TOPアメリカン・プロレスWCW 1990年→WCW:Capital Combat-Return of Robocop 5/19/90

WCW:Capital Combat-Return of Robocop 5/19/90の分析


名勝負 なし
好勝負 USタッグ王座戦:Zマン、 ブライアン・ピルマン(ch)vs.ミッドナイト・エクスプレス、
NWA王座戦 、ケージ・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.レックス・ルガー

1,2,3 試合目が収録されておらず総時間は2時間です。

DUSタッグ王座戦:Zマン、 ブライアン・ピルマン(ch)vs.ミッドナイト・エクスプレス
 前半はZマンがスティムボートばりのアーム・ドラッグ先鋒を見せピルマンもハイ・フライングを披露。
 MEはやられっぷりが良くスポットで
 味方とぶつかって見せ場外で間を置いていましたね。
 両控えが入ってのダイナミックな見せ場もありました。
 後半はMEの職人芸。
 相手を孤立させた時のあの繊細なペース変化には頭が下がります
 方法論がしっかりしているから出来るのでしょうね。
 ラストはもう少し王者組みに攻めさせた方が印象深くなったでしょうが良いフィニッシュです。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/11/09)

GNWA王座戦 、ケージ・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.レックス・ルガー
 今回使用されるケージはサンダー・ドゥーム・ケージと同形で場外に設置されます。
 これは大きい。
 フレアーが場外で間を置いていなせる上、
 ケージを上って逃げるという選択肢が増え、
 またルガーの最強キャラに対抗する手段としての武器になりますからね。
 ルガーは耐えがありますから多層的にスケール・アップして行きました。
 ルガーも苛烈な攻めを見せる他スーパープレックスで脚を痛める等器用な所を見せました。
 只技種が少なくても良いけど10カウント・パンチを連発してしまうのは悪い癖です。
 フィニッシュがケージに乱入者が入ってきての反則という
 思いもつかないチープ・フィニッシュでしたが悪い後味じゃないですよ。
 あの熱狂は本物でしたからね。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/11/09)

 ちなみに副題のロボコップはホースメンがスティングを鉄格子に閉じ込めた時に出てきてスティングを救い出しました。
 一体全体どこからこんなアイディアが出てくるんでしょうね。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

