TNA:Bound for Glory 10/12/08の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約3時間35分です。
@#1コンテンダーズ・スティール・アサイラム:ジェイ・リーサルvs.ソンジェイ・ダットvs.ジョニー・ディバインvs.アレックス・シェリーvs.クリス・セイビンvs.ピティ・ウィリアムスvs.ジョニー・ディバインvs.ジミー・レイブvs.カレー・マンvs.シャーク・ボーイvs.スーパー・エリック
著作権の都合上改名しましたがテラー・ドームと同じ形式。
2回目だけあって完成度は上がっており
人数が多い試合ならではの素晴らしいスポットをたくさん詰め込みました。
高所落下は1回で着地するように落ちたので
スポットとしては前回より落ちますが
その分誰が勝利するのか、という見せ場を意識していましたね。
平均的な良試合。
A(レフェリー:トレイシー・ブルックス):ビューティフル・ピープル、キューティ・キップvs.ODB、ラカ・カーン、ライノ
キップ・ジェームス対ライノでも
まともな試合になる訳もないのに、こんなカードでは・・・。
ひどい試合。
BXディビジョン王座戦:シーク・アブドゥール(ch)vs.コンセクエンスズ・クリード
シークは元WWE、クリードは新人のためXディビジョンの魅力を余り持っていない状況で
いきなりトペコンを持ってくる編成にするなど
この大舞台は荷が重かったな、という印象ですね。
只入場に退役軍人を連れ添わせ
お国意識を高めたために盛り上がりは上々で平均レベルに。
それにしても、かつてはこのXディビジョンが売りだったと思うと・・・。
Cノックアウツ王座戦:テイラー・ワイルド(ch)vs.オーサム・コングvs.ロキシー
コングに頼りすぎず
ちゃんと3ウェイをやってのけましたね。
しかし相変わらず6分という短い時間設定が勿体無い。
本当にやる気があるのか無いのか。
悪くない試合。
Dタッグ王座戦、モンスターズ・ボール・マッチ(レフェリー:スティーブ・マクマイケル):ビア・マニーInc(ch)vs.LAX vs.チーム3Dvs.マット・ モーガン、アビス
アビスが封印していた画鋲に加え
火炎テーブルやホッチキスまで飛び出したハードコアな乱闘物。
無秩序系なので誰がやろうと特別レベルは変わりません。
只マクマイケルはいらん。
まあまあ良い試合。
EブッカーT vs.クリスチャン・ケイジvs.AJスタイルズ
WWEスタイルの3ウェイですけれども
2人が元WWEという事でしばらくダウンするに足る方法をちゃんと取っていたりと
それなりに良く出来ていますね。
ポイントで挟まれるAJのXディビジョン・ムーブも良い感じです。
まあまあ良い試合。
F(エンフォーサー:ミック・フォーリー):ジェフ・ジャレットvs.カート・アングル
これといって特別な工夫は見られず
基本的なレスリングに
基本的な攻防、基本的な乱入スポットから成り立っているだけ。
しかしながらこの2人には
これで十分だったようで全編に渡って見応えがあり
Back to Basicsのフレーズが似合う一戦に。
JJは2年のブランクがあるとは感じさせぬ素晴らしい動きを見せましたね。
このカードで抗争を続けて欲しいものです。
好勝負に少し届かず。
GTNA王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.スティング
前半はいきなりのトペ・スイシーダから場外戦。
観客席から階段に飛んでドロップ・キックをしたのは驚きましたが
基本的に時間を稼ぐためのごまかしパートに過ぎません。
後半も雑で相手に自分の必殺技を食らうもすぐ起き上がるなんていう
みっともないシーンの他
最後はナッシュが絡んでくる、という体たらく。
BFGのメインですべきではない悪くない試合程度。
前年カートで上手くいったからといって調子に乗りすぎです。
ファンフェストとインタビュー他
スマパンのビデオ・ミュージックが収録されています。
総評
楽しめるカードは揃っていますけれども
特別なカードはJJ対カートのみで
まだまだWMのような頂点の大会に仕立て上げられてはいません。
取り合えず来年はスティングが消えていますように。
(執筆日:10/17/08)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
F(エンフォーサー:ミック・フォーリー):ジェフ・ジャレットvs.カート・アングルカートが両脚を取るもJJはすぐにロープを掴む。
カートは脚を取ると頭をはたいて挑発。
カートがグラウンド・ヘッド・ロック。
JJは起き上がるとロープに振る。
カートがショルダー・タックルを決めグラウンド・ヘッド・ロック。
JJは起き上がるとロープに振る。
アーム・ドラッグからグラウンド・ヘッド・ロック。
