TNA:Turning Point 12/2/07の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@テーブルズ・マッチ:モーター・シティ・マシンガンズ、ジェイ・ブリスコvs.チーム3D、ジョニー・ディバイン
前半は様式的なスポット回しで悪くなかったのに
後半テーブルが入ると、
もう後はごまかせるやろと老人と赤ん坊が安心してしまって・・・
最後は入れ替えるというチープ・フィニッシュでXがブック通り寝てあげて、と
介護の現場が如何に過酷かというのがひしひしと伝わってくる試合でした。
平均レベル。
Aロキシー・ラヴォー、ODB vs.ヴェルベット・スカイ、アンジェリーナ・ラヴ
とんだ見世物。
ひどい試合。
Bエリック・ヤングvs.ジェームス・ストーム
こんなどうでも良い試合まで
ああいう終わり方をさせとはね・・・。
可もなく不可もなく平均レベル。
Cフィースト・オア・ファイアード・マッチ
コーナー・4ポールにスーツ・ケースが吊るされており
それをリング外に持ち出せば獲得というルール。
その中の3つに各王座挑戦権が1つに解雇書類が入っているのだが
それは後日時間をかけて明らかになっていく。
馬鹿みたいにギミック・マッチを乱発する割には
その中身をまったく考えないのだから困る。
ひどい試合。
D女子王座戦:ゲイル・キム(ch)vs.オーサム・コング
両者の確かな実力とコングの表現力によって
好演された怪物対人間の図。
腕攻めやダウンさせるシーン等
良いスポットも見られ
反則裁定でも満足させるに足る内容。
まあまあ良い試合。
E10000タックス・マッチ:アビス、レイヴェンvs.ブラック・レイン、レリック
変な奴らが戦っているというのが唯一の面白さなのだから5分が限度。
14分もやられてもなぁ。
流血は分かっているのに赤霧にするレリックは間抜け。
こんなどうでも良い悪い試合より
レイヴェンの髪が薄くなってきているのが気になります。
FブッカーT、カズvs.クリスチャン・ケイジ、ロバート・ルード
安定株による面白みの無い平均レベルの試合。
Gカート・アングル、AJスタイルズ、トムコvs.サモア・ジョー、ケビン・ナッシュ、エリック・ヤング
ホールが見事に欠場して、
もうこの試合の売りはなくなりましたが
試合前にジョーがシュート発言をして最大の見せ場を作ってくれました。
試合はジョーの発言で15分の予定が10分に削られ
ホールがヤングになってアドリブが必要になった他
上記発言でナッシュとジョーはぎくしゃくしていて必然の結果として悪い。
エクストラで翌週のImpactのクリスチャンがアングル・アライアンスに加入したシーンと
その後に行われた次の試合を収録。
@ケビン・ナッシュ、サモア・ジョー、カズ、ブッカーT、エリック・ヤングvs.クリスチャンケイジ、カート・アングル、トムコ、AJスタイルズ、ロバート・ ルード(12/6/07)
10人タッグならこんなものでしょう。
基本はスポット回しで良くも悪くも全てが凡庸に収まる。
ナッシュが最強キャラで良い所をもっていくのを見るとめまいがしますね。
総評
ノックアウツ王座戦を褒めるよりは
それに負けた男供の情けなさを責めたい。
(王座戦が全然無いその弱いカードのせいにはできまい)
ジョーのシュート発言とノックアウツ王座戦がTNAのTurning Pointになるのか。
まったく期待はしていないが見守っていこう。
(執筆日:4/7/08)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@テーブルズ・マッチ:モーター・シティ・マシンガンズ、ジェイ・ブリスコvs.チーム3D、ジョニー・ディバインAロキシー・ラヴォー、ODB vs.ヴェルベット・スカイ、アンジェリーナ・ラヴ
Bエリック・ヤングvs.ジェームス・ストーム
Cフィースト・オア・ファイアード・マッチ(獲得者:ピティ・ウィリアムス、BGジェームス、センシ、スコット・スタイナー)
Dノックアウツ王座戦:ゲイル・キム(ch)vs.オーサム・コング(DQ)
E10000タックス・マッチ:アビス、レイヴェンvs.ブラック・レイン、レリック
FブッカーT、カズvs.クリスチャン・ケイジ、ロバート・ルード
Gカート・アングル、AJスタイルズ、トムコvs.サモア・ジョー、ケビン・ナッシュ、エリック・ヤング
@ケビン・ナッシュ、サモア・ジョー、カズ、ブッカーT、エリック・ヤングvs.クリスチャンケイジ、カート・アングル、トムコ、AJスタイルズ、ロバート・ルード(12/6/07)