WCW:Clash of the Champions XXII 1/13/92の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@カクタス・ジャックvs.ジョニーBバッド
ベビーフェイスとしてプッシュ中のカクタスが勝利、という意味しかない。
悪い試合です。
A2コールド・スコーピオvs.スコッティ・フラミンゴ
特に優れた部分はないですが
ライト・ヘビー級としての見せ場は生み出している。
悪くない試合。
マックス・ペインが突っかかってきたZマンを捻じ伏せる。
Bクリス・ベノワvs.ブラッド・アームストロング
実戦的ではないアーム・ドラッグも相手の受けを必要としない程力を込めて行えば
観客も否応が無く真剣な雰囲気で見ざるを得ない。
全身全霊を込める。
当たり前で単純な事ですがこれが出来る人間はそうそういません。
正直流れは崩れているし、スポットもはまっていないけれど
これが心に響かなければ嘘だぜい。
まあまあ良い試合。
Cレッキング・クルーvs.ジョニー・ガン、Zマン
やる事はそれであっている。
しかしそれを実際に行うにあたってはズレ、粗が出てくる。
悪い試合。
Dタッグ王座戦:リッキー・スティムボート、シェイン・ダグラス(ch)vs.ハリウッド・ブロンズ
スティムボート、ダグラスは腕狙いで相手を孤立させる鉄板タッグ・ワーク。
ブロンズは良いやられっぷりで溜めて、ポイントで主導権を奪って見せます。
後半、意思疎通が少しズレますがそれも良い消耗感、瀬戸際の攻防になっていますね。
ただこの2タッグからすれば特別なレベルにはいっていないし、反則でフィニッシュは残念。
ついでながらピルマン、ダグラスの見分けもつきにくくて・・・。
中々良い試合。
Eサンダーケージ・マッチ:ベイダー、ポール・オンドロフ、バリー・ウィンダムvs.スティング、ダスティン・ローデス
最後にカクタスが入ってきてブーツで無双するための
ブックですが2対3を活かす構築が出来ていませんね。
スティングvs.ベイダーもパワフルだが
シングルに比べるとトリオの性質に捕われて流れが弱くなった感あり。
平均レベル。
総評
鉄板タッグは少々マンネリだし、メインも弱いですね。
他にベノワらしい試合があったりもするけど・・・。
(執筆日:6/20/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
Dタッグ王座戦:リッキー・スティムボート、シェイン・ダグラス(ch)vs.ハリウッド・ブロンズスティムボート対オースチンで試合開始。
オースチンがいきなり殴りつけていきターン・バックルにぶつける。
殴りつけロープに振りショルダー・スルーを狙う。
スティムボートがインサイド・クレイドル。カウント2。
両脚を取ってジャックナイフ固め。カウント2。
ロープに走る。
オースチンが伏せていく。
スティムボートがクロス・ボディ。
カウント1でピルマンがカット。
ダグラスが入ってきてピルマンと殴り合い。
ピルマンにドロップ・キックを決め落とす。
スティムボートがオースチンにチョップを決めて倒す。
オースチンが場外に転がり出る。
オースチンがリングに戻り握手を求める。
スティムボートが払いのける。
オースチンが蹴りつけタッチ。
ピルマンがチョップ。
殴りつけコーナーでチョップ。
殴りつけチョップ。
コーナーに振る。
スティムボートはコーナーを使って裏に回るとヒップ・トス。
ドロップ・キック。
ダグラスがロープ越しに殴りつけスティムボートがアーム・ドラッグ。
腕を取る。
タッチ。
ダグラスがコーナー上から飛び腕を殴りつける。
腕を取りタッチ。
スティムボートがコーナー上から飛び腕を殴りつける。
腕を取りタッチ。
ダグラスがセカンド・ロープから飛び腕を殴りつける。
腕を取りタッチ。
スティムボートがトップ・ロープから飛び腕を殴りつける。
腕を取り蹴りつける。
タッチ。
ダグラスが腕を蹴り上げる。
腕を取る。
ピルマンが髪をつかんでロープに振る。
リープ・フロッグにいくも着地した際足を痛めた様子。
ピルマンはエプロンに転がり出る。
近づいてきたダグラスにショルダー・ブロック。
ブラフだったようでロープ越しに飛ぶ。
ダグラスがスラムに切り返す。
ピルマンはカウント2で返すと自陣に逃げタッチ。
ダグラスは入ってきたオースチンにドロップ・トー・ホールド。
腕を取り腕を殴りつけていく。
オースチンは起き上がるとドロップ・トー・ホールド。
フロント・ヘッド・ロックへ。
ダグラスがハンマー・ロックに切り返し腕にニー。
オースチンは起き上がると髪をつかんで倒す。
ダグラスが倒れた状態から蹴り飛ばす。
ドロップ・トー・ホールド。
腕を取りタッチ。
スティムボートが腕にニー。
ハンマー・ロック・ボディ・スラム。
リスト・ロック。
タッチ。
ダグラスが腕を取る。
オースチンがロープに振りチョップへ。
避けられたのでバック・エルボーへ。
避けられたのでショルダー・スルーへ。
ダグラスがサンセット・フリップ。
