TOPアメリカン・プロレスWCW 1996年→WCW:Clash of the Champions XXXIII 8/15/96

WCW:Clash of the Champions XXXIII 8/15/96の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@クルーザー級王座戦:レイ・ミステリオ(ch)vs.ディーン・マレンコ
 ミステリオがその場面で出せる技を瞬時に導き出して行うので目の離せない内容になっています。
 ただマレンコがやや受け手に回りすぎで、
 とめるべき時はインパクトを持って止めなくてはいけませんね。
 最後のフィニッシュ・シーンが視覚的にインパクトがあるので特に問題ではないけど。
 まあまあ良い試合。
 
Aジム・デュガンvs.VKウォールストリート
 ウォールストリートはマイク・ロトンドです。
 96年とは思えないカードですね。
 見所を生み出すことはできていません。
 ひどい試合。
 
Bコナンvs.ウルティモ・ドラゴン
 同じルチャとはいえ体格差がある。
 それは分かるが良くこんな微妙な内容とひどいフィニッシュが出来るね。
 ひどい試合。

Cランディ・サベージvs.メング
 サベージはNitroでホーガンにやられたために姿を現さず不戦敗。

Dメデューサvs.ブル中野
 戦える実力差ではないですね。
 一番強く見せた技がメデューサでもブルのでもなくオノの蹴り、ってどういう事。
 ひどい試合。

Eエディ・ゲレロvs.DDP
 構成的には特に褒める事もないが
 他と比べるとエディもDDPも自分のやるべき事は分かっている。
 少し悪い試合。

Fザ・ジャイアントvs.クリス・ベノワ
 ドロップ・キックとチョーク・スラムだけで終わり。
 チョーク・スラムが両膝をつく変形Verで迫力はあったからスカッシュ・マッチとしては良いが
 ベノワ相手にやらんでくださいよ、と。

Gタッグ王座戦、4コーナー・マッチ:ハーレム・ヒート(ch)vs.スティング、レックス・ルガーvs.スタイナー・ブラザーズ
 ただの技見せ中毒です。
 最後はスコットがブックからカウント3かと思いきや
 外でアウトサイダーズがスティング、ルガーを襲っているから反則、というnWoらしい終わり方です。
 ひどい試合。

HWCW王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.リック・フレアー
 体が頭についていかなくても問題ありません。
 だって観客の事なんて考えず適当にやっているし乱入で切り上げるのだから。
 ひどい試合です。

総評
 nWoパワーでボロボロ。
 (執筆日:6/13/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@クルーザー級王座戦:レイ・ミステリオ(ch)vs.ディーン・マレンコ
Aジム・デュガンvs.VKウォールストリート
Bコナンvs.ウルティモ・ドラゴン
Cランディ・サベージvs.メング(不戦勝)
Dメデューサvs.ブル中野
Eエディ・ゲレロvs.DDP
Fザ・ジャイアントvs.クリス・ベノワ
Gタッグ王座戦、4コーナー・マッチ:ハーレム・ヒート(ch)vs.スティング、レックス・ルガーvs.スタイナー・ブラザーズ(DQ)
HWCW王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.リック・フレアー(DQ)