TOPアメリカン・プロレスTNA 2008年→TNA:Sacrifice 5/11/08

TNA:Sacrifice 5/11/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

韓国で怪我させられカートはメインに出れない事に。

@1回戦:ジェームス・ストーム、スティ ングvs.チーム3D
A1回戦:ブッカーT、ロバート・ルードvs.ライノ、クリスチャン・ケイジ
B1回戦:キップ・ジェームス、マット・モーガンvs.LAX
C1回戦:オーサム・コング、BGジェームスvs.AJスタイルズ、スーパー・エリック
 まずはトーナメントの説明から。
 カズ、エリックがAJ、トムコを破り
 タッグ王座を取ったのですけれども
 AJが出てきたのはエリック・ヤングではなくスーパー・エリックだから無効だと申し立て。
 これに対しスーパー・エリックも自身がエリック・ヤングでは無いと言ったため剥奪処分に。
 要するにIGFに出たトムコへの処罰ですね。
 さてこのタッグ王座を巡りこのトーナメントが組まれました。
 選抜された4タッグ・チームと普段組まない者同士のタッグ、ワイルド・カード4組の
 合計8組によるトーナメント。
 さてその1回戦ですが全て駄作です。
 無理に見所あげましょうか。
 スティングはレイにボディ・スラムを決めることができました(ナンテスゴイノデショウ)。
 モーガンが試合をします(4分ですけど)。
 コングが男性と初めて?戦う(しかしそのキャラより性差の方が強いようで魅力が潰される・・・)。
 悪い試合。

Dテラー・ドーム・マッチ:ジェイ・リーサルvs.ソンジェイ・ダットvs.ジョニー・ディバインvs.アレックス・シェリーvs.クリス・セイビンvs.カズvs.コンセクエンスズ・クリードvs.ジミー・レイブvs.カレー・マンvs.シャーク・ボーイ
 ケージにドーム状の穴が開いた蓋がついており脱出が勝利条件。
 X級への#1コンテンダーがかけられていましたけれども
 直前になって更に勝者はメインにも出られる事に。
 試合はほとんどが端で待機し
 自分の順番になったらリングの中央で技を打ち
 ずっととぎれないようにする予想通りのスポット・フェスト。
 で同時に相当体を張るかと思ってましたが
 別にそれ程ではなくトップ・ロープからの雪崩式は結構ありましたが
 ドームからの落下はわずか1回で下に群れつき。
 こんなレスラーとして輝きようの無い試合なんで無茶して欲しくないですけど
 これでこの試合も見所の無い物に。
 平均レベル。

E準決勝:ライノ、クリスチャン・ケイジvs.チーム3D
 1回戦でテーブルを使ったので
 今度はレフェリーの注意を引いている隙に竹刀攻撃です。
 こんな終わり方しかできないにもかかわらず
 使い続けている事になぜ矛盾を感じない。
 悪い試合。

F準決勝:LAX vs.AJスタイルズ、スーパー・エリック
 ああこの面子でこれぐらい物しか見せれないのか。
 どうでも良い試合ですね。
 ついでに決着方法はセコンドによる丸め込みの入れ替え。
 少し悪い試合。

Gメイク・オーバー・バトル・ロイヤル:アンジェリーナ・ラブvs.ベルベット・スカイvs.ラカカーンvs.クリスティ・ヘミvs.ODB vs.サリナスvs.ゲイル・キムvs.トレイシー・ブルックスvs.ジャクリーンvs.ロキシー・ラヴォー
 まずは2人になるまでバトル・ロイヤル。
 テンポ良く形を変えて落としていくので悪くない。
 残り2人になると#1コンテンダーを賭けたラダー・マッチになります。
 これに関しても過激度、筋共にそれなりに見所がありました。
 しかし・・・しかし・・・。
 もう1つルールがあって負けたら髪を切らなければいけないのです。
 こんなんすべきではないですよ。
 それにどうせ報いられないんでしょうね。
 ノックアウトなんか潰れてしまわないかな。
 Shimmerだけで十二分。
 平均レベル。

H決勝、タッグ王座戦:LAX vs.チーム3D
 やや乱戦模様もあって
 3Dが輝きを少し取り戻していたかな。
 決勝という事で少なくとも見所は少しありましたし。
 平均レベル。

ITNA王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.スコット・スタイナーvs.カズ
 1人が2人を圧倒する筋で前半を消化し
 後半はジョー、カズが3ウェイを意識して絡みます。
 スコットが入ってればこんな物でしょうね。
 むしろジョーとカズは良く対処していたと思います。
 しかしながらまったくもってどうでも良い試合ですねぇ。
 平均より少し上。

特典は以下の4つ。
カートが怪我について語る、X級がテラー・ドームについて語る。
ノックアウトのインタビュー、ロキシーが治療を受けている場面。

総評
 すごいですね〜。
 今回も普通の試合のレベルを下げる事で
 女子部門が凄いと錯覚させる高度なテクニックが使われてますよ。
 まったくたいした団体です。
 (執筆日:5/18/08) 
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@1回戦:ジェームス・ストーム、スティングvs.チーム3D
A1回戦:ブッカーT、ロバート・ルードvs.ライノ、クリスチャン・ケイジ
B1回戦:キップ・ジェームス、マット・モーガンvs.LAX
C1回戦:オーサム・コング、BGジェームスvs.AJスタイルズ、スーパー・エリック
Dテラー・ドーム・マッチ:ジェイ・リーサルvs.ソンジェイ・ダットvs.ジョニー・ディバインvs.アレックス・シェリーvs.クリス・セイビンvs.カズvs.コンセクエンスズ・クリードvs.ジミー・レイブvs.カレー・マンvs.シャーク・ボーイ
E準決勝:ライノ、クリスチャン・ケイジvs.チーム3D
F準決勝:LAX vs.AJスタイルズ、スーパー・エリック
Gメイク・オーバー・バトル・ロイヤル:アンジェリーナ・ラブvs.ベルベット・スカイvs.ラカカーンvs.クリスティ・ヘミvs.ODBvs.サリナスvs.ゲイル・キムvs.トレイシー・ブルックスvs.ジャクリーンvs.ロキシー・ラヴォー
H決勝、タッグ王座戦:LAX(新チャンピオン!)vs.チーム3D
ITNA王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.スコット・スタイナーvs.カズ