WCW:Slamboree-A Legend's Reunion 5/23/93の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
日本語版で レビューしています。
1試合目−レジェンズ・マッチ:ディック・マードック、ドン・ムラコ、ジミー・スヌーカvs.ワフー・マクダニエル、ブラックジャック・マリガン、ジム・ブラ ンゼル
やはりスピードは落ちますが
タッグというものをちゃんと分かっていて
それぞれ往年の持ちネタを出していきます。
ノー・コンテストだったのは残念。
2試合目−レジェンズ・マッチ:アイヴァン・コロフ、バロン・フォン・ラシクvs.ブラッド・アームストロング、サンダーボルト・パターソン
こちらはまともな試合ではなくあっというまに終わりました。
Bレジェンズ・マッチ:ドリー・ファンクJr vs.ニック・ボックウィンクル
それぞれキニスキー、ガニアがつきNWAvs.AWAの様相を呈します。
初めはニックが足腰の衰えから脚がもつれたりするシーンが目立ちましたけれども、
ニックが強烈なフォア・アームズを叩き込むと
ドリーも手加減せずに投げも解禁し全力で応えていきました。
忘れ去れつつあるレスリングの攻防は実に味わい深い物がありましたね。
まあまあ良い試合です。
キニスキーは笑ってしまう程はしゃいでましたね。
(執筆日:10/10/09)
殿堂入りしたテーズ、ガニア、ミスター・レスリング、故エディ・グラハムが表彰されました。
Cタッグ王座戦、ケージ・マッチ:ハリウッド・ブロンズ(ch)vs.ドス・ホンブレス(リッキー・スティムボート、シェイン・ダグラス)
お前らとはもう王座戦をしないと言われた事で
スティムボート、ダグラスがルチャドールに変装して挑んだ試合。
エジクリがコンキスタドアーズに扮したのと一緒ですね。
しかし実はダグラスではなくトミ・ジンクだったという話も。
それはさておき試合です。
スティムボートがケージを上手く使ったり、
ブロンズがハードな受けを見せていますが
ホンブレス化しているために流血が出来ずスター性も活きないのが勿体無いですね。
スティムボートがマスクを脱いでケージ・ダイブする前後で盛り上がりが違いすぎますよ。
中々良い試合でした。
(執筆日:10/10/09)
5試合目−スティングvs.プリズナー
こんなんよりは シッドの秒殺マッチの方がまだ見たい。
ENWA 王座戦:バリー・ウィンダム(ch)vs.アーン・アンダーソン
速攻を狙うアンダーソンに動きを止めてまったり支配するウィンダムで
構図がはまって良かったですね。
最初の2,3の心理戦で心を掴まれました。
そこから場外を要所で挟みながらしっかり作っていきましたが
スピード・アップする場面を作りたかったですね。
またウィンダムがフレアーばりの流血した事を考えると
それをアンダーソンの攻めの勢いに、
ウィンダムの戦える時間を制限するものとして活かして欲しかったです。
試合時間が長くないのとチープ・フィニッシュなのは・・・アンダーソンなら仕方ないか。
地味ですからね・・・。
中々良い試合。
ちなみにこれがアンダーソンのNWA王座初挑戦でした。
(執筆日:10/10/09)
7試合目−WCW 王座戦:ベイダー(ch)vs.デイビー・ボーイ・スミス
WCW版アルティメット・ウォーリヤー、スミスを
ベイダーが引っ張って良い試合ですがNWA王座戦がメインで良いじゃないか。
総評
例年以上にクラシックの人選が良かったですね。
WCWロスターの方も必見の試合こそないものの
クオリティの高い試合がいくつも見られます。
(執筆日:11/1/07)
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ボビー・イートン、クリス・ベノワvs.2コールド・スコーピオ、マーカス・バグウェルAシッド・ヴィシャスvs.ヴァン・ハマー
Bレジェンズ・マッチ:ディック・マードック、ドン・ムラコ、ジミー・スヌーカvs.ワフー・マクダニエル、ブラックジャック・マリガン、ジム・ブランゼル(ノー・コンテスト)
Cレジェンズ・マッチ:アイヴァン・コロフ、バロン・フォン・ラシクvs.ブラッド・アームストロング、サンダーボルト・パターソン
Dレジェンズ・マッチ:ドリー・ファンクJrvs.ニック・ボックウィンクル(タイム・リミット・ドロー)
Eダスティン・ローデス、佐々木健介vs.リック・ルード、ポール・オンドロフ
Fバウンティ・マッチ:スティングvs.プリズナー
Gタッグ王座戦、ケージ・マッ チ:ハリウッド・ブロンズ(ch)vs.ドス・ホンブレス
HNWA王座戦:バリー・ウィンダム(ch)vs.アーン・アンダーソン
IWCW王座戦:ベイダー(ch)vs.デイビー・ボーイ・スミス(DQ)