TOPアメリカン・プロレスWCW 1991年→WCW:Clash of the Champions XIV-Dixie Dynamite! 1/30/91

WCW:Clash of the Champions XIV-Dixie Dynamite! 1/30/91の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間50分です。

@ドゥームvs.スティング、レックス・ルガー
 動きに気持ちが入っていたので
 一瞬スタイナーズvs.スティング、ルガーのようになるのではと思ったけどそんな事はなし。
 決め手と受け手のタイミングが頻繁にずれるし、ドゥームの粗さも出始める。
 最後もカオス。
 スパイビーが乱入してルガーを場外で痛めつけ、
 スティングは気づかずリングで2人相手に渡り合い、
 最後はオーバー・ザ・トップ・ロープで反則という形でスティングが勝利を披露。
 収まりのつかないフィニッシュすぎる。
 悪い試合。

ATV王座戦:トム・ゼンク(ch)vs.ボビー・イートン
 ゼンクはクイッキーながらガタガタのリズム。
 イートンも受けは良いけど攻めは地味で・・・。
 悪い試合。

Bファビュラス・フリーバーズvs.トミー・リッチ、アレン・アイアン・イーグル
 受けではなくただ粗いだけ
 ひどい試合。

Cシッド・ヴィシャスvs.ジョーイ・マグス
 当然シッドがスカッシュ。

Dリッキー・モートンvs.テリー・テイラー
 テイラーがすぐ反応するのでレスリングはよいですね。
 しかし後半、テイラーのヒールはいまいちだし、
 イートンが満足に反撃しないままフィニッシュを迎えてしまう。
 悪くない試合。

Eレンジャー・ロスvs.エル・キュバノ
 見せ場もなく、ひどい試合。

Fアーン・アンダーソン、バリー・ウィンダムvs.レネゲイド・ウォーリアーズ
 レネゲイド・ウォーリアーが2人いるとは悪夢みたい。
 まだアルティメット・ウォーリアーもどきになっていない分
 アンダーソン、ウィンダムが救う余地もあるかと思ったが、それでもひどい試合。

Gブライアン・ピルマンvs.ボビー・リー・パーカー
 ピルマンが1人で動き回っているだけのスカッシュ・マッチ。 

 ポーリーがハイアットにアーム・レスリングであっさり負け。

HWCW王座戦:リック・フレアー(ch)vs.スコット・スタイナー
 スコットは素晴らしいロープ・ワークとパワフルな技を持っているので
 ルガー、スティングのようにフレアーと噛み合うかと思われたのですけどね。
 ああいう相手と壊し合いをするような技の使い方をフレアーは認めないし、
 構築もフレアーの正攻法ながらクオリティが思うように上がらない。
 フレアーに関してはセコンドのリックへの意識が散漫になった部分があるし、
 スコットの場合は余りフレアーを理解しておらず動きの照準がずれている事が原因です。
 まあまあ良い試合程度。

総評
 乏しい中身でメインもレア・カードな割りに中身は特筆すべきレベルになし。
 (執筆日:6/20/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ドゥームvs.スティング、レックス・ルガー(DQ)
ATV王座戦:トム・ゼンク(ch)vs.ボビー・イートン
Bファビュラス・フリーバーズvs.トミー・リッチ、アレン・アイアン・イーグル
Cシッド・ヴィシャスvs.ジョーイ・マグス
Dリッキー・モートンvs.テリー・テイラー
Eレンジャー・ロスvs.エル・キュバノ
Fアーン・アンダーソン、バリー・ウィンダムvs.レネゲイド・ウォーリアーズ
Gブライアン・ピルマンvs.ボビー・リー・パーカー
HWCW王座戦:リック・フレアー(ch)vs.スコット・スタイナー(20分時間切れ)