TOPアメリカン・プロレスWCW 1993年→WCW:Beach Blast 7/18/93

WCW:Beach Blast 7/18/93の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

日本語版でレビューしています。

1試合目−タッグ王座戦:ハリウッド・ブロンズ(ch)vs.アーン・アンダーソン、ポール・ローマ
 これはフォー・ホースメンのDVDに入れても良かったのでは。
 ローマがいかに使えない、ホースメンにふさわしくない
 レスラーであるかが如実に現れた一戦。
 長丁場でアンダーソンにかなり負荷がかかっており
 アンダーソンも味を出し切れない所もありました。
 相変わらず良い味出しているオースチンこそ
 ホースメンにふさわしい逸材だったのに。
 
2試合目−US王座戦、30分アイアン・マン・マッチ:リック・ルードvs.ダスティン・ローデス
 ダスティンは完全に30分間試合をすることに
 気を取られすぎていて自分の良さをあまり出せていません。
 それでもルードが相変わらずの腰攻めでキャリーしているので
 まあまあ良い試合です。

3試合目−スティング、デイビー・ボーイ・スミスvs.ベイダー、シッド・ヴィシャス
 こんなつまらないカードがメインとは。
 いつも通りヒーローと悪党のキャラクター・マッチ。
 彼らなりには頑張った方かな。
 試合前の3流プロモの馬鹿馬鹿しさの方が見る物がある。 

4試合目−NWA 王座戦:バリー・ウィンダム(ch)vs.リック・フレアー
 無欲なウィンダムが唯一NWAを獲得していた
 キャリア12年33歳というまさに絶頂期に
 フレアーと当たるとなると名勝負を期待するのですが・・・
 試合開始するなりウィンダムが荒い攻めで早期決着を狙っていき
 フレアーの反撃を防いでいくのですが
 ようやく反撃したフレアーが脚攻めもなしに4の字を決めると
 そのままカウント3が入り10分あるかないかで終わり・・・
 まったくの期待外れ。
 所詮上層部からしたらウィンダムなんて
 フレアーが休場している間の繋ぎのチャンピオンでしかなかったのでしょうか・・・
 
総評。
 ウィンダムvs.フレアーの外れは大きい。
 タッグ王座戦もローマがぶち壊したし
 アイアンマン・マッチもダスティンなので好勝負とまではいきませんし・・・
 カードは良かったんですけどねぇ・・・
 (執筆日:10/27/07)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@TV王座戦:ポール・オンドロフ(ch)vs.ロン・シモンズ(DQ)
Aテックス・スラゼンガー、シャンギ・ピアースvs.2コールド・スコーピオ、マーカス・バグウェル
Bスティーブン・リーガルvs.エリック・ワッツ
Cマックス・ペインvs.ジョニーBバッド
Dタッグ王座戦:ハリウッド・ブロンズ(ch)vs.アーン・アンダーソン、ポール・ローマ
EUS王座戦、30分アイアン・マン・マッチ:リック・ルードvs.ダスティン・ローデス(1-1)
FNWA王座戦:バリー・ウィンダム(ch)vs.リック・フレアー(新チャンピオン!)
Gスティング、デイビー・ボーイ・スミスvs.ベイダー、シッド・ヴィシャス