TOPアメリカン・プロレスWCW 1994年→WCW:Halloween Havoc 10/23/94

WCW:Halloween Havoc 10/23/94の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@TV王座戦:ジョニーBバッド(ch)vs.ホンキー・トンク・マン
 80年代の遺物、ホンキー・トンク・マンの試合。
 おどけとチン・ロックの繰り返しです。
 観客を温めるもアンチ・クライマックスすぎます。 
 ホンキー・トンク・マンが王者ならまだしもねぇ。
 悪い試合。

Aタッグ王座戦:スターズ&ストライプス(ch)vs.プリティ・ワンダフル
 パトリオットは良いが他はいまいち。
 USAカラーを持っているだけに少しは盛り上がっている。
 少し悪い試合。

Bケビン・サリバンvs.デイブ・サリバン
 デイブがハルカマニアになったため兄弟対決が実現。
 しかし何もないままカウントアウト・フィニッシュ。
 ひどい試合。

Cダスティン・ローデスvs.アーン・アンダーソン
 知ってのとおり仕事人としてアーンは良い試合をする。
 ダスティンも力を抜かずハードにこなしている。
 良い攻防もあり平均的な良試合。

DUS王座戦:ジム・デュガン(ch)vs.スティーブ・オースチン
 瞬殺されてUS王座を奪われたオースチンが
 何もできないデュガンに合わせて盛り上げました。
 最後はトップ・ロープ越えの投げで反則でしたが一番良いフィニッシュです。
 悪くない試合。

Eベイダーvs.ガーディアン・エンジェル
 エンジェルこと元ボスマンが積極的にレイスに襲いかかり
 そのためにベイダーに反撃を許してしまう、という内容。
 エンジェルの投げがホーガンがアンドレにボディ・スラムをやるように
 焦らす性質の物なのに簡単にやるのが合っていない印象ですね。
 悪くない試合。

Fナスティ・ボーイズvs.テリー・ファンク、バンクハウス・バック
 このカードならカクタスvs.ナスティのように暴れまわると思いきや
 普通の試合に抑えられていて最後のカボチャへのパイル・ドライバーだけ。
 悪い試合。

G WCW王座戦、ケージ・マッチ、キャリアvs.キャリア(レフェリー:ミスターT):ハルク・ホーガン(ch)vs.リック・フレアー
 2大スターのフレアーとホーガンが引退をかける、という事で
 勝敗への興味が他を圧倒して高い中、ホーガンがヒートして逸脱し
 それを注意するミスターTがフレアーにつく可能性もあるのでは、と
 観る者の想像をかきたてハラハラさせてきます。
 (本当はノーDQだから何故注意するのという話なんですけどね。)
 しかし内容自体はというと同じことばっかりとは言わないが
 幅が狭く、そして勝敗自体も後からすると政治が見えるし結局復帰するしで・・・。
 まあまあ良い試合。

 引退となったフレアーはすぐに消えていて、黒覆面の男が登場しホーガンに襲い掛かります。
 ホーガンが返り討ちにしてマスクを取るとその正体はブルータス・ビーフケーキ。
 ビーフケーキ、アースクエイク、サリバンvs.ホーガン、スティングがこれからのストーリー・ラインになる様子。

総評
 WWE移籍組みの重用により低調な時期の始まり。
 (執筆日:10/15/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@TV王座戦:ジョニーBバッド(ch)vs.ホンキー・トンク・マン(10分時間切れ)
Aタッグ王座戦:スターズ&ストライプス(ch)vs.プリティ・ワンダフル(新チャンピオン!)
Bケビン・サリバンvs.デイブ・サリバン(カウントアウト)
Cダスティン・ローデスvs.アーン・アンダーソン
DUS王座戦:ジム・デュガン(ch)vs.スティーブ・オースチン(DQ)
Eベイダーvs.ガーディアン・エンジェル
Fナスティ・ボーイズvs.テリー・ファンク、バンクハウス・バック
GWCW王座戦、ケージ・マッチ、キャリアvs.キャリア(レフェリー:ミスターT):ハルク・ホーガン(ch)vs.リック・フレアー