 DUSタッグ王座戦:Zマン、ブライアン・ピルマン(ch)vs.ミッドナイト・エクスプレス

  コルネットが檻に入るよう言ってきたレフェリーの胸を突く。
  レフェリーがつき返す。
  MEが殴りかかり殴り合いに。
  Zマン、ピルマンが殴り勝ち場外に追いやる。
  コルネットに近づく。
  リングに逃げてきたコルネットにレフェリーがクローズライン。
  Zマン、ピルマンがコルネットを檻の中に入れる。
  ピルマン対イートンで試合開始。
  イートンがピルマンをロープに押し込みクリーンに離れる。
  ロープに押し込み殴りつける。
  ピルマンはすぐにチョップでお返し。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  持ち上げられかけるも後ろに回りオコーナー・ロールを狙う。
  イートンはロープを掴んで防ぐとロープに走る。
  ピルマンがカウンターでドロップ・キック。
  入ってきたレーンにヒップ・トス。
  イートンにボディ・スラム。
  Zマンが入ってきてレーンにボディ・スラム。
  ピルマンがイートンをコーナーに振りモンキー・フリップ。
  Zマンがレーンをコーナーに振りモンキー・フリップ。
  イートンとレーンの頭をぶつける。
  ピルマンはエプロンに出るとZマンにロープを引いてもらいその勢いで2人にフライング・クローズライン。
  イートンは場外に出てコルネットの助言を聞く。
  Zマン対レーン。
  Zマンがヘッド・ロック。 
  レーンはロープに振るとソバット。
  ヘッド・ロック。
  Zマンはロープに振るとアーム・ドラッグ。
  2発、3発。
  イートンが入ってZマンを羽交い絞め。
  レーンがドロップ・キックを狙うも避けられ自爆。
  Zマンはレーンをロープに振るとドロップ・キック。
  レーンはふらついてタッチを求めるもそこは相手陣で殴られる。
  Zマンも殴りつけて倒す。
  レーンが場外に転がり出てコルネットの助言を求める。
  ピルマン対レーン。
  レーンがロープに押し込みパンチ。。
  ロープに振るとショルダー・スルーを狙う。
  ピルマンがサンセット・フリップ。
  カウント1。
  ピルマンがアーム・ドラッグで腕を取る。
  レーンはサミングを決めて逃れるとイートンにタッチ。
  ピルマンがイートンにアーム・ドラッグを決めて腕を取る。
  イートンは起き上がるとパンチ。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  ショルダー・スルーを狙ったピルマンにサンセット・フリップ。
  逃れたピルマンを蹴り飛ばすとロープに跳ね返ってきた所を巴投げ。
  ピルマンは着地するとドロップ・キック。
  仕切りなおし。
  イートンは組むとピルマンを自陣に持って行きタッチ。
  ピルマンは距離をとると入ってきたレーンにアーム・ドラッグを決め腕を取る。
  交代したZマンも腕を取る。
  レーンは腹にエルボーを入れるとスナップ・メア。
  ロープに走りエルボー・ドロップへ。
  Zマンは避けるとアーム・ドラッグで腕を取る。
  レーンが起き上がり腹にニー。
  ロープに振り持ち上げようとする。
  Zマンが後ろに逃れアトミック・ドロップ。
  レーンは入ってきたイートンと激突する。
  レーンは場外に出てコルネットに相談。
  レーンがリングに戻る。
  Zマンに不意をついた蹴り。
  背中を蹴りつけ殴りつけようとする。
  Zマンはお避けるとアーム・ドラッグ。
  レーンが腹を殴りつけタッチ。
  Zマンがイートンにアーム・ドラッグを決めて腕を取る。
  イートンがアーム・ロックに返す。
  Zマンは起き上がると自陣に押し込みタッチ。
  イートンはピルマンを場外に投げ捨てる。
  エプロンに上がってきたところをターン・バックルにぶつけようとする。
  ピルマンは逆にイートンをターン・バックルにぶつける。
  コーナーに上りそこからサンセット・フリップ。カウント2。
  腕を取りタッチ。
  2人でロープに振るとショルダー・スルー。
  イートンがZマンを自陣に振る。
  レーンがロープ越しにZマンを羽交い絞め。
  イートンが突進。
  Zマンはカウンターでショルダー・スルーを決めて落とす。
  ロープを引いてレーンをリングに投げ入れる。
  ピルマンが入ってきてレーンにドロップ・キック。
