TOPアメリカン・プロレスWCW 1983年〜1987年→WCW:Starrcade-The Sky Wallkers 11/27/86

WCW:Starrcade-The Sky Wallkers 11/27/86の分析


名勝負 なし
好勝負 タッグ王座戦、ケージ・マッチ:ロックンロール・エクスプレス(ch)vs.ミネソタ・レッキング・クルー

約1時間40分です
日本語版でレビューしています。
邦題はワールド・デスマッチ 裂肉篇となっています。

Aタッグ王座戦、ケージ・マッチ:ロックンロール・エクスプレス(ch)vs.ミネソタ・レッキング・クルー
 当時のタッグの全てがこの試合にはある。
 ヒール・タッグとはどういう風に空間に軌道を描きながらやられ、
 戦術、タッチ・ワークにつなげていくかで魅せる物です。
 ベビーフェイス・タッグとはどれだけ野生的に殴れるか、
 観客の応援を背負えるか、で魅せる物です。
 最高の素材が最高の形でぶつかった結果ですが
 唯一惜しむらくは孤立、孤立で溜めたまま
 タッチ成功をさせずに工夫したフィニッシュで終えた事ですね。
 当時のNWAはWIN-WINを尊ぶ傾向にあったとはいえ、
 ここは爆発的な盛り上がりを生み攻防を見せて欲しかったです。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:11/12/09)

5試合目−TV王座戦、ファースト・ブラッド・マッチ:ダスティ・ローデス(ch)vs.タリー・ブランチャード
普通の試合をすればいいのに。
 レフェリー誤爆スポットと絡めて手短に終わらせる・・・。
 最後の定番ネタが初めて行われたのなら評価するけど。

Eスカフォード・マッチ: ロード・ウォーリヤーズvs.ミッドナイト・エクスプレス
約7メートル上に鉄橋の足場が作られており、
 そこから2人共落ちたら負けという試合形式。
 橋を支える鉄柱を使っているのは評価できますが
 短い時間でさえまともな攻防ができませんし、何より余りに危険です。
 ホークが日本で怪我をしたために誤魔化せるこの形式になったのですが
 試合後名マネージャー、コルネットが落下して怪我をしたそうで・・・。
 悪い試合。
 (執筆日:10/18/09)

FNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ニキタ・コロフ
突っ立ってても脅威を感じさせるコロフは
 まさにフレアーのお得意様といった所。
 充実感ある良い動きを見せるコロフを引き立てます。
 間を置くだけでなくリングの中だけでもコントロールできておりフレアーの好調ぶりを物語っていますね。
 流血しながらもすくっと立つコロフの姿は観客を引き込み
 フレアーも流血となった所で最高潮。
 只この後がごたごたで何とか防衛するという定番エンドでして・・・。
 スターケードなんですから決着を期待してしまいますよ。
 脚攻めも見せていないし好勝負になったはずなのに、と勿体無く思わせる。
 中々良い試合。
 (執筆日:10/11/09)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Aタッグ王座戦、ケージ・ マッチ:ロックン・ロール・エクスプレス(ch)vs.アンダーソンズ 
  オレイ対ギブソンで試合開始。
  オレイはロープに押し込み殴りかかるも避けられる。
  コーナーに押し込み殴りかかるも避けられる。
  ギブソンが殴りつけていく。
  オレイはやられながらも自陣へ。
  タッチするもギブソンが逃れる。
  ギブソンがオレイを殴りつけるもアーンが入りは以後から殴りつける。
  アーンはギブソンを連れて行くとロープの外へ。
  ケージにぶつけようとする。
  ギブソンは殴りつけると押してケージにたたきつけていく。
  ふらついたアーンをロープ越しにモートンが殴りつける。
  交互にアーンを殴りつける。
  アーンは自陣の方に倒れタッチ。
  オレイ対ギブソン。
  オレイが組むと見せかけ蹴り。
  ターン・バックルにぶつける。
  ギブソンが殴りつけていく。
  オレイがふりはらうようにギブソンを相手陣へ押す。
  モートンがタッチして入りオレイを殴りつけていく。
  殴り倒す。
  オレイが腹にエルボー。
  スナップ・メア。
  モートンが脚を払ってオレイを倒す。
  オレイがアーンにタッチ。
  組むとアーンが蹴り。
  ケージにぶつけようとする。
  モートンが足をケージに当て防ぐ。
  アーンがすぐに離れる。
  アーンは組むとヘッド・ロック。
  ハンマー・ロックへ。
  モートンがヘッド・ロック。
  ハンマー・ロックに移行し殴りつける。
  モートンが腕を取りタッチ。
  交代したギブソンがアーンを連れコーナーへ。
  アーンがギブソンをコーナーに押し込み殴りつける。
  コーナーに振ろうとする。
  ギブソンが振り返しハイ・ニーへ。
  アーンは避けるとコーナーにのりあげたギブソンの脚をケージにぶつけていく。
  脚を取って自陣へ。
  交代したオレイがギブソンの脚を蹴りつける。
  ロープに脚を置きヒップ・ドロップ。
  脚を踏みつける。
  交代したアーンが脚を踏みつける。
  ふくらはぎを踏みつける。
  脚をマットに叩きつける。
  スピニング・トー・ホールドへ。
  ギブソンが蹴り飛ばす。
  アーンはケージに突っ込むもタッチ。
  オレイはギブソンの脚を蹴りつける。
  脚を踏みつけていく。
  ギブソンが腹にパンチ。
  オレイは脚を取って倒すとレッグ・ロック。
  レフェリーがロープ・ブレイクを命じる。
  怒ったモートンを戻している間もオレイは決め続ける。
  ギブソンの脚を踏みつける。
  レッグ・ロック。
  ギブソンが殴りつけ倒すもオレイは放さずタッチ。
  アーンが脚にエルボー・ドロップ。
  レッグ・ロック。
  脚にニー。
  起こしてパンチ。
  ギブソンが蹴りを放つ。
  受け止められるも延髄切り。
  アーンがタッチし脚を掴もうとする。
  ギブソンは回転してすり抜けるとタッチ。
  モートンがオレイを殴りつけていく。
  アーンも殴りつけるがその間にオレイに殴りつけられる。
  オレイはモートンをケージにぶつける。
  もう1発。
  殴りつける。
  喉に足を押し当てる。
  腕を取る。
  もがかれたのでタッチ。
  アーンは控えのギブソンを殴りつけてからモートンを殴りつける。
  ロープに振りクローズラインへ。
  避けられるもスパイン・バスター。
  モートンは流血している。
  カバーするもギブソンがカット。
  アーンはタッチするとモートンの腕を押さえる。
  そこにオレイがダイビング・ニー。
  アーム・ロック。  
  モートンは起き上がると殴りつける。
  オレイが髪をつかんで倒す。
  蹴り飛ばされるもすぐにヘッド・ロックで押さえにかかる。
  モートンがロープに飛ばすと両者激突しダウン。 
  オレイが先にタッチ。
  アーンはモートンを殴りつけるとチン・ロック。
  モートンが殴りつける。
  アーンが腕を引っ張る。
  モートンが耐え殴りつける。
  アーンが腕を引っ張る。
  モートンが耐え殴りつける。
  ふらつくアーンを殴りつける。
  アーンのパンチを避けながら殴りつけて倒す。
  タッチしようとするもオレイが入ってきてニー。
  モートンはオレイにコーナーに追い込まれるも殴りつけていく。
  オレイがニー。
  モートンが不意をついてインサイド・クレイドル。
  カウント2でアーンがカット。
  ギブソンがアーンに殴りかかっていきケージにぶつける。
  オレイがモートンにボディ・スラムを狙う。
  ギブソンが気づいてモートンの背にドロップ・キック。
  これでモートンがオレイをカバーする形になる。
  ギブソンがアーンを押さえつけるとその間に1,2,3!
  R&REの防衛!
  オレイはモートンをケージにぶつけ蹴りつける。
  ギブソンは何とかモートンを連れケージの外に出る。


FNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ニキタ・コロフ

  コロフはUS王者。
  組むとコロフが押し飛ばして倒す。
  組むとコロフが押し飛ばして倒す。
  コロフがポーズをとるとフレアーは場外に出て間を置く。
  リングに戻る。
  フレアーの手を掴むと捻る。
  フレアーがコーナーに押し込みチョップ連打。
  しかし利いていない様子。
  フレアーが場外に出て間を置く。
  リングに戻る。
  組むとコロフがヘッド・ロック。
  外そうとするフレアーを力で倒す。
  組むとフレアーがニー。
  コーナーに押し込みチョーク。
  コロフは体勢を入れ替えるとヒップ・ドロップ。
  フレアーは後ずさりをしてコーナーのそばへ。
  組むとフレアーがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックルを決めるもコロフは倒れない。
  フレアーがロープに走る。
  コロフがベア・ハグ。
  前に降ろして両肩をつける。
  カウント2止まりでもう1度持ち上げる。
  フレアーはコーナーに逃れる。
  コロフが離れずショルダー・ブロック。
  コーナーに振り突進。
  フレアーはかわしてコーナーに激突させるとブレーン・バスター。
  アピールするもコロフが起き上がる。
  しかしコロフもふらつく。
  フレアーは脚を蹴りつけサミング。
  チョップ。
  チョップ。
  パンチ。
  コロフがにらみつける。
  フレアーが蹴りつける。
  フレアーがパンチにチョーク。
  コロフが押し飛ばす。
  フレアーがコーナーで許しを請う。
  コロフが蹴りをいれショルダー・ブロック。
  コーナーに振ろうとする。
  フレアーが蹴り。
  チョップ。
  コロフがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  フレアーはかわすと同時に場外に投げ捨てる。
  場外に下りるとコロフをスカフォードにぶつける。
  リングに戻る。
  コロフが流血しながらもリングに戻る。
  フレアーがコロフをロープにこすりつける。
  スナップ・メアからニー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  バック・ドロップ。
  カバーするもコロフがカウント2で押しとバス。
  フレアーがコロフの傷口にパンチを叩き込んでいく。
  コロフが起き上がる。
  睨み付けてにじり寄る。
  ショルダー・ブロックを連発。
  ボディ・スラム。
  にじり寄りニー。
  ヒップ・トス。
  コーナーに振る。
  フレアーは一回転して転落。
  コロフは場外に下りると近づいていく。
  フレアーがショルダー・ブロック。
  スカフォードにぶつけようとする。
  コロフが防いでフレアーをスカフォードにぶつける。
  リングに戻る。
  場外のフレアーの額を引っかく。
  フレアーも流血。
  コロフがロープ越しにフレアーをスカフォードにぶつける。
  リングに戻ってきたフレアーに肩からコーナーにぶつける。
  フレアーが近づいてきたコロフに蹴り。
  コーナーにもたれさせチョップ。
  コロフが殴りつける。
  フレアーがチョップ。
  コロフが殴りつける。
  フレアーが自ら倒れるようにダウン。
  コロフがフレアーにヘッド・ロック。
  ロープに振られフライング・ショルダー・タックル。
  フレアーの体がレフェリーにぶつかる。
  フレアーはサミングを決めるとコーナーに振る。
  コロフはコーナーにぶつかるも耐えるとカウンターでロシアン・シックルを叩き込む。
  カバー。
  しかしレフェリーは気絶している。
  コロフがレフェリーをリングに入れようとする。
  フレアーが背後からニー。
  カバーする。
  サブ・レフェリーが入ってきてカウントするもカウント2。
  フレアーがコロフを殴りつけようとする。
  コロフはガードするとロープに振ろうとする。
  フレアーが振り返す。
  コロフはロシアン・シックルを狙う。
  しかし避けられサブ・レフェリーに誤爆。
  レフェリーが入る。
  コロフがコーナーのフレアーにチョーク。
  放そうとしたレフェリーを振り払う。
  フレアーがコロフにニーを入れるとコロフの体がレフェリーにぶつかる。
  レフェリーはゴングを要請!
  フレアーの反則勝ちとなる!フレアーがコロフに飛びかかる。
  コロフはフレアーを押さえつける。
  若手選手が入ってくるもコロフのロシアン・シックルを食らう。
  フレアー軍団が現れコロフを押さえつける。
  フレアーが殴りつける。
  コロフがフレアー軍団を振り払いフレアーに襲いかかろうとする。
  他のレスラーらが現れ引き離す。

試合結果

@インディアン・ストラップ・マッチ:ワフー・マクダニエルvs.リック・ルード
Aタッグ王座戦、ケージ・マッチ:ロックンロール・エクスプレス(ch)vs.ミネソタ・レッキング・クルーンダーソンズ
Bルイビル・ストリート・ファイト:ロン・ガービンvs.ビッグ・ババ・ロジャース
Cヘアーベンド・マッチ:ジミー・バーバリアントvs.ポール・ジョーンズ
DTV王座戦、ファースト・ブラッド・マッチ:ダスティ・ローデス(ch)vs.タリー・ブランチャード(新チャンピオン!)
Eスカフォード・マッチ:ロード・ウォーリヤーズvs.ミッ ドナイト・エクスプレス
FNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ニキタ・コロフ(DQ)