TOPアメリカン・プロレスTNA TV Matches →Impact Wrestling:TV Matches 2022 part.3

Impact Wrestling:TV Matches 2022 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 Impact世界王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.ボビー・フィッシュ(Impact Wrestling 10/13/22)

@Xディビジョン王座戦:マイク・ベイリー(ch)vs.マスカラ・ドラダ(Impact Wrestling 9/15/22)
 攻防のタイミング、距離感を合わせる呼吸はぴたりと一致していないものの
 オーソドックスな筋道で試合を安定させ、
 上質な攻防とインパクトのあるスポット配置で盛り上げました。

 ドラダも来てXディビジョン王座戦線は引き続き充実していますね。

 中々良い試合。

Aバレット・クラブ(エース・オースチン、クリス・ベイ)vs.トレイ・ミゲル、ラレド・キッド(Impact Wrestling 9/29/22)
 BCが間違いのないヒール・タッグ・ワーク。

 対するラレド。ミゲルはおぉ、と唸ってしまう動きを連打。

 それぞれフェイス/ヒールに求められる役割を全うし、
 終盤には複数人が絡むタッグ・スポットで盛り上げ。

 ツボを押さえた内容でしたね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

BImpact世界王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.ボビー・フィッシュ(Impact Wrestling 10/13/22)
 組み合った時の細かなリアリティーの追求が効いていますね。
 
 派手さはなくても痛みの伝わる攻防が積み重なっていきます。
 フィッシュの良さが出ていますね。

 ジョシュの反撃の流れは見事でこれは100%上がりますね。
 
 クライマックスは押し切る形でまとめており、
 フィッシュのテクニックの見せ方を考えると
 もっとニア・フォールの演出を加えてもフィットする内容だったので、
 その点は惜しまれますが、素晴らしい試合でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/?/22)

Cフランキー・カザリアン、ジョシュ・アレキサンダーvs.オージー・オープン(カイル・フレッチャー、マーク・デイヴィス)(Impact Wrestling 10/21/22)
 オージーの細やかなワークが光ります。
 
 ただテンポワークに重きを置いており、
 オージーの一番やりやすい形ではなく
 彼らなりにTV用にアレンジしている感ありますね。

 綺麗な形でオーソドックスながら
 その鋭さ、精度の高さに惚れる内容。

 カズ、ジョシュはこの後王座戦が控えている関係ですが、
 このタッグも今後見てみたいなと思う可能性に満ちていましたね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

Dノックアウツ王座戦:ジョダイン・グレイス(ch)vs.ジゼル・ショー(Impact Wrestling 11/10/22)
 ジゼルは体力100%のジョダインに向かうには軽さを感じますが、
 ジョダインの場外転落スポットで早々にクリア。

 エルボーの打ち合いを耐えるシーンの
 ジョダインの見せ方は圧巻で、
 画面越しでも伝わる気迫でしたね。

 ジョダインの強烈な攻めにの充実度を改めて実感しました。

 後半はジゼルの攻めも芯に迫っていて見応え十分な攻防。

 前半やや軽めで試合時間も11分ですが後半は本物で、
 PPVでリマッチ組んでも良いレベルでした。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/?/22)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@Xディビジョン王座戦:マイク・ベイリー(ch)vs.マスカラ・ドラダ(Impact Wrestling 9/15/22)
Aバレット・クラブ(エース・オースチン、クリス・ベイ)vs.トレイ・ミゲル、ラレド・キッド(Impact Wrestling 9/29/22)
BImpact世界王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.ボビー・フィッシュ(Impact Wrestling 10/13/22)