WCW:Clash of the Champions XII-Fall Brawl/Mountain Madness 9/5/90の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約1時間50分です。
@フリーバーズvs.サウザン・ボーイズ
サウザン・ボーイズの独特なスポットは素晴らしい。
MNEやRRE並に人気があってもおかしくない極めて優れたタッグです。
南部州旗のフェイス・ペイントをしてきた
フリーバーズですが孤立に技術が見られませんね。
しかしキャラが強いからサウザン・ボーイズよりも息が長く活躍できた。
難しい物です。
平均レベル。
Aマイク・ロトンドvs.バディ・ランデル
凡庸なレスリングをしただけ。
悪い試合。
Bマスター・ブラスターズvs.ブラッド・アームストロング、ティム・ホーナー
ブラスターズはRウォーリアーズを意識しているみたいですね。
カリスマ性はどうしようもないとしてもまだまだ勉強する事が一杯ある。
ひどい試合。
Cナスティ・ボーイズvs.ジャッキー・フルトン、テリー・テイラー
フルトン、テイラーは小気味良い攻撃を見せますね。
ナスティズもまだ腋攻撃なんてしない頃で受けていく中でまずまずの動かし方を見せている。
悪くない試合。
Dトミー・リッチvs.ビル・アーウィン
ハイ・スピード・アクション。
そのアクション自体はたいした事がないけど。
悪い試合。
ELPWA女子王座戦:スーザン・セクストン(ch)vs.バンビ
思ったより動けているが基本のレスリングだけでは埋もれてしまう。
悪い試合。
FUSタッグ王座戦:スタイナー・ブラザーズ(ch)vs.マキシマム・オーバードライブ
ただのスタイナーズの技披露会。
このレベルと当てると怪我させそうで怖いですね。
ひどい試合。
Gスタン・ハンセンvs.Zマン
Zマンが普通に打撃で応戦しようとしているのが印象的。
スカッシュ・マッチのはずだが・・・。
HUS王座戦:レックス・ルガー(ch)vs.リック・フレアー
スティムボートを除けば
当時お互いが最も輝き合えた黄金カード最終章。
序盤から快調ですよ。
ルガーの耐えがフレアーの一進一退の振り幅を強大にしているし、
同じ技(チョップやミリタリー・プレス)でもそのシーンによって様々な意味合いを持っている。
それはルガーとフレアーがより面白くする、という目的で
取り入れている理の為せる業です。
ルガーの強さに対してフレアーはまったく敵わないので相手の自爆や柵、パンチ攻撃で切り崩す。
ルガーは脚攻めに対して素晴らしい受け表現を見せ、
反撃後は自然回復で徐々に脚の痛みを引かせている。
最後はハンセンが乱入しての反則裁定ですが
乱入がなくてもカウントアウトになったように見えたので
個人的にはマイナス要因にならなかったですね。
コンパクトながら素晴らしい試合でした。
好勝負に少し届かず。
INWA王座戦:スティング(ch)vs.ブラック・スコーピオン
試合後真のブラック・スコーピオンが登場。
つまりこの試合のブラック・スコーピオンは影武者な訳で演じているのはアル・ペレス。
2、3の動きをインプットされた機械のように単調な動きしか出来ません。
ストーリーにおける只の心理戦とはいえ
メインにおくならもう少しましな代役を立てて欲しいですね。
ひどい試合。
最後にJRがスティングにインタビュー。
その際シッドが現れ俺を挑戦させるべきだとスティングを攻撃。
総評
失敗ストーリーのメイン含め低調すぎる。
しかしルガーXフレアー・ファンは最後の黄金カードを見届けたい。
(執筆日:3/8/10)。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
HUS王座戦:レックス・ルガー(ch)vs.リック・フレアー組むとルガーがヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
仕切りなおし。
手を掴むとルガーが捻る。
フレアーが蹴り。
コーナーに押し込みチョップ。
耐えるルガーにチョップ。
ルガーが吼えて詰め寄る。
フレアーが蹴り。
コーナーに振ろうとする。
ルガーが振り返しミリタリー・スラム。
フレアーはたまらず場外に逃れる。
フレアーがリングに戻る。
