TNA:Lockdown 3/10/13の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@Xディビジョン王座戦:ケニー・キング(ch)vs.クリスチャン・ヨーク、ジーマ・アイオン
Aジョセフ・パークvs.ジョーイ・ライアン
Bノックアウツ王座戦:ベルベット・スカイ(ch)vs.ゲイル・キム(7:26)
CロビーTvs.ロビーE
Dタッグ王座戦、4コーナーズ・マッチ:オースチン・エリーズ、ボビー・ルード(ch)vs.チャボ・ゲレロ、ヘルナンデスvs.バッド・インフルーエンス
チャボはベビーフェイスとして引っ掛かりが少な過ぎますね。
ヘルナンデスがパワーを活かしてインパクトを生んでいるので
緩急にはなっていますが個人でも何らかの売りがないと凸凹タッグとしても通用してこない。
ダニエルズ、カズはクッキー・ヒール。
ダニエルズは年齢上そろそろ厳しいかな、と思っていましたが
タッグ・プレイターとして依然として上手さを発揮しています。
カズも息長くバイ・プレイヤーぶりを見せている。
今をときめくエリーズ、ルードはインフルーエンスと同じくヒールながら
直接的なことはインフルーエンスに任せて間接的なヒール戦略に重きを置いていて、
所々に愛嬌を加えて差別化を図っているのが良いですね。
そのためベビーフェイス1チーム対ヒール2チームという画一的な構図に嵌らずに済んでいる。
終盤はやや熱に欠けるもエリーズ、ルード絡みの攻防は流石でした。
中々良い試合。
Eケージ・マッチ:ウェス・ブリスコvs.カート・アングル
Fリーサル・ロックダウン:チームTNA(スティング、マグナス、エリック・ヤング、ジェームス・ストーム、サモア・ジョー)vs.A&8(ディーボン、ミスター・アンダーソン、ギャレット・ビショフ、DOC、ナックス)
GTNA王座戦、ケージ・マッチ:ジェフ・ハーディ(ch)vs.ブリー・レイ
体格上ブリーが普通に優位に立つ設定です。
その中でジェフは速攻狙いの技使いと脱出で勝利の可能性を探ります。
ベビーフェイスが積極的に脱出を狙うのは面白いものの
脱出への考え方が試合が進むにつれ矮小化し、
それ以外の技の部分もツイスト・オブ・フェイトの安売り含め
余り考えて使わなくなる、という短所が出てきています。
脱出とのミックスがあるのでひどくはないが、
一昔前のジェフをちらりと思い出させたりしますね。
ブリーはあくまでベビーフェイスとして演じる都合上
煽り能力が使えず構築力は低め。
無味乾燥といっても過言ではないファイトになっています。
最後はブリーがディーボンからハンマーを受け取りジェフを一撃、カウント3。
衝撃の?ヒール・ターン及びA&8加入となっています。
まあまあ良い試合。
試合後ブリーがブルックを騙してやった、と告白してブルックを泣かせエンド。
総評
A&8は元WWEが集まりすぎて幅が狭い印象。
ブリー加入により少しは変化があるか。
今後への影響抜きで単体で見るとやっぱりクオリティが乏しい。
旬のエリーズ、ルードがタッグ王座を持っていることで
王座戦が他を引っ張る形は継続されているが、
今回はTNA王座戦が思ったより伸びなかった。
(執筆日:3/13/13)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@Xディビジョン王座戦:ケニー・キング(ch)vs.クリスチャン・ヨーク、ジーマ・アイオンAジョセフ・パークvs.ジョーイ・ライアン
Bノックアウツ王座戦:ベルベット・スカイ(ch)vs.ゲイル・キム(7:26)
CロビーTvs.ロビーE
Dタッグ王座戦、4コーナーズ・マッチ:オースチン・エリーズ、ボビー・ルード(ch)vs.チャボ・ゲレロ、ヘルナンデスvs.バッド・インフルーエンス
Eケージ・マッチ:ウェス・ブリスコvs.カート・アングル
Fリーサル・ロックダウン:チームTNA(スティング、マグナス、エリック・ヤング、ジェームス・ストーム、サモア・ジョー)vs.A&8(ディーボン、ミスター・アンダーソン、ギャレット・ビショフ、DOC、ナックス)
GTNA王座戦、ケージ・マッチ:ジェフ・ハーディ(ch)vs.ブリー・レイ(新チャンピオン!)