TOPアメリカン・プロレスWCW 1993年→WCW:Clash of the Champions XXV 11/10/93

WCW:Clash of the Champions XXV 11/10/93の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間30分。

@ホークvs.リック・ルード
 ルードが防戦一方でルードが卑怯な手1発でひっくり返す試合かと思いきや両リン。
 何がやりたいのやら。
 ひどい試合です。

Aショックマスターvs.イクアライザー
 もっさりした巨漢対決に見る物なし。
 ひどい試合。

BTV王座戦:スティーブン・リーガル(ch)vs.ジョニーBバッド
 レスリングでバッドが圧倒するというわざとらしい序盤が白けさせます。
 その後リーガルが反撃した所で唐突にKOパンチからのやり取りでフィニッシュ。
 悪い試合です。

Cブライアン・ピルマンvs.スティーブ・オースチン
 本来なら素晴らしいパートナー対決になるはずでしたが
 思い通りにいかなかた事を嫌った上層部が時期尚早で決定しただけに10分未満のミッド・カード。
 テンポの良い乱戦の中でピルマンが良い動きを見せていますが
 本来じっくりすべき所を時間設定のせいで焦り、
 なあなあな試合展開になってしまっています。
 平均より少し上。
 (執筆日:2/3/10)

DUS王座戦:ダスティン・ローデス(ch)vs.ポール・オンドロフ
 地味な事を延々と続けた挙句、必然性の無い丸め込みフィニッシュ。
 しかも試合後はダスティとアサシンのやり取りが注目を奪う。
 こういう事してるからダスティンは適切なキャリア・アップが出来なかったのでは?
 悪い試合。

Eタッグ王座戦:ナスティ・ボーイズ(ch)vs.スティング、デイビー・ボーイ・スミス
 いきなりルードが乱入してきてスミスに花道でのルード・アウェイクニング。
 そのために終盤までスティングが1対2で戦う事に。
 良い形ではあるけれど相手がナスティズでは豚に真珠。
 ひどい試合です。 

FWCW王座戦:ビッグ・ヴァン・ベイダー(ch)vs.リック・フレアー
 ベイダーは簡単にダウンし過ぎ、追い込みも足りない。
 フレアーも方法論を探るもその成果をここでは活かさない。
 Starrcadeの大一番も同じ通常形式のために意図的に抑えていますね。
 メインなのでトップ・ロープからのスーパープレックスも出ているけれどStarrcadeに比べれば軽い、軽い。
 平均レベル。

総評
 CとF、良いカードがどちらも外れ。
 大会自体、Starrcade前で力を入れている余裕が無かったような印象です。
 (執筆日:3/7/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ホークvs.リック・ルード(両者リングアウト)
Aショックマスターvs.イクアライザー
BTV王座戦:スティーブン・リーガル(ch)vs.ジョニーBバッド
Cブライアン・ピルマンvs.スティーブ・オースチン
DUS王座戦:ダスティン・ローデス(ch)vs.ポール・オンドロフ
Eタッグ王座戦:ナスティ・ボーイズ(ch)vs.スティング、デイビー・ボーイ・スミス
FWCW王座戦:ビッグ・ヴァン・ベイダー(ch)vs.リック・フレアー(DQ)