カートは起き上がるとロープに振る。
JJがショルダー・タックルを決めグラウンド・ヘッド・ロック。
カートが起き上がりバック・ドロップに切り返すもJJは離さない。
カートはコーナーに押し込むとクリーンに離れず殴りつける。
ロープに振ろうとする。
JJは振り返すとドロップ・キック。
クローズラインで場外に落とす。
ブランチャで追撃する。
カートを柵にぶつけエプロンからダブル・アックスへ。
カートは避けてJJを柵に激突させる。
JJをリングに戻すと腹を蹴りつける。
アッパーカートを叩き込む。
ロープに振ろうとする。
JJが振り返しアトミック・ドロップ。
蹴りを受け止められるも延髄切りを決める。
ロープにもたれたカートにヒップ・ドロップ。
JJウォークからもう1発狙う。
カートは起き上がるとカウンターでクローズライン。
バック・ブリーカーを決めカバー。カウント2。
チン・ロック。
JJはエルボーをいれ逃れるとコーナーに振ろうとする。
振り返されるもコーナーを使って裏に回りロール・アップ。
カートはカウント2で返すとクローズライン。
カバーするもカウント2。
ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
チン・ロック。
JJはエルボーをいれ逃れると殴りつけていく。
カートは体勢を入れ替えるとショルダー・ブロック。
コーナーのJJめがけ突進。
避けられ鉄柱に激突するも耐えてクローズラインへ。
JJは避けるとDDT。
両者ダウン。
殴り合いに。
カートは押されるも膝蹴りを入れロープに走る。
JJがカウンターでクローズライン。
もう1発。
カートのクローズラインを避けるとプロト・ボム。カウント2。
JJはコーナーに振り返されるも蹴りを入れると殴りつけようとする。
カートがカウンターでベリー・トゥー・ベリー。
カバーするもカウント2。
アングル・スラムを狙う。
JJが空中でDDTに切り返す。
カバーするもカウント2。
スーパープレックスを狙う。
カートが抵抗し場外のベリー・トゥー・ベリーを狙う。
JJは顔を引っかいて防ぐとスーパープレックス。
カバーするもカウントは2。
カートの蹴りを受け止めると4の字に捕らえる。
カートがロープを掴む。
カートがクローズラインを避けジャーマン。
カウント2で返されてもロックを離さず2発目。
3発目も決めカバー。カウント2。
肩紐を外しアングル・スラムへ。
JJがアーム・ドラッグに切り返す。
JJはカートに蹴りを入れるとパイル・ドライバーを狙う。
リバース・スープレックスに返されるやサンセット・フリップを狙う。
カートはその上を行きアンクル・ロックに切り返す。
ロープを掴もうとするJJを中央に戻す。
JJは回転して逃れるも脚が痛み起き上がるのに手間取る。
カートが背後から近づきアングル・スラム。
カバーするもカウントは2。
ムーンサルトへ。
しかし避けられ自爆。
両者同時に起き上がる。
カートがクローズラインへ。
JJが避けるとレフェリーに誤爆。
JJが蹴りをいれストローク。
カバーしフォーリーがカウントするもカウントは2。
フォーリーがレフェリーを起こそうとしている裏でカートはJJにロー・ブロー。
カートが椅子を手にする。
立ちふさがるフォーリーに椅子を叩きつける。
リングに入るとJJにも椅子攻撃。
レフェリーを起こすとカバー。
カウント2で場外のフォーリーがレフェリーを引き摺り下ろす。
フォーリーはカートに迫ると殴りつけマンディブル・クロー。
JJが続けてギター・ショット。
カバーするとフォーリーがカウントしカウント3!
JJの勝利!
試合結果
@#1コンテンダーズ・スティール・アサイラム:ジェイ・リーサルvs.ソンジェイ・ダットvs.ジョニー・ディバインvs.アレックス・シェリーvs.クリス・セイビンvs.ピティ・ウィリアムスvs.ジョニー・ディバインvs.ジミー・レイブvs.カレー・マンvs.シャーク・ ボーイvs.スーパー・エリックA(レフェリー:トレイシー・ブルックス):ビューティフル・ピープル、キューティ・キップvs.ODB、ラカ・カーン、ライノ
BXディビジョン王座戦:シーク・アブドゥール(ch)vs.コンセクエンスズ・クリード
Cノックアウツ王座戦:テイラー・ワイルド(ch)vs.オーサム・コングvs.ロキシー
Dタッグ王座戦、モンスターズ・ボール・マッチ(レフェリー:スティーブ・マクマイケル):ビア・マニーInc(ch)vs.LAX vs.チーム3Dvs.マット・モーガン、アビス
EブッカーT vs.クリスチャン・ケイジvs.AJスタイルズ
F(エンフォーサー:ミック・フォーリー):ジェフ・ジャレットvs.カート・アングル
GTNA 王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.スティング(新チャンピオン!)