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WCW:TV Matches 1984の分析


名勝負 NWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボート(Night of Champions 5/29/84)
好勝負 ファンタスティックス(ボビー・フルトン、トミー・ロジャース)vs.ミッドナイトエクスプレス(ボビー・イートン、デニス・コンドリー)(8/31/84)

@タッグ王座戦:ロックン・ロール・エクスプレス(リッキー・モートン、ロバート・ギブソン)(ch)vs.ミッドナイト・エクスプレス(ボビー・イートン、デニス・コンドリー)(NWA 5/11/84)
 R&Rがヘッド・ロックの際に
 髪を掴んで離さず韻を踏んだり、
 セコンドへの技でスポットを倍化させたり。
 仕草やちょっとしたことでのシチュエーションの補強も見事ですね。

 MNEも小狡くヒートを買い続けました。
 MNEがズルをしているからといって
 控えのモートンがリングに入ってギブソンを救い出すと同時に自陣に投げて無理くりタッチするのは
 終わりよければ全てよしが過ぎて乱暴な気はしますが、
 数え歌の初戦から上質な内容に仕上がっていました。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:2/?/25)

ANWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボート(Night of Champions 5/29/84)
 フレアーの歩き方は完全にコントロールされている。
 リッキーと理解していてどこまで踏み込むか、踏み込めるか同じイメージを抱くことが出来ている。
 まずは上質なレスリングをまったりと。
 リッキーの基本的なムーブを大きく見せます。
 基本ヘッド・ロック決めているだけの展開なのに
 そのタイミング、変化、立体感だけでここまで面白くなるとは相変わらず驚きですね。
 密着していようと仕切って離れても2人の間の緊密度が変わりません。
 これまでの手合わせの経験も完全に+の形で利用されています。
 またスリーパー、スタンガンやボディ・リフト、これらの技の性質を完全に理解している。
 レスリングをベースに全ての技を最大の意味性、効果と共に織り交ぜる。
 これがリッキーXフレアーです。
 面白すぎて笑ってしまいます。
 終盤4の字を決めた後がそれまでと比べるとやや雲散霧消しているように思えましたが
 最後はばっちし決めるし、幸せな30分間でした。
 89年の4連戦と比べても遜色ない内容です。
 文句なしに名勝負。
 (執筆日:3/17/11)

Bロックン・ロール・エクスプレス(リッキー・モートン、ロバート・ギブソン)、ジム・デュガンvs.ミッドナイト・エクスプレス(ボビー・イートン、デニス・コンドリー)、エルニー・ラッド(NWA 6/8/84)
 エルニーとジムのビッグ・マンが入ることで
 小気味の良いテンポ感にアクセントが加わっていますね。

 少し改善すべき単調な所もありますが、
 概ねトリオとして狙いは成功しています。

 モートン孤立からのホット・タッグでフィニッシュへ。
 カオスな中で一気に持って行く流れが形作られてきていますね。

 中々良い試合。
 (執筆日:2/?/25)

Cファンタスティックス(ボビー・フルトン、トミー・ロジャース)vs.ミッドナイトエクスプレス(ボビー・イートン、デニス・コンドリー)(8/31/84)
 タッチ絡めた序盤の盛り上げは見事ですね。
 縦横ローブの混ぜ方、コルネットのヘタレっぷりも晒して
 テクニックとエンターテイメントが最上級で融合されています。

 本当に無駄なく効率的に積み重なれた流れ。

 孤立時の受け姿の見せ方も良く、
 そこからのホット・タッグで勢いをつけてそのままフィニッシュ。

 当時のベスト・タッグが初対決にして、
 最高の化学反応を見せてくれました。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:2/?/25)