TOPアメリカン・プロレスTNA 2009年→TNA:Victory Road 7/19/09

TNA:Victory Road 7/19/09の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ノックアウト王座戦:タラ(ch)vs.アンジェリーナ・ラブ
 レフェリーがロープ・ブレイクを見逃した事で
 自爆後のカバーで決まってしまう、という弱い終わり方ながら
 タラの良さは一通りみせる事ができていましたね。
 ラブも攻めの狙いが腰で一貫していて良し。
 悪くない試合です。
 試合後タラはレフェリーにタランチュラをのせお仕置き。

Aマット・モーガンvs.クリストファー・ダニエルズ
 ダニエルズにまったく勝ち目を感じさせない見せ方をします。
 これならスカッシュ・マッチとやっている事は余り変わりません。
 少し悪い試合。

BノーDQ:ドクター・スティービーvs.アビス
 最初の警棒攻撃とダフニー、ローレンが現れた時のロー・ブロー以外は
 全てアビスがリチャーズを叩きのめす、という内容。
 場所を移しているので楽しめるけれど
 怪物がやりたい放題なんてそのままな物をPPVで見せるとはね。
 少し悪い試合。

CIWGPタッグ王座戦:チーム3D(ch)vs.ブリティッシュ・インベイジョン
 3Dはネタの使用が早いですね。
 一方のBIは3Dにすら見劣りする技の軽さで
 3Dを追い詰めるのではなく只無駄な時間をかからせただけの印象を与えます。
 セコンドもいまいちな働きですね。
 テーブルを出すも使わずに終わらせたのは良いけれど、悪い試合。
 試合後シークとキヨシが3Dを襲撃するもテーブル葬を食らう。

Dシャメールvs.ジョナ・モラスカ
 素人の茶番。
 これにコングがセコンドについているとは無茶苦茶。
 ひどすぎる試合。
 試合後ジョナは不遜な態度を取るコングを叱って逆にやられます。

Eレジェンド王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.ケビン・ナッシュ
 AJが攪乱してナッシュのビッグ・マンぶりを強調していますが
 元がもはやどうしようもないので悪くない試合程度。
 
Fタッグ王座戦:ビア・マニーInc(ch)vs.スコット・スタイナー、ブッカーT
 打っても響かないロートル組み。
 これじゃあBMIも仕事するかいが無いってものです。
 せめてレフェリーぐらいちゃんと巻き込まれてやって欲しいものでした。
 少し悪い試合。

Gサモア・ジョーvs.スティング
 初めに観客席の乱闘で盛り上がりを取り戻すと
 ジョーがコントロールしてクオリティも取ってきました。
 でもそんなに面白くないですね。
 終盤にはタズが姿を現しています。
 平均レベル。

HTNA王座戦:カート・アングル(ch)vs.ミック・フォーリー
 意外にもしっかりコントロールされた状況の中で
 動かし展開させていたのには驚きましたね。
 MOTNです。
 しかしまあ見事に特別優れた点や華が無くて
 乱入が無くてはメインとしての格好をつけられない事が露呈した形にもなっています。
 平均レベル。


総 評
 天下のTNAが本気を出し、
 早くもWorst Show1位の座を押さえてきました。
(執筆日:7/27/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ノックアウト王座戦:タラ(ch)vs.アンジェリーナ・ラブ(新チャンピオン!)
Aマット・モーガンvs.クリストファー・ダニエルズ
BノーDQ:ドクター・スティービーvs.アビス
CIWGPタッグ王座戦:チーム3D(ch)vs.ブリティッシュ・インベイジョン
Dシャメールvs.ジョナ・モラスカ
Eレジェンド王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.ケビン・ナッシュ(新チャンピオン!)
Fタッグ王座戦:ビア・マニーInc(ch)vs.スコット・スタイナー、ブッカーT(新チャンピオン!)
Gサモア・ジョーvs.スティング
HTNA王座戦:カート・アングル(ch)vs.ミック・フォーリー