TOPアメリカン・プロレスWCW 1983年〜1987年→WCW:Great American Bash 7/1/86〜7/31/86

WCW:Great American Bash 7/1/86〜7/31/86の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

PPVではなくグレート・アメリカン・バッシュと銘打たれた
30日間のサーキットの試合集です。
日本語版でレビューしています。
タイトルはワールド・デス・マッチ鮮血篇です。

2,3試合目は髪切りマッチにまでもつれ込んだ
ジョーンズ軍団とバリアント軍団の抗争。

Dルシアン・チェイン・マッチ:ロード・ウォーリアーズvs.イワン&ニキタ・コロフ
 流血やチェーンの攻撃には荒さがあり雰囲気はありますね。
 しかし適当にやっているので構築は無く中身がありません。
 少し悪い試合。 
 (執筆日:5/9/10)

6試合目、アンダーソンズ、特にアーン・アンダーソンは素晴らしいですね。
只試合時間が短く時間切れという結果になったのは残念。
8試合目ケージ・マッチにディーバが入っているということで
予想通りひどい試合。まあこれは次の試合までの箸休めです。

HNWA王座 戦、ケージ・マッチ:リック・フレアーvs.ダスティ・ローデス
 ダスティはパンチ含め軽快ゆえに重みがなく、
 ロープに余り走らないし耐えないしで
 フレアーのスケーリングが適用されませんでした。
 場外で間を置く事もできませんし、
 平凡な立ち上がりになってしまいました。
 その後フレアーが一方的ながらダスティを追い込んだ所でようやく軌道にのりましたね。
 4の字を食らうダスティや2人がトップ・ロープ上に立つなど良い絵を作り出し
 フレアーがまずい状況に嵌る事で引き込みました。
 自然と雰囲気もついていきます。
 只試合自体ではなく普段のフレアーの試合によって、というのはちょっと問題ですけどね。
 一応NWA王座交代劇のクオリティは満たしている。
 平均的な良試合。
 (執筆日:10/11/09)

メインが見所といえば見所ですがWWEのローデス個人物やケージ特集に収録されてますからね。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

HNWA王座戦、ケージ・ マッチ:リック・フレアーvs.ダスティ・ローデス

  フレアーが心理戦を仕掛けるもダスティには聞いていない。
  ダスティは長のように舞八のように拳を叩き込みえるボー・
  フレアーはケージにぶつけようとするも防がれる。
  ダスティが優位に経ち腕に狙いをつける。
  ボディ・リフトにスリーパーも交え攻めて行く。
  フレアーはケージにぶつけて反撃開始。
  ケージにこすりつけ流血させると脚に狙いをつける。
  そして4の字!
  ダスティは反転させ逃れる。
  ダスティはカウンターでクローズライン。
  逃げようとするフレアーを捕まえるとケージにぶつけ流血させる。
  再び逃げようとするフレアーをケージ天辺の金属部分にぶつけリングに戻す。
  フレアーはダスティの拳を避けケージに誤爆させコーナー上へ。
  ダスティはデッドリー・ドライブを決め4の字!
  チョップ連打を受けたフレアーは自ら倒れこんでしまう。
  ダスティが猛攻を見せるがフレアーは3カウントを許さず。
  フレアーはエルボー・ドロップを避けるとボディ・スラムを狙う。
  しかしダスティがスモール・パッケージに返し1,2,3!
  ダスティが新NWAチャンピオンに!

試合結果

@NWA王座 戦:リック・フレアー(ch)vs.ホーク・ウォーリヤー
Aヘア・マッチ:シャスカ・ワトレーvs.ジミー・バリアント
Bヘア・マッチ:ポージョーンズvs.ジミー・バリアント(ダイジェスト)
Cテープド・フィスト・マッチ(グローブ無しボクシング):ロン・ガービンvs.タリー・ブランチャード
Dロシアン・チェイン・マッチ:L.O.Dvs.イワン・コロフ、ニキタ・コロフ
E#1コンテンダー・マッチ:ロックン・ロール・エキスプレスvs.ミネソタ・レッキング・クルー(タイム・リミット・ドロー)
FUS王座戦、7番勝負第7戦目:マグナムTAvs.ニキタ・コロフ(3-3-1)
Gケージ・マッチ:ベイビー・ドール、ダスティ・ローデス、マグナムTAvs.ミッドナイト・エキスプレス、ジム・コルネット
HNWA王座 戦、ケージ・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.ダスティ・ローデス(新チャンピオン!)