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Impact Wrestling:TV Matches 2022 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 #1コンテンダーズ・マッチ:アレックス・シェリーvs.クリス・セイビン(Impact Wrestling 7/21/22)

Xディビジョン王座戦:マイク・ベイリー(ch)vs.ロッキー・ロメロ(Impact Wrestling 8/11/22)

@#1コンテンダーズ・マッチ:ミア・イムvs.デオナ・パラッツォ(Impact Wrestling 7/7/22)
 オーソドックスの中に張り合いとすかす変化。
 
 ヘッドロックを締め上げている瞬間もデオナは高い意識を見せますね。
 
 ミアも適切に相手の求めているものを提供。

 基本的な要素に対して真摯に向き合いつつ、
 細やかに微調整を見せていて評価高いですね。

 デオナの後半の疲労感、間合いの取り方、感情の見せ方は素晴らしく、
 20分を超える試合を見たかのような錯覚がありましたね。

 好勝負に少し届かず。

A#1コンテンダーズ・マッチ:アレックス・シェリーvs.クリス・セイビン(Impact Wrestling 7/21/22)
 両者がシングルとして成長した今だからこそ
 これまで以上にない程、高い期待感のあるMCMG対決ですね。

 両者どう動くか一つ一つ考えていますし、
 受ける側も反撃に動き出さない時も
 一つ一つ考えながら受けています。

 両者の部位狙いが織り交ぜられますが、
 ここで気合受け等で緩急をつけれています。

 また部位狙いを切り替えて一定量の範囲内に収まっていても
 しっかりダメージ表現できるのは成熟味を感じますね。

 そして終盤も勢い任せのスポット押しではなく、
 間を使って自分の掌中に収めながら
 攻防を最後までコントロールして魅了しました。

 文句なしに好勝負。

BKUSHIDA vs.リッチ・スワン(Impact Wrestling 7/28/22)
 KUSHIDAが意表を突くサブミッションで
 自分のスタイルを誇示。

 スワンを新しい参戦者に適度な見せ場を与えた上で、
 腰攻めを積み重ねて追い込み。

 両者のスタイルが噛み合い切った訳ではないものの
 最初の試合を外さず一定レベルに仕上げた所には
 間違いなく両者のスキルが活かされていました。

 中々良い試合。

CXディビジョン王座戦:マイク・ベイリー(ch)vs.ロッキー・ロメロ(Impact Wrestling 8/11/22)
 演舞してポーズを決め〆かと思いきや
 ロメロが丸め込み加えて後ちょっとだったな、と挑発。

 その後もいつもの流れにプラス1のムーブを
 上手く加えてストーリー・テリングをしていましたね。

 ロメロはゲスト参戦ではありますが、
 ここまでコンスタントに良い形で主張を続ければ
 ロメロのことを知らない層にもこの試合だけで訴求できます。

 場面が変わってもクオリティ落とさず素晴らしい一進一退を見せました。

 ぎりぎり好勝負。

DXディビジョン王座戦:マイク・ベイリー(ch)vs.クリス・ベイ(Impact Wrestling 8/18/22)
 ベイが試合放棄しようとしたりロープを使った攻撃を
 ヒールとしてのインサイドワークで場をどんどん動かしていきます。

 そこにベイリーのリズムが加わって
 これぞXという創造性の光攻防が生まれていきます。

 10分ないので攻防の面白さを前面に出して
 良くも悪くもその要素のみで突っ切った形ですが、
 本当に面白かったですね。

 毎度のことながら20分とはいわないので
 今のXには最低10分前半の試合を与えて欲しい。

 好勝負に少し届かず
 (執筆日:8/?/22)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@#1コンテンダーズ・マッチ:ミア・イムvs.デオナ・パラッツォ(Impact Wrestling 7/7/22)
A#1コンテンダーズ・マッチ:アレックス・シェリーvs.クリス・セイビン(Impact Wrestling 7/21/22)
BKUSHIDA vs.リッチ・スワン(Impact Wrestling 7/28/22)
CXディビジョン王座戦:マイク・ベイリー(ch)vs.ロッキー・ロメロ(Impact Wrestling 8/11/22)
DXディビジョン王座戦:マイク・ベイリー(ch)vs.クリス・ベイ(Impact Wrestling 8/18/22)