オースチンはカウント2で返すとパンツを掴んで押さえ込む。カウント2。
ダグラスが両脚を掴んで倒すとジャックナイフ固め。
オースチンはブリッジで起き上がるとバック・スライドへ。
ダグラスが一回転して逃れロープに走る。
セカンド・ロープからバック・エルボー。
カバーするもピルマンがカット。
タッチすると2人でオースチンをロープに振りヒップ・トス。
ダグラスがロープに振る。
スティムボートが持ち上げオースチンの上に落とす。
権利がないのでレフェリーはカウントしない。
ピルマンが入ってくる。
スティムボートがピルマンを持ち上げオースチンにクロス・ボディを決めさせる形で投げつける。
スティムボートはオースチンをロープに振るとダブル・チョップ。
リスト・ロック。
オースチンが殴りつける。
殴りつけ自陣に振るとピルマンがロープ越しに殴りつける。
オースチンが続けてバック・ドロップ。
タッチしたピルマンが殴りつけコーナーに振る。
ボディ・スラム。カバー。カウント2。
ダグラスを殴りつけて挑発してからスティムボートを場外に落とす。
オースチンがスティムボートに場外でボディ・スラム。
ピルマンがオースチンを追い払う。
スティムボートが何とかエプロンに上がる。
ピルマンがスティムボートの喉をロープに叩きつける。
ロープに押し付け殴りつける。
起こして殴りつけようとする。
スティムボートはガードすると殴りつける。
場外へのブレーン・バスターへ。
オースチンが蹴りつけて防ぐ。
ピルマンがスティムボートを殴りつけリング内へのブレーン・バスター。
カバー。カウント2。
カバー。カウント2。
オースチンの出したニーにぶつける。
タッチすると2人で殴りつける。
オースチンがショルダー・ブロックにパンチ。
タッチ。
スティムボートがピルマンを殴りつけていく。
ピルマンがサミング。
チョップで倒す。
顔からマットに叩きつける。
スティムボートがチョップ。
ピルマンが打ち返す。
ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
ピルマンがサンセット・フリップ。
レフェリーはオースチンを注意していて気づくのが遅れる。カウント2。
タッチ。
オースチンが殴りつける。
ガット・レンチ・スープレックス。
ダグラスを殴りつける。
レフェリーが注意している隙に殴りつける。
スティムボートが殴りつける。
オースチンはスティムボートを引っ張り自陣に持っていこうとする。
スティムボートは逆らわずにその先にいるダグラスを殴り落とす。
オースチンの股下を通って自陣に向かう。
オースチンがバックにつきバック・ドロップ。
カバー。カウント2。
カナディアン・バック・ブリーカー。
スティムボートに下りられるも再び持ち上げカナディアン・バック・ブリーカー。
持ち上げたままタッチ。
スティムボートは下りるとピルマンのスプリングボード式クローズラインを避けて誤爆させる。
スティムボートはエプロンで起き上がるとトップ・ロープから2人に脳天チョップ。
ダグラスにタッチしようとする。
ピルマンがバックを取りバック・ドロップへ。
スティムボートが着地しバック・ドロップ。
両者ダウン。
スティムボートがタッチ。
ダグラスは入るとピルマンを殴り倒す。
入ってきたオースチンを殴り倒す。
ピルマン、オースチンを殴り倒す。
ピルマン、オースチンにボディ・スラム。
ピルマン、オースチンにドロップ・キック。
ピルマン、オースチンにクローズライン。
スティムボートが入ってきてオースチンに脳天チョップを決め追い出す。
ダグラスはピルマンをロープに振るとベリー・トゥー・ベリーを決めカバー。
レフェリーがスティムボートを戻そうとしている隙にオースチンがトップ・ロープから飛び殴りつける。
ピルマンをカバーさせ、向かってきたスティムボートにクローズライン。
カウントは2。
スティムボートが自陣コーナーに戻らず場外でオースチンを殴りつける。
レフェリーがスティムボートを戻す。
リングではダグラスがピルマンにオコーナー・ロールを決めている。
オースチンがベルトを叩きつける。
スティムボートがレフェリーの支持に従わずリングに入ろうとしていたのでレフェリーはこのベルト攻撃を目撃。
ゴングを鳴らす。
オースチンがスティムボートにベルト攻撃。
ピルマンが続けてDDT。
ダグラスは流血している。
スティムボートがダグラスを押さえつける。
ピルマンがセカンド・ロープから跳びベルトを叩きつける。
スコーピオらが現われるとオースチン、ピルマンは逃げるがベルトを奪っていく。
試合結果
@カクタス・ジャックvs.ジョニーBバッドA2コールド・スコーピオvs.スコッティ・フラミンゴ
Bクリス・ベノワvs.ブラッド・アームストロング
Cレッキング・クルーvs.ジョニー・ガン、Zマン
Dタッグ王座戦:リッキー・スティムボート、シェイン・ダグラス(ch)vs.ハリウッド・ブロンズ(DQ)
Eサンダーケージ・マッチ:ベイダー、ポール・オンドロフ、バリー・ウィンダムvs.スティング、ダスティン・ローデス