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WCW:TV Matches 1983の分析


名勝負 なし
好勝負 US王座戦:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ロディ・パイパー(7/9/83)

NWA王座戦:ハーリー・レイス(ch)vs.リック・フレアー(8/31/83)

@タッグ王座戦、ケージ・マッチ:ドン・ケンドール、サージェント・スローター(ch)vs.リッキー・スティムボート、ジェイ・ヤングブロッド(Final Conflict 3/12/83)
 序盤リッキー、ジェイがレスリングによる支配で韻を踏んで構築。
 ドン、サージが受け手として何もしないのが残念ですね。
 ラフ・ファイターなので苦手な領域なのでしょうけど。
 中盤の孤立にいく前に序中盤があったのは良かったですね。
 相手の陣営に引きずり込まれながらも攻撃して脱出、
 盛り上がる技を決めて優位性をアピールしており、秀逸な繋ぎです。
 中盤はリッキーの孤立。
 ここでもドン、サージの捕まえ方は褒められたものではなく緩めです。
 しかし要所ではしっかりケージや飛び技を使っています。
 全体的な展開作りに関しては上手いですね。
 終盤はトルネード気味に盛り上げました。
 最後控えがリングのカバーを入れ替えるフィニッシュだったのはちょっと物足りなかった。
 密度ではなく試合時間で勝負しクオリティを稼いできました。
 中々良い試合。
 (執筆日:3/16/11)

AUS王座戦:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ロディ・パイパー(7/9/83)
 11月のドッグ・カラー・マッチに繋がる前戦です。

 パイパーは持ち前の荒々しいムーブがを見せますが、
 ポイントで見せる間がより魅力的に見せていますね。

 グレッグもジャストに合わせた受け身に
 間を取っての雰囲気UPと素晴らしいワーク。

 遺恨のリアリティーは完璧で
 パイパーからは怖さが伝わってきます。

 最後も裁定自体はDQでしかないですが、
 この試合の帰結の表現としては素晴らしくて、
 有名なドッグ・カラーよりもエネルギー量は上だった印象すらあります。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:2/?/25)

BNWA王座戦:ハーリー・レイス(ch)vs.リック・フレアー(8/31/83)
 妙に立会いの趣がないものの内容自体は素晴らしい。
 レイスは自分のペースに持ち込む技としてヘッド・バッドを叩きこみ、
 一方でヘッド・バッド・ドロップは強力な技として避けられます。
 見事な得意技としての見せ方です。
 フレアーもチョップの使い方として相変わらず繊細な手綱引きですね。
 両者の試合運びは道化的な所があるのに、
 あそこまでリアリスティック且つハードに感じられるのは見事です。
 スポットへの持って行き方が素晴らしい故ですね。
 賞金首ストーリーにより、乱入を防ぎに来たはずのボブ・オートンが裏切りというエンドは少し残念でしたけど。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:11/6/09)