽しめる内容。
中々良い試合。
(執筆日:4/1/12)
BTV王座戦、3本勝負:スティーブ・オースチン(ch)vs.バリー・ウィンダム(Saturday Night 5/9/92)
レスリングは思ったよりたいしたこと無かったが、
そこからの打撃、ロープ振っての技はスケールが大きい
技の使い方も適切で1本目はスーパープレックスできっちり締めてきました。
2本目はオースチンがスタンガンを決め1−1。
3本目は観客を煽るとベルト攻撃をかわしての丸め込みでフィニッシュ。
確かに良い流れだけどありきたりですね。
普通の内容でまあまあ良い試合程度。
(執筆日:3/4/11)
C3本勝負:リッキー・スティムボート、ダスティン・ローデス、ニキタ・コロフvs.アーン・アンダーソン、ラリー・ズビスコ、ボビー・イートン(5/23/92)
まずはスティムボートが珍しく相手のレスリングに対する切り替えしでアピール。
ダスティンのリズムある攻めに繋げます。
これに対しアーンがリーダーとしてじっくり間を取ったストーリーを生み出す受けで対応。
イートンも控え受けで盛り上げます。
ブラインド・タッチからダイビング・クロス・ボディという素晴らしいフィニッシュで1本。
2本目は繋ぎなのでフィニッシュ・オンリーに近い。
控えが投げ入れた凶器をダスティンが奪いそれで殴ってDQ。
3本目はスティムボートを孤立させて。
負傷している鼻を攻めるアイディアは良いものの
追い込みは特になく手を抜いてしまったか。
コロフも中途半端な役割だったし、もう少し出来た印象です。
平均的な良試合。
(執筆日:3/16/11)
Dタッグ王座戦:スティーブ・ウィリアムス、テリー・ゴディ(ch)vs.バリー・ウィンダム、ダスティン・ローデス(10/3/92)
(途中から)
孤立している相手がウィンダムという体格のある選手ということで
殺人魚雷が技を大きく見せつつもテンポ良く叩き込んでいきます。
タッチしたダスティンの勢いを止める老獪さも良いですね。
当時のダスティンは自分の役回りを良く分かっていて
限定的に試合に関わりつつその部分を全力でこなしている。
終盤のの控えの関わったまとめ方も良く、王座交代劇として十分。
PPVでやっても良い内容でした。
中々良い試合。
(執筆日:4/1/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ダスティン・ローデスvs.アーン・アンダーソン(1/4/92)Aスティング、バリー・ウィンダム、リッキー・スティムボートvs.リック・ルード、アーン・アンダーソン、、リッキー・モートン(Saturday Night 2/22/92)
BTV王座戦、3本勝負:スティーブ・オースチン(ch)vs.バリー・ウィンダム(新チャンピオン!)(2-1)(Saturday Night 5/9/92)
C3本勝負:リッキー・スティムボート、ダスティン・ローデス、ニキタ・コロフvs.アーン・アンダーソン、ラリー・ズビスコ、ボビー・イートン(2-1)(5/23/92)
Dタッグ王座戦:スティーブ・ウィリアムス、テリー・ゴディ(ch)vs.バリー・ウィンダム、ダスティン・ローデス(新チャンピオン!)(10/3/92)