TOPアメリカン・プロレスTNA 2008年→TNA:Slammiversary 6/8/08

TNA:Slammiversary 6/8/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@Xディビジョン王座戦:ピティ・ウィリアムス(ch)対カズ
 久々に見たXディビジョンらしい試合。
 全編に渡ってこちらの意表を突く攻防に溢れています。
 只同じく全編に渡ってテンポが一緒というのも残念。
 いつも通り介入は絡みますがぶち壊しにしてないので許せるでしょう。
 中々良い試合。
 試合後スタイナー軍団がカズをリンチしていると休場していたアビスが登場。
 素顔になると噂もありましたがマスクはつけたままで
 精神病患者の服になっただけ。
 取り敢えずヒールに戻すべきです。

Aアンジェリーナ・ラブ、ベルベット・スカイ、ムース対ODB、ゲイル・キム、ロキシー・ラヴォー
 キムが脚を痛めている事を利用し
 バランスよくそれぞれの見せ場を作りました。
 ムースことIWAのミッキーも悪く無かったですね。
 6人タッグという事を考えると上出来です。
 悪くない試合。

Bタッグ王座戦:LAX(ch)対チーム3D
 初っ端からコールが起こるなんて
 観客はよっぽどのテーブル・ファンなんですね。
 それなら日曜大工でもしていたらどうですか。
 試合の方はクオリティはそれ程でないにしろ、
 まったくもってつまらなく少し悪い試合。

Cオーサム・コングズ25000オープン・チャレンジ
 挑戦してたのはセレナ・ディーブとジョシーで
 どちらもShimmerの選手・・・。
 取り敢えずスカッシュ・マッチをやって
 反応が良ければ採用しようという狙いでしょう。

ソーカル・ヴァルとリーサルの結婚式。
 ロバーツ始め往年のWWFスターも駆けつけ行われるも
 ソンジェイがヴァルへの愛を語りリーサルに襲いかかる。
 ここでヴァルは付き添いに連れられリングを去る訳ですけど
 エリザベスならそんな事はしないでしょうよ。
 夫となる人物を倒れたままにして去るなんて。
 結局ソンジェイはレジェンドにやられました。
 
DAJスタイルズ対カート・アングル
 遅すぎたドリーム・マッチ。
 今では食指が伸びません。
 で、実際の試合なんですが・・・
 AJの現状を考慮に入れても
 この試合には可能性は見えませんでした。
 例えばAJ対ジョーを思い浮かべていただければ分かりますが
 AJはヘビー級を相手にした時に
 その独創性がどうも活かされないようですね。
 いつものごとく中々良い試合程度。

ETNA王座戦、キング・オブ・ザ・マウンテン:サモア・ジョー(ch)対ライノ対ボビー・ルード対クリスチャン・ケイジ対ブッカーT
 フォールを奪う事が勝利の前提条件になったため
 筋としてラダーが使用しづらくなり過激さが弱まっています。
 まあその代わりに展開で魅せれるならまったく構わない、というか
 むしろ歓迎するのですがそれはWWEのお家芸で
 TNAにはそれをできるシステムがありません。
 結果今までのキング・オブ・ザ・マウンテンの中で一番見所の無い試合に。
 ジョーが最後までフォールを奪えないでいる筋は良かったですが
 それなら誰か対抗馬としてクローズ・アップして欲しかったですね。
 平均より少し上。

総評
 全体的にそこまで悪い試合もなく楽しめる大会ではありますが・・・。
 (執筆日:6/18/08) 
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@Xディビジョン王座戦:ピティ・ウィリアムス(ch)対カズ
Aアンジェリーナ・ラブ、ベルベット・スカイ、ムース対ODB、ゲイル・キム、ロキシー・ラヴォー
Bタッグ王座戦:LAX(ch)対チーム3D
Cオーサム・コングズ25000オープン・チャレンジ
DAJスタイルズ対カート・アングル
ETNA王座戦、キング・オブ・ザ・マウンテン:サモア・ジョー(ch)対ライノ対ボビー・ルード対クリスチャン・ケイジ対ブッカーT