TOPアメリカン・プロレスTNA 2013年 →TNA:One Night Only:Joker's Wild 5/3/13

TNA:One Night Only:Joker's Wild 5/3/13の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

(直前の抽選によりタッグ・パートナーは選ばれていく)

@予選:ジェームス・ストーム、クリスチャン・ヨークvs.ガンナー、クリムゾン
A予選:ジェシー・ゴダーズ、ミスター・アンダーソンvs.ダグ・ウィリアムス、キッド・カッシュ

B予選:クリストファー・ダニエルズ、サモア・ジョーvs.チャボ・ゲレロJr.、ロブ・ヴァン・ダム
 ダニエルズの仕草が神がかっていてエンターテイン。
 攻め手冥利につきるダニエルズを相手にして
 RVDは新しい動きに挑戦し、
 チャボは意欲的に攻めを積み重ねて行く。
 ダニエルズの介入からチャボを孤立させると
 ダニエルズ、ジョーがちょっとした連携技を織り交ぜながら、良いテンポで進行させます。
 タッチ成功からの終盤においても
 1対1とは違うタッグの戦いベースでの工夫した攻防が見られ、
 最後の1コーナーに3人が登ってからの締め方も良かった。
 時間が延びたら好勝負だったね、という内容ではないけれど
 高い満足度を感じさせる一戦でした。
 中々良い試合。

C予選:ボビー・ルード、ジョセフ・パークvs.ロビーE、ジーマ・ザイオン
D予選:ディーヴォン、DOCvs.ヘルナンデス、アレックス・シルヴァ
E予選:ロビーT、マット・モーガンvs.ジョーイ・ライアン、アル・スノウ

F$100,000ガントレット・マッチ
 (予選を勝ち抜いた選手が参加。
 ガントレット・マッチという名称にはなっているもののロイヤル・ランブル形式です。
 勝者には$100,000が与えられることになっています。)
 BMI対決という意味ある良いカードで始まるも
 不自然な流れの作り方で微妙なオープニング。
 4人目が入った後、BMIが図らずも連携技を行います。
 盛り上がるスポットではありますが、このタイミングで使うべきかは疑問。
 また再び激突する前にもうちょっと協力しても良かったのでは。
 中盤はパッとしない攻防が続きます。
 WWEみたいなTV映えするキャラはいないし、
 観客にはっきり認知されている大技もない。
 10人も溜まっている訳ではないのだからこれは駄目。
 テリーが入ったところ一気に試合を動かしてくる。
 まずは予選で輝いていたダニエルズをテリーの犠牲に。
 その上でモーガンとテリーの対決をセット・アップするも
 2人が激突する前に横から邪魔が入る展開。
 その展開の中でジョーが何のポイントにもならない形で脱落。
 モーガンとテリーがいつ再激突するのかと思いきや、
 モーガンが背後からテリーにロー・ブローを決め落としてしまいます。
 一応これで支配者的位置づけになったはずのモーガンですが
 次の一手のビッグ・ブーツ不発から即座に脱落。
 最後に1,2番手であるBMIを残して大きな盛り上がりを生んだものの
 全体的にOne Night Onlyだというのに
 TV的な軽さで整理し個で目だった選手もたいしていなかった凡戦。
 平均レベルです。


総評
 もう少し上手くやらないとWWEと比べて駄目だな、という印象がついてしまう。
 (執筆日:5/?/13)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@予選:ジェームス・ストーム、クリスチャン・ヨークvs.ガンナー、クリムゾン
A予選:ジェシー・ゴダーズ、ミスター・アンダーソンvs.ダグ・ウィリアムス、キッド・カッシュ
B予選:クリストファー・ダニエルズ、サモア・ジョーvs.チャボ・ゲレロJr.、ロブ・ヴァン・ダム
C予選:ボビー・ルード、ジョセフ・パークvs.ロビーE、ジーマ・ザイオン
D予選:ディーヴォン、DOCvs.ヘルナンデス、アレックス・シルヴァ
E予選:ロビーT、マット・モーガンvs.ジョーイ・ライアン、アル・スノウ
F$100,000ガントレット・マッチ(優勝:ジェームス・ストーム)