TOPアメリカン・プロレスWCW 2000年→ WCW:Fall Brawl 9/17/00

WCW:Fall Brawl 9/17/00の分析


名勝負 なし
好勝負 ゴールドバークvs.スコット・スタイナー

6試合目は 20フィート上の橋のようなステージで戦う試合。
今回は観客の盛り上がりが非常に良く、そんなにひどい試合がありません。
2,6,8,10が平均以上の試合。

5試合目も良い試合になりそうだったのだが
アクシデントでレフェリー・ストップになったのは残念。

Hゴールドバークvs.スコット・スタイナー
 驚いた事に2人にとって生涯ベストとなるシングル戦となりました。
 そこにあるのは単純明快な理。
 アメリカン・ドリーム-Bigger,Stronger,Fasterです。
 Bigger
 ステロイド漬けの筋肉お化けと遺伝子操作を受けたかのような超人類の激突。
 Stronger
 AWA、日本で鍛えられたホーガンはアンドレ戦でボディ・スラムをキーにしていたけれど
 この2人はそんなの生温いと、相手を投げ飛ばしていきます。
 Faster
 そして驚くほど意欲的に動きあい
 サブミッションなんてかける暇があったら柵に振ってぶつけ合う。
 このおかげで唯一のサブミッション、スタイナー・リクライナーが異常な説得力を持っていますね。
 その迫力に圧倒され、とにかく凄ぇ、と唸ってしまう潰しあいでした。
 全米のマッチョ信奉者が泣いて喜んだ事でしょう。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:10/5/09)

このPPV まで製品版が存在します。
(執筆日:?/?/07)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Hゴールドバークvs.スコット・スタイナー
  スコットはフェイス・ガードをしている。
  試合開始。
  組むとゴーバがコーナーに押し込もうとする。
  スコットが体勢を入れ替えエルボー、バック・エルボー、パンチ。
  ロープに振りクローズラインへ。
  ゴーバが避けフライング・ショルダー・タックル。
  リフト・アップ。
  そこから担ぐとアバランシュ・スラム。
  ロープに振る。
  スコットがロープを掴んで止まり場外へ。
  ゴーバは追うと柵に振ってぶつけようとする。
  スコットが振り返し柵にぶつける。
  蹴りつけリングに戻す。
  ロープに振りクローズライン。
  エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  コーナーにもたれさせ蹴りつける。
  チョップにパンチ。
  コーナーに振り突進。
  ゴーバがカウンターで蹴り。
  ダブル・アーム・スープレックス。
  マウントでパンチを入れる。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  スコットは殴りつけるとネック・ブリーカー。
  ベリー・トゥー・ベリーからカバー。カウント2。
  ボディ・スラムの体勢からツームストンに持っていこうとする。
  ゴーバは体勢を入れ替えるとアバランシュ・スラム。
  カバーするもカウント2。
  スピアーを狙う。
  スコットは避けてコーナーに激突させるとコーナーから飛ぶ。
  ゴーバが受け止めスラム。
  起き上がるもよろめいてダウン。
  スコットが場外に出る。
  ゴーバがスコットを鉄階段に振ってぶつけようとする。
  スコットが振り返して鉄階段にぶつける。
  スコットの彼女、デイシャが鉄パイプを持って現れる。
  スコットがゴーバに椅子を叩きつける。
  リングに戻す。
  コーナーに逆さ吊りにする。
  椅子で突く。
  もう1発。
  ゴーバは流血している。
  スコットがフロント・スープレックス。
  腕立て伏せをしてみせる。
  バック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ドラゴン・スープレックスを狙う。
  バック・エルボーを食らい放してしまうもベリー・トゥー・ベリー。
  デイシャから鉄パイプをもらう。
  ゴーバがスピアーを決める。
  ジャックハマーを狙う。
  ルッソーがリングに入ってきてゴーバにバットを叩きつけてダウンさせる。
  スコットがカバーするもカウント2。
  ゴーバを場外に落とす。
  エプロンから飛んで殴りつける。
  柵に振ってぶつける。
  テーブルを取り出し片方の脚だけ立てる。
  ゴーバを担ぐとその上に投げる。
  リングに入れるとスタイナー・リクライナーを決める。
  ゴーバが何とかロープを掴む。
  デイシャが腕を蹴りつける。
  スコットが戻してスタイナー・リクライナーを決めなおす。
  ゴーバは肩車する形で持ち上げるとロープの上に落とす。
  スコットがそれでもゴーバにクローズラインを決める。
  コーナーに叩きつけのせる。
  雪崩式技を狙う。
  ゴーバがヘッド・バッドを叩き込んでスコットを落とす。
  デイシャがバットをゴーバに叩きつける。
  ルッソーもバットを叩きつける。
  デイシャがもう1発。
  スコットがコーナー上に戻り雪崩式ベリー・トゥー・ベリー。 
  カバーするもカウントは2。
  ならばと再びスタイナー・リクライナー。
  ゴーバが何とか這っていく。
  ロープを掴む。
  そしてロープを急激に引いて体を前に出しスコットを落とす。
  スコットは椅子を持って戻ってくる。
  椅子を叩きつけようとする。
  ゴーバは避けると蹴りを入れネック・ブリーカー。
  スピアーの体勢。
  ルッソーが入ってきてゴーバにバットを叩きつけようとする。
  ゴーバは受け止めると首を握り絞める。
  スコットが鉄パイプをゴーバに叩きつける。
  脳天にも一撃。
  スタイナー・リクライナーを決める。
  レフェリー・チェックで3回腕が落ちる!
  スコットの勝利!
  ルッソー、デイシャ、スコットは抱き合って喜ぶ。
  ルッソーはダウンするゴーバを踏みつけてポーズ。

試合結果

@クルーザー級王座戦:エリックス・スキッパー(ch)vs.アラン・ファンク
Aミスフィッツ・イン・アクションvs.3カウント
Bファースト・ブロッド・チェイン・マッチ:ハリス・ボーイズvs.クロニック
CUS王座戦(ゲスト・エンフォーサー:ジム・デュガン):ランス・ストーム(ch)vs.ジェネラル・レクション
Dナチュラル・ボーン・スリラーズvs.フィルスリー・アニマルズ
Eピッツバーグ・プランジ・スカフォード・マッチ:シェイン・ダグラス、トリー・ウィルソンvs. ビリー・キッドマン、メデューサ
Fスティングvs.グレート・ムタvs.ヴァンピーノ
Gバンクハウス・ブロール:マイク・オーサムvs.ジェフ・ジャレット
Hゴールドバークvs.スコット・スタイナー
IWCW王座戦、ケージ・マッチ:ケビン・ナッシュ(ch)vs.ブッカーT(新チャンピオン!)