TOPアメリカン・プロレスWCW 1994年→WCW:Clash of the Champions XXIX 11/16/94

WCW:Clash of the Champions XXIX 11/16/94の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@タイトルズ対マスク:プリティ・ワンダフル(ch)vs.スターズ&ストライプス
 パトリオットのマスクが賭けられていますが主役はバグウェルですね。
 気難しい年寄りのオンドロフとの攻防は結構惹きつけられるものがあります。
 ただオンドロフがバグウェルを投げて2人の両肩がつき、バグウェルだけが肩を上げて勝利、というフィニッシュは微妙。
 そこに持っていくパトリオットの介入の形はあっていると思うのですけど。
 悪くない試合。

ATV王座戦:ジョニーBバッド(ch)vs.ホンキー・トンク・マン
 6分もかけずに10秒でギター・ショットを見せて欲しかったですね。
 更に欲を言えばギター・ショットを食らうもバッドではなくホンキー・トンク・マンで。
 ひどすぎる試合。

Bハーレム・ヒートvs.ナスティ・ボーイズ
 珍しい事にナスティズは気合が入っています。
 いつもはあんなにキビキビと動かないですよ。
 タッグ・ワークを見せる訳ではないからお世辞にも良い試合ではありませんが、やる気があれば救われる。
 少し悪い試合。

Cダスティン・ローデスvs.ベイダー
 ダスティン、受けと顔芸がいまいちなのは親父さんと同じですが
 躍動感ある動きで怒りを表現するのは親父さんには出来なかった。
 本当に良いレスラーでしたね。
 ベイダーがダスティンのパワフルな一面を引き出した興味深い内容です。
 スケールの大きな試合になる場面も幾つか見られました。
 平均的な良試合。
 試合後もベイダーが攻撃しようとするもデュガンが現れると退散。

DUS王座戦:ジム・デュガン(ch)vs.スティーブ・オースチン
 1分でベイダー乱入。
 しかしまともに痛めつける前に角材を持たれて逃亡。
 何だそりゃ。

E(レフェリー:ミスターT):ハルク・ホーガン、スティング、デイブ・サリバンvs.ザ・ブッチャー、アバランチ、ケビン・サリバン
 とてもメインを張る面子じゃない・・・。
 それはともかく試合はそれなりに盛り上がりました。
 ブッチャー軍が卑怯な事を数こなすし、
 デイブが負傷して2対3になる展開があったりと、
 物量でヒーロー・ショーとしては通用する内容になっています。
 少し悪い試合。
 試合後ブッチャー軍をホーガンらをKO。救援も蹴散らす。

総評
 CotCは平均点を求められない中で、
 注目のストーリーが進行していなかったのは痛い。
 ダスティンvs.ベイダーは良い試合ではあるのだけど。
 (執筆日:6/13/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@タイトルズ対マスク:プリティ・ワンダフル(ch)vs.スターズ&ストライプス(新チャンピオン!)
ATV王座戦:ジョニーBバッド(ch)vs.ホンキー・トンク・マン(DQ)
Bハーレム・ヒートvs.ナスティ・ボーイズ
Cダスティン・ローデスvs.ベイダー
DUS王座戦:ジム・デュガン(ch)vs.スティーブ・オースチン(DQ)
E(レフェリー:ミスターT):ハルク・ホーガン、スティング、デイブ・サリバンvs.ザ・ブッチャー、アバランチ、ケビン・サリバン