TOPアメリカン・プロレスTNA 2014年 →TNA:Lockdown 3/9/14

TNA:Lockdown 3/9/14の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ケージ・マッチ:グレート・ムタ、真田聖也、ヤスvs.バッド・インフルーエンス(ダニエルズ、カズ)、クリス・セイビン
 地位のないヤスが孤立してムタがドラスク祭りして真田がサポート。
 最低限の展開しかないですね。
 BIも連携が衰えているし、セイビンもヒール・キャラが冴えない。
 TVマッチなら良いんでしょうがオープニング・マッチとしてもPPVなんだから、という内容。
 少し悪い試合。

Aエスケープ・マッチ:サミュエル・ショウvs.ミスター・アンダーソン
 サミュエルの素人っぽい受けははまっていますね。
 しかしそれでリアリティを出せているが故に
 アンダーソンが簡単に反撃を許すのが何とも…。
 反撃させない訳にもいかないでしょうが、
 たいした攻撃でもないのにケージを跨ぐ所までいかせてはダメ。
 結局、スカッシュ・マッチを超えない内容でしたが無駄に長かった。
 悪い試合。

・EC IIIがアピールしているとラシュリーが現れスピアー。

Bケージ・マッチ:ティグレ・ウノvs.マニック
 ティグレはちょっと足取りが怪しいですね。
 マニックがロープからドロップ・キックを受けた際に
 ロープとケージの間に落ちて扉が空きかけたのもわざとじゃ無かったらしいし…。
 終盤もティグレの技を見せるための展開になってしまっている。
 デビュー戦なのにティグレの粗さが目立ちました。
 悪くない試合。

Cラストマン・スタンディング・ケージ・マッチ:ガンナーvs.ジェームス・ストーム
 早いテンポの場外乱戦でスタート。
 流血禁止のWWEと違って躊躇することなく色々できる強みを活かしました。
 リングに入ってからまったりしたのは落としすぎか。
 またガンナーがターン・バックルに頭をぶつけまくってキレる展開はヒールとして?な感じ。
 後半はダウン・カウントとの兼ね合いで試合を進行。
 繋げ方は感情と一致していて良いですね。
 トラップを作る間のフォローも忘れていないし、
 最後ガンナーが立ち上がる際に椅子を支えにしたりと
 細かい芸が激戦の雰囲気を作り上げました。
 平均的な良試合。

D女子王座戦、ケージ・マッチ:マディソン・レイン(ch)vs.ゲイル・キム

ETNA王座戦、ケージ・マッチ、ノックアウトorサブミッション:マグナス(ch)vs.サモア・ジョー
 打撃の使い方が下手で出だしのリズム作りにしくじります。
 ジョーが定番ムーブで観客を温めますが、
 マグナスが手数で劣っているのに
 自分に回ってきたときの動きだしが遅く、その波にのれない。
 ジョーも自分のターンを流しすぎですね。
 両者流血を経てから勝利条件となるサブミッションを織り交ぜていきます。
 ネイキッドチョークをジョーが決めるもリング下から腕が出てきて引きずり込まれるネタ。
 アビスが出てきてそのままフィニッシュです。
 悪くない試合。

Fオーナー権争奪リーサル・ロックダウン(レフェリー:ブリー・レイ):チームMVP(MVP、ザ・ウルヴス(デイビー・リチャーズ、エディ・エドワーズ)、ウィロウ)vs.チーム・ディクシー(ボビー・ルード、ブローマンズ(ロビーE、ジェシー・ゴダーズ)、オースチン・エリーズ)
 MVP vs.エリーズから始まるも先発の意味合いを理解しておらず大味。
 後攻2人目エドワーズが正当な働きをして
 先攻3人目で揃ったブローマンズがタッグとして動いたところから何とか安定した形です。
 後攻3人目はデイビー。
 肩にテーピングしていましたが、混沌とした乱戦の中、
 負傷ネタはアクションを制約しているだけで得はない印象。
 そんな細かい部分を処理できる相手もいないですしね。
 先攻4人目でルードが入りMVPとリーダー対決となりますがトップ・スター対決と呼ぶには弱すぎる。
 後攻4人目はウィロウ。
 これがオメガ時代のギミックで正体はジェフだとどれだけの人間が気付いてくれたか大いに疑問です。
 天井が下りてくると同時にディクシーがレフェリーにブリー・レイを指名。
 一気にストーリーを前面に出してくるかと思いきや、
 最後ルードのテーブル葬を邪魔した他は普通のレフェリングで意味不明。
 かといってアクションで魅せれたかというと
 凶器によるダウンで1対1を整然と続けるのみ。
 定番の天井登りもなく寂しいものでした。
 平均レベル。


 (執筆日:4/?/14)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ケージ・マッチ:グレート・ムタ、真田聖也、ヤスvs.バッド・インフルーエンス(ダニエルズ、カズ)、クリス・セイビン
Aエスケープ・マッチ:サミュエル・ショウvs.ミスター・アンダーソン
Bケージ・マッチ:ティグレ・ウノvs.マニック
Cラストマン・スタンディング・ケージ・マッチ:ガンナーvs.ジェームス・ストーム
D女子王座戦、ケージ・マッチ:マディソン・レイン(ch)vs.ゲイル・キム
ETNA王座戦、ケージ・マッチ、ノックアウトorサブミッション:マグナス(ch)vs.サモア・ジョー
Fオーナー権争奪リーサル・ロックダウン:チームMVP(MVP、ザ・ウルヴス(デイビー・リチャーズ、エディ・エドワーズ)、ウィロウ)vs.チーム・ディクシー(ボビー・ルード、ブローマンズ(ロビーE、ジェシー・ゴダーズ)、オースチン・エリーズ)