  2人でレーンをロープに振るとエプロンに上がってきたイートンにぶつかる。
  レーンに2人でショルダー・スルー。
  仕切りなおし。
  レーン対Zマン。
  レーンがドロップ・トー・ホールドからフロント・ヘッド・ロックへ。
  Zマンがハンマー・ロックに返す。
  レーンは殴りつけるとイートンにタッチ。
  Zマンはイートンにボディ・スラムを決めカバー。カウント2。
  腕を取るとタッチ。
  ピルマンがZマンの押さえたイートンの腕にダブル・アックス。
  腕を取る。
  イートンは髪をつかんで倒すと両手を掴む。
  カウント2でブリッジしてきたピルマンに上にのろうとする。
  ピルマンはその動きを利用。
  腹に足を当て飛び起きるとモンキー・フリップ。
  突進。
  イートンはかわすと同時にロープを下げ場外に転落させる。
  レーンがZマンを挑発している隙にイートンがピルマンにネック・ブリーカー。
  レーンがエプロンに上がってきたピルマンにニー・ストライク。
  ピルマンは落ちて柵にぶつかる。
  レーンはリングに入ってきたピルマンにロープを使ったジョー・ブリーカー。
  エプロンからロープを飛び越えるとクローズライン。
  タッチ。
  レーンのネック・ブリーカーからイートンのエルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ロープを使ってバック・ブリーカー。
  交代したレーンはZマンを攻撃してからピルマンを羽交い絞め。
  イートンがピルマンを殴りつける。
  レーンはZマンの喉をロープに押し当てるとZマンを挑発しに行く。
  イートンがZマンの喉にニーを押し当てる。
  タッチするとレーンがZマンをロープに振りドロップ・トー・ホールド。
  続けてイートンがエルボー・ドロップを決めカバー。
  Zマンがカット。
  ピルマンが腹にパンチをしてくるやすぐにタッチ。
  レーンがピルマンを蹴りつける。
  腹にソバットをいれダウンさせる。
  Zマンを挑発するとピルマンを場外に放り捨てる。
  レーンは場外に下りるとピルマンを柵にぶつける。
  ピルマンを引きずりいれるとロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ピルマンがサンセット・フリップを決める。
  レフェリーはイートンに注意が向いていたためカウントが遅れる。カウント2。
  交代したイートンはピルマンにボディ・スラム。
  ダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  腕を取って押し込んでいくがカウント2。
  タッチ。
  レーンがピルマンにボディ・スラムを狙う。
  ピルマンがインサイド・クレイドル。
  レーンはカウント2で返すとすぐタッチ。
  イートンがピルマンを殴りつける。
  タッチするとイートンがレーンを振る。
  レーンがピルマンにフライング・フォア・アームズ。
  レーンはボディ・スラムを決めるとタッチ。
  イートンが腕を掴んで押し込んでいく。カウント2。
  殴りつける。
  コーナー上へ。
  ピルマンが捕らえる。
  イートンはサミングを決めると降りてボディ・スラム。
  ダイビング・レッグ・ドロップを決める。
  カバーするもカウントは2。
  ロープに振るとティルト・スラムを狙う。
  ピルマンは逃れるとスラム。
  自陣に這いよる。
  イートンが先にタッチ。
  ピルマンはレーンが来る前にZマンにタッチ成功。
  Zマンがレーンとイートンを殴り倒す。
  イートンをロープに振りショダー・スルー。
  レーンをロープに振るとバック・エルボー。
  起こしてスリーパー。
  イートンが殴りつける。
  救い出されたレーンがZマンにロシアン・レッグ・スイープ。
  コーナーに上ったイートンを投げロケット・ランチャー。
  しかしカウントは2。
  イートンはZマンをコーナーに降ると飛びかかる。
  しかし避けられコーナーに激突。
  Zマンはイートンをコーナーに振ろうとする。
  振り返されるもセカンド・ロープに飛び乗り、振り向きざまのクロス・ボディ。
  レーンがカット。
  ピルマンがレーンを殴り倒す。
  レフェリーがピルマンを戻している隙にレーンがZマンに延髄切り。
  すかさずイートンがインサイド・クレイドルを決め1,2,3!
  ミッドナイト・エクスプレスが新チャンピオンに!


