TOPアメリカン・プロレスWCW 1995年→WCW:Starrcade-World Cup of Wrestling 12/27/95

WCW:Starrcade-World Cup of Wrestling 12/27/95の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間40分です。

WCW対新日の対抗戦が組まれています。
新日勢は初登場の顔もあり盛り上がりは悪いです。

@クリス・ベノワvs.獣神サンダーライガー
 新日のビッグ・カードがオープニングで行われるとは豪華ですね。
 しかし試合はというと序盤で大技を打つも
 簡単に仕切り直して効果を無くしてしまうて、いまいちな立ち上がり。
 バック・ドロップ1発でベノワが攻めを握ったり
 ライガーの反撃初手がロメロ・スペシャルだったりして・・・。
 一応分かる事は分かるんですよ。
 ライバル関係にあって見えているのが正しい情勢じゃないですからね。
 でもそれは見せないといけない事だよね。
 少なくともそのライバリティーの雰囲気は作らないといけませんでした。
 流石にスーパープレックス後のカウント2の攻防は見応えがあったけれど
 基本的に期待外れといって良い内容。
 平均より少し上。
 (執筆日:10/9/09)

A金本浩二vs.アレックス・ライト
 安全策でそれぞれのスタイルを
 同じような形に近づけて試合を作りました。
 特別な物はないけれどこんな物でしょう。
 平均より少し上。 
 (執筆日:10/9/09)

D大谷晋二郎vs.エディ・ゲレロ
 唯一素晴らしい対抗戦になりました。
 大谷がヒールを意識して動き、
 相手への一発に対して慎重に構えたため
 硬い攻防も対抗戦の雰囲気の中に取り込まれました。
 これで盛り上がらなかった観客はおかしいですね。
 2人にまったく落ち度はありません。
 中盤は重ねがけで舞台を作ると
 終盤はその上で軽やか且つ緊張感あるダンス。
 見事です。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/9/09)

2試合目が控えているルガーやスティングの試合はそれ程ではない。
マレンコやアンダーソン、ピルマンとか使えば良いのに。

残りのWCW王座絡みの2試合も悪い。
8試合目はなぜか27分もかけています。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

@クリス・ベノワvs.獣神サンダーライガー

  ライガーは畳み掛けるように攻撃していき
  場外のベノワにエプロンからのトペ・アトミコ。
  試合はライガー・ペースで続く。
  ベノワはバック・ドロップ1発で形勢を逆転させる。
  ジャーマン・スープレックス・ホールドを決める。カウント2。
  ライガーが反撃しキャメル・クラッチに捕らえる。
  ベノワはエレクトリック・チェアーに返すとツームストンを狙う。
  ライガーは体勢を入れ替えリバースDDT。
  コーナーに登っていくも
  ベノワが捕らえてスーパープレックス!
  続けてダイビング・ヘッド・バッドを狙うも避けられ自爆!
  ライガーがパワー・ボムを決めるもカウントは2!
  ベノワは連続ジャーマンからパワー・ボム。
  そしてダイビング・ヘッド・バッド!
  サリバンが乱入してくる。
  サリバンに気を取られたベノワに
  ライガーがハリケーン・ラナを決めカウント3。


D大谷晋二郎vs.エディ・ゲレロ

  エディが迫るも大谷は自分のタイミングじゃないと組むつもりはない様子。
  組むとエディがヘッド・ロック。
  大谷が腕を取って倒す。
  起き上がったエディを髪をつかんで倒す。
  アーム・ドラッグで倒そうとするもエディが抵抗。
  大谷が顔に手をかける。
  エディが後ろに逃れて仕切りなおし。
  組むと大谷がロープに押し込む。
  離れる際顔に手を当てる。
  脚を取りにいく。
  エディはけんけんすると延髄切り。
  追撃を狙うも大谷はロープをつかんで離れない。
  エディは大谷にスナップ・メアを決めると顔の上で回転。
  大谷は脚を取って倒すとハーフ・ボストン・クラブを狙う。
  エディはこらえると脚を取って倒しチン・ロック。
  大谷は起き上がるとバック・エルボー。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  背を通って着地したエディにモンキー・フリップ。
  クローズラインへ。
  エディは避けると蹴りつけロープに振ろうとする。
  振り返されるもハリケーン・ラナ。
  大谷が場外に逃れて間をおく。
  リングに戻る。
  エディが組むと見せかけドロップ・キック。
  ボディ・スラム。
  ヒーロを決める。
  ボストン・クラブ。
  大谷がロープをつかむ。
  エディは背中を蹴りつけると起こす。
  パワー・ボム。カウントは2。
  ブレーン・バスター。
  カバーするもロープに脚がかかる。
  エディは大谷をコーナーに振りクローズライン。
  コーナーに振り突進。
  大谷は一回転してエプロンに出てエディをコーナーに衝突させるとスプリングボード式ドロップ・キックで落とす。
  スプリングボード式ボディ・アタックで追撃。
  エディを踏みつけてアピール。
  リングに戻す。
  ロープに振りドロップ・キック。
  髪をつかんで起こそうとするも注意される。
  喉を踏みつけ注意される。
  ロープにのどを押し付け注意される。
  カウント4で止め繰り返す。
  ストンピング。
  キャメル・クラッチ。
  顔に手をかける。
  チン・ロック。
  エディは起き上がるとバック・エルボー。
  バック・ドロップを決める。
  カバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  大谷は後ろに着地するとジャーマン。カウントは2。
  スプリングボード式スピン・キック。
  ボディ・スラム。
  コーナー上へ。
  エディが大谷の体勢を崩す。
  そして雪崩式ハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウント2。
  スプラッシュ・マウンテン。カウントは2。
  ジャーマンを狙う。
  大谷がバックを取り返す。
  エディがバックを取り返す。
  大谷がアンクル・ロックに切り返す。
  エディがロープをつかむ。
  カウント4まで放さない。
  大田には起き上がると突進。
  エディはかわすと同時にロープを下げ落とす。
  柵にぶつける。
  コンクリート上でボディ・スラム。
  エプロンに上がるとスプリングボード式クロス・ボディ。
  リングに戻す。
  エプロンに上がると場外へのブレーン・バスターを狙う。
  大谷が逆に持ち上げリング内へのブレーン・バスター。
  エプロンに出ると後頭部へのスプリングボード式ドロップ・キック。
  首をかっきる。
  そしてドラゴン・スープレックスを狙う。
  エディがバック・エルボーをいれロープに走る。
  ハリケーン・ラナへ。
  大谷が体勢を入れ替える。
  エディがカウント2で体勢を入れ替える。
  大谷がカウント2で体勢を入れ替え1,2,3!
  大谷の勝利!

試合結果

@クリス・ベノワvs.獣神サンダーライガー
A金本浩二vs.アレックス・ライト
B蝶野正洋vs.レックス・ルガー
Cマサ斉藤vs.ジョニーBバッド
D大谷晋二郎vs.エディ・ゲレロ
Eランディ・サベージvs.天山広吉
F佐々木健介vs.スティング
G4コーナー・マッチ:リック・フレアーvs.レックス・ルガーvs.スティング(カウントアウト)
HWCW王座戦:ランディ・サベージ(ch)vs.リック・フレアー(新チャンピオン!)