組むとフレアーがニー。
コーナーに振りチョップ。
ルガーは耐えてポーズ。
ロープに振りミリタリー・スラム。
ロープに走りクローズラインで落とす。
場外に出るとフレアーにクローズライン。
起こそうとする。
フレアーがパンチにサミング。
リングに戻る。
すぐにエプロンに上がってきたルガーを捕まえるとロープへのジョー・ブリーカー。
ざまあみろ、とリングでポーズ。
しかし利いていないルガーが後ろに立っている。
ポーズをとるとフレアーをロープに振りミリタリー・スラム。
ロープに走りエルボー・ドロップへ。
フレアーは避けて自爆させる。
コーナーのルガーにチョップ。
チョップ。
コーナーに振り突進。
ルガーがカウンターでクローズライン。
フレアーは腕を怪我してしまったとレフェリーに訴える。
レフェリーはルガーを遠ざけ確認する。
フレアーが近づいてきたルガーにその腕でパンチ。
場外に落とすと柵に振ってぶつける。
場外カウントをカット。
柵に振ってぶつける。
レフェリーに言われてリングに戻る。
エプロンに上がってきたルガーにパンチ。
リングに倒れたルガーにストンピングを決めていく。
コーナーでチョップを打ち倒す。
場外に落とす。
チョップを打って行き柵に叩きつける。
レフェリーが戻れと注意。
フレアーはリングに戻る。
エプロンに上がってきたルガーを引き入れるとロープに走り脚を蹴り。
場外に出るとルガーの脚を引っ張ってエプロンに出し叩きつける。
リングに戻ると脚を蹴り。
起こそうとするもルガーは脚の痛みから崩れる。
無理やり起こすとチョップに脚への蹴り。
起こしてチョップ。
ルガーがパンチ。
フレアーがチョップ。
ルガーがパンチ。
フレアーがチョップ。
ルガーがパンチを叩き込んでいく。
フレアーはふらつき倒れながらもサミング。
フレアーがルガーをロープに振りヒップ・トスを狙う。
ルガーがバック・スライドに切り返す。カウント2。
フレアーがチョップ。
ルガーが耐える。
フレアーがチョップ。
ルガーが耐える。
フレアーがチョップ。
脚に蹴り。
コーナーでチョップ。
ルガーは体勢を入れ替えると10カウント・パンチ。
フレアーがアトミック・ドロップに切り返そうとする。
ルガーは着地しラリアット。
脚の痛みに耐えてカバー。カウントは2。
フレアーがスナップ・メア。
何度もカバーするがカウント2。
コーナー上へ。
ルガーが捕まえデッドリー・ドライブ。
ルガーがフレアーをコーナーに振る。
一回転してエプロンに出たフレアーにラリアット。
ロープに振るとミリタリー・スラム。
ロープに振りパワー・スラム。
トーチャー・ラックを予告。
その隙にフレアーはエプロンに転がり出る。
近づいてきたルガーにサミング。
リングに入るとルガーにヘッド・ロック。
ルガーがフレアーをロープに振りベア・ハグ。
コーナーにのせるとスーパープレックス。
カバーするもフレアーの脚がロープにかかる。
ルガーがポーズ。
フレアーがコーナーで命乞い。
ルガーはフレアーを起こすと殴りつけていく。
レフェリーがパンチは駄目だとルガーの腕を押さえる。
フレアーがサミング。
ルガーをロープに振ろうとする。
ルガーが振り返しクローズラインへ。
フレアーは避けるとクロス・ボディへ。
ルガーはキャッチするも勢いに押されて両者転落。
ルガーがマウント・パンチ。
フレアーがサミング。
柵に振ってぶつける。
ルガーが耐えリングに入ろうとするフレアーを引きずり落としてパンチ。
リングに入る。
そこにハンセンがルガーを襲撃。
ルガーに強烈な打撃を叩き込んでいく。
ブル・ロープでルガーの首を絞める。
試合結果
@フリーバーズvs.サウザン・ボーイズAマイク・ロトンドvs.バディ・ランデル
Bマスター・ブラスターズvs.ブラッド・アームストロング、ティム・ホーナー
Cナスティ・ボーイズvs.ジャッキー・フルトン、テリー・テイラー
Dトミー・リッチvs.ビル・アーウィン
ELPWA女子王座戦:スーザン・セクストン(ch)vs.バンビ
FUSタッグ王座戦:スタイナー・ブラザーズ(ch)vs.マキシマム・オーバードライブ
Gスタン・ハンセンvs.Zマン
HUS王座戦:レックス・ルガー(ch)vs.リック・フレアー(DQ)
INWA王座戦:スティング(ch)vs.ブラック・スコーピオン