 GNWA王座戦 、ケージ・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.レックス・ルガー
 
  フレアーのセコンドについているウーマンが隠し持っていた凶器は事前に没収される。
  試合開始。
  組むとルガーが押し込もうとする。
  フレアーが体勢を入れ替えチョップ。
  ルガーがほえるとフレアーは場外に逃げる。
  ルガーが場外に出るとリングに戻る。
  ルガーも戻る。
  ルガーがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  マウント・パンチを決めると吼える。
  フレアーが起き上がり近寄ってきたルガーに蹴り。
  コーナーに振る。
  ルガーはぶつかりながらも耐えてクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  エプロンに出たフレアーにリング内へのブレーン・バスター。
  フレアーが場外に転がり出る。
  間を置いてからリングに戻る。
  組むとフレアーがニー。
  頭部にエルボーを叩き込むとロープに走りショルダー・タックル。
  ルガーは倒れない。
  フレアーがロープに走る。
  ルガーがフレアーをボディ・リフト。
  リングに投げ落とす。
  ロープに振ると再びボディ・リフト。
  フレアーが場外に転がり出る。
  リングに入る。
  近寄ってきたルガーにサミング。
  チョップを叩き込みパンチ。
  ルガーは受けきると詰め寄りヒップ・トス。
  クローズライン。
  フレアーが起き上がりチョップを放つ。 
  ルガーは利かん、と胸の筋肉を動かしてみせる。
  フレアーはたまらず場外に出るとケージを上っていく。
  ルガーは場外に出るとケージを上ろうとする。
  フレアーは蹴りつけてルガーを落とす。
  すぐに場外に降りるとチョップ。
  ケージにぶつける。
  チョップ。
  パンチ。
  チョップ。
  リングに戻す。
  脚を蹴りつける。
  チョップ。
  スナップ・メアを決めるとロープに走りニー・ドロップ。
  ルガーを起こすとブレーン・バスター。
  ルガーが起き上がる。
  腰を振っていたフレアーが振り向いた瞬間クローズライン。
  10カウント・パンチ。
  コーナーに振る。
  フレアーは一回転してエプロンに着地。
  別のコーナーに駆け上がると飛ぶ。
  ルガーがカウンターでクローズライン。
  フレアーは場外に転がり出るとケージを上ろうとする。
  ルガーは場外に出るとフレアーを引き摺り下ろしケージにぶつける。
  フレアーがケージを上っていく。
  ルガーもケージを上り追いつく。
  フレアーがルガーをケージにぶつけようとする。
  ルガーは防ぐと逆にフレアーを何度もケージにぶつける。
  ケージから降りると鉄柱にぶつける。
  フレアーは流血。
  ルガーはフレアーをケージにこすりつける。
  フレアーがリングに逃げる。
  ルガーもリングに入る。
  フレアーが許しを請う。
  ルガーはマッスル・ポーズ。
  10カウント・パンチへ。
  アトミック・ドロップへ。
  ルガーが着地しクローズライン。
  カバーするもフレアーがロープを掴む。
  フレアーが場外に出てケージを上っていく。
  ルガーはケージを上り追いつくとケージにフレアーの頭部を叩きつけて行く。
  フレアーは場外に下りる。
  降りてきたルガーにチョップをいれ勢い良くケージにぶつけようとする。
  ルガーはケージを掴んで防ぐとフレアーをケージにぶつける。
  フレアーがリングに入る。
  ルガーがリングに入る。
  フレアーがチョップ。
  利いていない。
  ロープに走りフライング・フォア・アームズ。
  しかし利いていない。
  ルガーはフレアーをターン・バックルにぶつける。
  担ぐとコーナーに乗せる。
  スーパープレックス。
  しかし脚を痛めてしまう。
  フレアーがルガーの脚を蹴りつける。
  脚を蹴りつける。
  脚を蹴りつけチョップ。
  脚を蹴りつけて倒す。
  脚にニー・ドロップ。
  フレアーはルガーの脚をロープに乗せるとヒップ・ドロップ。
  脚にニー・ドロップ。
  脚を蹴りつける。 
  バック・ドロップ。
  4の字を決める。
  ロープを掴んで強化する。
  レフェリーに見つかりはなさざるをえなくなる。
  ルガーを起こすとチョップ。
  アンダーソンズ、シッドが現れる。
  ルガーがフレアーにクローズラインを連発。
  10カウント・パンチ。  
  コーナーに振りクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  アンダーソンズはあせっている。
  ルガーはフレアーをロープに振るとボディ・リフト。
  投げ落とす。
  アーンがケージを上ろうとする。
  スティングが現れ阻止する。
  ルガーがコーナーでフレアーを殴りつけている。
  エル・ヒガンテも現れスティングに加勢。
  ルガーがもつれてフレアーにチョークを決めている様子。
  ロープに振りパワー・スラム。
  いつの間にかケージがちょっと浮いている。
  そこからウィンダムがケージ内に滑り込む。
  ルガーがフレアーをトーチャー・ラックに捕らえる。
  ウィンダムがルガーに殴りかかる。
  ルガーが殴り返す。
  レフェリーがゴングを鳴らす!
  フレアーの反則負け!
  アーンも入ってきてルガーに襲いかかる。
  フレアーはレフェリーを放り投げやりたい放題。
  ルガーをリンチする。
  ケージがまた下に戻っているためスティングらは入れない。
  セキュリティーにケージを上げさせるとスティングがリングに入る。
  するとホースメンはさっきまでの勢いはどこへやら、早々と退散する。
  フレアーは自慢げにインタビューに答えている。
  スティングが殴りつけてこらしめようとするも逃げられる。

試合結果

@ロード・ウォーリアーズ、ノーマンvs.バン・バン・ビガロ、ケビン・サリバン、カクタス・ジャック
Aミーン・マークvs.ジョニー・エース
Bサモアン・スワット・チームvs.トミー・リッチ、マイク・ロトンド
C髪切りマッチ:ポール・エラリングvs.テディー・ロング
DUSタッグ王座戦:Zマン、 ブライアン・ピルマン(ch)vs.ミッドナイト・エクスプレス(新チャンピオン!)
Eコーポラル・パニッシュメント・マッチ:ロックン・ロール・エクスプレスvs.ファビュラス・フリー・バーズ
Fタッグ王座戦:スタイナー・ブラザーズ(ch)vs.ドゥーム(新チャンピオ ン!)
GNWA王座戦 、ケージ・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.レックス・ルガー(DQ)