TOPアメリカン・プロレスTNA 2009年→TNA:No Surrender 9/20/09

TNA:No Surrender 9/20/09の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@初代タッグ王座戦:マディソン・レイン、ベルベット・スカイvs.テイラー・ワイルド、サリータ
 丁度創った時期にラブが離脱してしまったのは痛いですね。
 Bピープルはもはや良いタッグではなくなり、当て馬扱いが決して不適当ではありません。
 テイラー、サリータはサリータの動きの良さを活かす方向性で良し。
 TNAの試合時間だとこれで当分いけます。
 少し悪い試合。
 
Aエリック・ヤングvs.ヘルナンデス
 ヤングはスーツ姿で現れ戦う気はないというが当然スカッシュされます。

BXディビジョン王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ
 ダニエルズはスーサイド時代の影響でレスリングは一切なし。
 ジョーは力の差を見せるがその源泉が何かはっきりしませんね。
 体格でもない、容赦の無さかと思いきや脚攻めを見せる。
 そのために2人がどんなに基本を外さず良い攻防を見せても
 試合は軽いまま進み重みが出ません。
 結果として、まあまあ良い試合程度です。

Cフォールズ・カウント・エニウェア:スーサイドvs.ディアンジェロ・ディネイロ
 バック・ステージから始まり会場に戻ってくる、という逆パターンの構成。
 バック・ステージの箱や運搬車、ステージの攻防、テーブル葬と
 一通りの物は揃っているのでファン・マッチとしてなら楽しめる。
 只試合としては余り練られておらず勝負できない。
 悪くない試合。

Dノックアウト王座戦:ODBvs.コーディ・ディーナー
 タッグの王座を創る前にこの惨状をどうにかしたら。
 ひどい試合。

Eレジェンド王座戦:ケビン・ナッシュ(ch)vs.アビス
 長身同士ぶつかり合いを見せればもしや、と思ったけど
 想像を裏切らないもので見事に見所に欠くひどい試合。
 あの体格でスタンガンを使うのが如何にイメージ・ダウンか考えた方が良い。
 ってそのイメージがもう残っていないのか。

Fリーサル・ロックダウン:チーム3D、ビア・マニーIncvs.ブリティッシュ・インベイジョン、スコット・スタイナー、ブッカーT
 ロックダウンの名物企画を他でやってしまって良いのか。
 試合はダグ対ストームというこの中でベストの絡みから始めましたが低調。
 ストームがダグとまともに試合をする価値がない、としてダグもそれに順じたのでね。
 本当にダグは英国を代表するレスラーなんて形容は昔の話になったねぇ。
 その後も面子が面子なので見所なし。
 BMIの連携と最後に勧善懲悪の流れを作った事を評価し少し悪い試合。

Gライノvs.ボビー・ラシュリー
 どちらのファイトからもこれっぽっちも先が見えません。
 体格で劣り、乱戦の許されないライノはもはやジョバーも同然です。
 ラシュリーも二足の草鞋をはかなくて良いよ、というレベル。
 後もプロレスをするなら、少なくともフィニッシャーのKOパンチを止めるべき。
 見れたものじゃなかった。
 ひどい試合。

HTNA王座戦:カート・アングル(ch)vs.マット・モーガンvs.AJスタイルズvs.スティングvs.ヘルナンデス
 試合前ヘルナンデスが権利を使うといって5ウェイに変更。
 しかしこのヘルナンデスの扱いがひどい。
 何故かカートにしか目が向いておらず、
 何故かフォールを取れない場外へと連れ出します。
 そしてヤングの乱入によりヘルナンデスはKOされ退場。
 本家では100%の成功率を誇るのに
 パクったTNAがいきなり失敗させるかねぇ。
 さて試合に戻るとモーガンがカートに共闘を持ちかけて
 カート、モーガン対AJ、スティングになります。
 結局モーガンは裏切るも、その後すぐにフィニッシュするし、
 スティングはAJを攻撃せずサポートに回るしで完全にタッグでしたね。
 BFGへの伏線を詰め込んだ形だけど
 PPVのメイン単体としてみると弱い内容です。
 平均レベル。
 
総 評
 前回よりはましですがいつも通りひどい。 
 (執筆日:9/25/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@初代タッグ王座戦:マディソン・レイン、ベルベット・スカイvs.テイラー・ワイルド、サリータ(初代チャンピオン!)
Aエリック・ヤングvs.ヘルナンデス
BXディビジョン王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ
Cフォールズ・カウント・エニウェア:スーサイドvs.ディアンジェロ・ディネイロ
Dノックアウト王座戦:ODB(新チャンピオン!)vs.コーディ・ディーナー
Eレジェンド王座戦:ケビン・ナッシュ(ch)vs.アビス
Fリーサル・ロックダウン:チーム3D、ビア・マニーIncvs.ブリティッシュ・インベイジョン、スコット・スタイナー、ブッカーT
Gライノvs.ボビー・ラシュリー
HTNA王座戦:カート・アングル(ch)vs.マット・モーガンvs.AJスタイルズ(新チャンピオン!)vs.スティングvs.ヘルナンデス