TNA:TNA impact!(Xbox 360)の分析
名勝負 | 決勝:クリス・セイビンvs.フベントゥー・ ゲレラ(9/3/03) |
好勝負 | なし |
Xbox360のソフトについてくるボーナス・ディスクです。
1枚約70分。
メイキング・シーンが収録されています。
グラフィックやモーションの取り込みから
オリジナル・キャラ、スーサイドまで色々と語っております。
@AJスタイルズ、センシ、ジェリー・リンvs.フライング・エルヴィシーズ(6/19/02)
ウィークリーPPV最初の試合。
全体で1時間枠なので時間は短めですが
スピーディーに立体的な技の数々を披露していき
当団体が売りにするXディビジョンとは何かを示しました。
平均的な良試合です。
ちなみにエルヴィシーズのメンバーはアキオ、シアキにヤン。
Aジェフ・ジャレット、ロン・キリングスvs.スコット・ホール、ブライアン・クリストファー(7/3/02)
最初に観客席での乱闘を持ってきたりと手抜きな内容。
まあ大物を呼んで新規ファンを呼び込み
Xディビジョンで固定ファンにするというのがTNAのシステムでしたから
こういう試合が入っているのも良いんじゃないですかね。
少し悪い試合。
B決勝:クリス・セイビンvs.フベントゥー・ ゲレラ(9/3/03)
セイビンは1回戦、準決勝と恵まれていなかったので
決勝といっても、そこまで期待が高まってなかったのが本音でしたが・・・
やってくれましたね。
私、名勝負が生まれるには大体18分はいると思っています。
それぐらいないと一流選手の力量は
完全に出し切れませんからね。
しかし例外もある訳で
これがまさにそれなのです。
試合時間は15分ですが
10分過ぎた時点で名勝負ほぼ確実という程
非常に密度の濃い内容でした。
シンプルな定番、張り合う展開や丸め込み合戦に
クルーザー級をXディビジョンと改めさせるに足る
一歩上を行った素早い攻防が盛りだくさん。
更には緩急をつけながらも、
とんでもない平均的スピードで、度肝を抜かれました。
ぎりぎり名勝負。
以下2試合はゲーム・ディスクの方の特典としてついているもの。
@ランブル・マッチ:ODBvs.ロキシー・ラヴォーvs.ジャクリーンvs.トレイシー・ブルックスvs.クリスティ・ヘミvs.ゲイル・キムvs.ラカカーンvs.ベルベット・スカイvs.アンジェリーナ・ラブvs.サリナスvs.アメージング・コング
ランブル戦の要素を押さえており面白かったですが
意味不明だったのはラカカーンに巨人的位置づけを与えた事。
普通にアメコンをこの位置にしキムを最後にすれば
やりたい事そのままで凝縮できるというのにね。
ラカカーンのデビューしたての時期だったんですかね。
少し悪い試合。
A4コーナー・マッチ:ジェイ・リーサルvs.ソンジェイ・ダットvs.ジョニー・ディバインvs.ピティ・ウィリアムスvs.クリス・セイビンvs.アレックス・シェリー
TNAならではのノン・ストップ・アクション。
実力がそのまま出た攻防で
MCMGとピティの絡みは素晴らしいですね。
ディバインが出ると一方的な披露になり落ちますが
スピードを落とさないので足を引っ張るまではいっていません。
唯一惜しいのはやはり立ち位置が実力通りとはいかない状況ですね。
平均的な良試合です。
総評
何気に名勝負が入っていたり
オマケとしては嬉しい内容じゃないでしょうか。
(執筆日:10/20/08)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
B決勝:クリス・セイビンvs.フベントゥー・ゲレラ(9/3/03)セイビンが握手を求めると見せかけ張り手。
フービーも張り手。
同時にロープに走り同時にショルダー・タックル。
倒れない。
同時に伏せる。
同時にドロップ・キック。
かまえる。
フービーが握手を求めると見せかけ中指。
セイビンが殴りかかる。
フービーは避けると勢い良く攻めヘッド・シザース。
アーム・ドラッグから腕を取る。
ロープに振りハリケーン・ラナを狙う。
セイビンは耐えると打ち上げフービーが着地した所に延髄切り。
カバーするもカウント2。
フービーがスピン・キックを決め落とすと619のフェイク・ダイブからブランチャ。
リングに戻しスリングショット・エルボーからカバー。カウント2。
アブナミドル・ストレッチ。
ロープに振られ肩の上に乗り技へ。
セイビンは前に持ってくるとジャーマン。
カバーするもカウントは2。
コーナー上へ。
フービーが捕らえパワー・ボムを狙う。
セイビンがサンセット・フリップに切り返す。
読んでいたフービーはドロップ・キックにもって行きカバー。カウント2。
セイビンがサミングを決めバタフライ・ロック。
セイビンがコーナーを使って裏に回ろうとする。
フービーが捕らえてそのままクロス・アーム・エレクトリック・チェアー。カウント2。
セイビンがジャーマンを放つ。
着地されるも蹴りをいれパワー・ボムへ。
フービーは逃れると蹴りをいれパワー・ボムの体勢。
セイビンが逃れロープに振る。
セイビンがサンセット・フリップ。
丸め込み合戦。
両者力尽きてダウン。
殴り合い。
担ぎ上げ逃れ合う攻防からセイビンがパワー・ボムの体勢。
フービーが丸め込む。
セイビンがカウント2で返すと同時にジャーマンを狙う。
フービーがブルドッグに切り返す。
両者ダウン。
フービーはスプリングボード式ドロップ・キックを決めると
跳び起きてフービー・ドライバーへ!
セイビンが後ろに逃れフェイス・バスター。
カバーに行くがカウントは2。
担ぎ上げようとする。
フービーが後ろに逃れタイガー・ドライバー。
カバーするもカウント2。
フービー・ドライバーを狙う!
セイビンがDDTに切り返しカバーにいく。カウントは2。
コーナー上から飛ぶ。
フービーがドロップ・キックで打ち落とす。
コーナー上へ。
セイビンが捕まえスーパープレックス。
両者腕が相手の体の上に。カウントは2。
セイビンがレフェリーに抗議。
隙を突いてフービーが丸め込み。カウント2。
フービーがレフェリーに抗議。
隙を突いてセイビンが丸め込み。カウント2。
フービーがフービー・ドライバーを決め450°スプラッシュ!
カバーし1,2,セイビンの脚がロープにかかる!
ならばとフービー・ドライバーを狙う!
セイビンが逃れフューチャー・ショックで1,2,3!
セイビンが優勝!
試合結果
@AJスタイルズ、センシ、ジェリー・リンvs.フライング・エルヴィシーズ(6/19/02)Aジェフ・ジャレット、ロン・キリングスvs.スコット・ホール、ブライアン・クリストファー(7/3/02)
B決勝:クリス・セイビン(優勝!)vs.フベントゥー・ゲレラ(9/3/03)
@ランブル・マッチ:ODBvs.ロキシー・ラヴォーvs.ジャクリーンvs.トレイシー・ブルックスvs.クリスティ・ヘミvs.ゲイル・キムvs.ラカカーンvs.ベルベット・スカイvs.アンジェリーナ・ラブvs.サリナスvs.アメージング・コング
A4コーナー・マッチ:ジェイ・リーサルvs.ソンジェイ・ダットvs.ジョニー・ディバインvs.ピティ・ウィリアムスvs.クリス・セイビンvs.アレックス・シェリー