TNA:Slammiversary 6/2/13の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@Xディビジョン王座戦。アルティメットXマッチ:ケニー・キング(ch)vs.クリス・セイビンvs.スーサイド
ややゆとりを持たせながらもアイディアに溢れた3ウェイ・チェーンですね。
コーナーに登ってからロープにぶら下がるまでにカットすることで
Xディビジョンの良さが活きるテンポ感となっています。
ケニーは素晴らしい躍動を見せたし、
TJPは独特の感性をスーサイドというキャラの新たな側面として見せていました。
久しぶりにリングに戻ってきたセイビンも
一部リアルが混ざりつつもその疲弊感、緩急は見事でした。
改善するなら後半になってもロープにぶらさがってのシーンがほぼ無かったことで試合に停滞感が生まれたこと。
オープニングとして過激化を抑えたというのも多分にあるでしょうが
このカードと結果ならもっと上の位置で組んで高みを目指させても良かった。
中々良い試合。
◆ホーガンが現れ王座を戴冠したセイビンを称える。アンダーソンが現れホーガンと口論。マグナスらが現れ試合へ。
Aサモア・ジョー、マグナス、ジェフ・ハーディvs.ミスター・アンダーソン、ギャレット・ビショフ、ウェス・ブリスコ
・インタビュー中のパークをA&8が襲い流血させる。
Bガット・チェックBfGシリーズ予選:ジェイ・ブラッドリーvs.サム・ショー
CTV王座戦:ディーヴォン(ch)vs.ジョセフ・パーク
◆ディクシー・カーターが登場し11周年を祝う。ホール・オブ・フェイマーとしてカート・アングルが選出される。カートが挨拶。
Dタッグ王座戦、4コーナーズ・イリミネーション・マッチ:チャボ・ゲレロ、ヘルナンデス(ch)vs.バッド・インフルーエンス(ダニエルズ、カズ)vs.オースチン・エリーズ、ボビー・ルードvs.ジェームス・ストーム、ガンナー
Eラスト・ノックアウツ・スタンディング(レフェリー:ODB):テイレン・テレールvs.ゲイル・キム
荒々しくも形を崩していない技の打ち合い。
少しも休まず早いテンポを維持していますね。
また動きだけが先走っているのではなく
そこにはアピールと脚攻めにより感情面を付与しています。
そして何より椅子含めた過激なスポットが大成功。
最後まで上手く紡いでインパクト抜群のフィニッシュを迎えました。
10分満たないが充実した一戦で、MOTN。
中々良い試合。
Fカート・アングルvs.AJスタイルズ
AJは髪、髭を伸ばし入場曲もカントリー調にしてギミック・チェンジ。
新しいペルソナとしてストームに近い、
ヘビー級の重みを感じさせるファイトを見せていますね。
カートも落ち着いて対処した試合運びで
AJの主張を邪魔していません。
サブミッションを独自に位置づけるなど地力の上手さが光りました。
アスリートではなくヘビー級レスラーとして数え歌を再構築しました。
必要以上に時間を嵩ましているところはあるし、
終盤の必殺技の攻防は試行錯誤の中で薄い部分もある。
そしてフィニッシュが弱いのも難点だが、興味深い内容でした。
中々良い試合。
GTNA王座戦:ブリー・レイ(ch)vs.スティング
(スティングは負ければ二度とTNA王座に挑戦できない)
総評
メインがどうでも良いカードでA&8にも飽き飽きだが
Slammiversaryらしく全般的には内容は充実している。。
(執筆日:6/?/13)
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@Xディビジョン王座戦。アルティメットXマッチ:ケニー・キング(ch)vs.クリス・セイビン(新チャンピオン!)vs.スーサイドAサモア・ジョー、マグナス、ジェフ・ハーディvs.ミスター・アンダーソン、ギャレット・ビショフ、ウェス・ブリスコ
Bガット・チェックBfGシリーズ予選:ジェイ・ブラッドリーvs.サム・ショー
CTV王座戦:ディーヴォン(ch)vs.アビス(新チャンピオン!)
Dタッグ王座戦、4コーナーズ・イリミネーション・マッチ:チャボ・ゲレロ、ヘルナンデス(ch)vs.バッド・インフルーエンス(ダニエルズ、カズ)
vs.オースチン・エリーズ、ボビー・ルードvs.ジェームス・ストーム、ガンナー(新チャンピオン!)
Eラスト・ノックアウツ・スタンディング(レフェリー:ODB):テイレン・テレールvs.ゲイル・キム
Fカート・アングルvs.AJスタイルズ
GTNA王座戦:ブリー・レイ(ch)vs.スティング