TOPアメリカン・プロレスTNA 2007年→TNA:No Surrender 9/9/07

TNA:No Surrender 9/9/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@タッグ王座戦:スティング、カート・アングル(ch)vs.チーム・パックマン
 介入しようとするのをスティングに咎められた
 カレンが殴られた振りをしカートのスティングへのアングル・スラムに結びつくという筋だけ。
 アングル・スラム後カートは王座を守ろうとせず即終了ですからね。
 またパックマンはタッチせず試合しないし。
 ひどい試合。

Aジェームス・ストームvs.ライノ
 BFGに組むほどではないので
 ここで抗争決着戦。
 いつものにテーブルがおまけでついてきます。
 平均レベル。

Bボビー・ルードvs.カズ
 プッシュを受け続けるだけの安定性を見せていますけれども
 トレイシーがカズを応援し、ルードに協力しないというストーリーが
 ルードのヒールとしての価値をやや下げている気がします。
 平均より少し上。 

CXディビジョン王座戦:カート・アングル(ch)vs.ジェイ・リーサル
 PPVでXディビジョンと当たるのはこれが初かな。
 それぞれ階級の違う相手の魅力を引き出していて中々良い試合に。
 メインが控えているためそこまでじっくりやらなかったのもあるんでしょうが
 取り敢えずカートはXディビジョンともできそうだという事で安心です。

DノーDQ:クリス・ハリスvs.ブラック・レイン
 予想通り何も見るものは無く
 5分で終わってくれたのが救い。
 ひどい試合。 

E#1コンテンダー・10チーム・ガントレット・マッチ
 パートナーが落ちたらタッグごと敗退という事もなく
 基本的に面子が10チームというだけのロイヤル・ランブルです。
 この手の試合も上手くなってきましたが
 PPVのメインでやっているWWEとは練りこみ度の差が余りに大きい。
 また残り2人になるとパートナー復活でノーマル・タッグってルールはいらないですね。
 わずか3分ですし、これ以上長くするのも無意味ですから。
 総じて平均レベル。

Fサモア・ジョーvs.クリスチャン・ケイジ
 ジョーがリングに入るなり襲いかかると
 長いこと攻め続けたり
 弱いフィニッシュだったりと
 To be Continued仕様という制約がありながらも
 しっかりと仕事をこなし、そのクオリティをセミにふさわしい物に保っています。
 中々良い試合でした。
 それにしても試合後モーガンとジョーが向き合う様はそそられる。
  早いとこモーガンにはプロレス1本にしぼって欲しいですね。

GTNA王座戦:カート・アングル(ch)vs.アビス
 カートよ、良く頑張りましたね。
 まず秀逸なヘタレ・ヒールで掴み
 アビスを大きく見せながら脚攻めで攻めに回り試合を作って見せました。
 もうアビスのプロレス力が地に落ちているので
 メインの体裁を整えられるとは思ってみませんでしたが
 平均的な良試合になりました。 

 試合後何者かにアビスがリングに引きずり込まれ終了。

@シャーク・ボーイ、エリック・ヤングvs.ピティ・ウィリアムス、ソンジェイ・ダット
 Road to No Surrenderという前番組ごと収録されています。

Aケージ・マッチ:カート・アングルvs.アビス
 PPV後のImpact。
 軽くスポットを打って行き
 PPVの最後にアビスをリング下に引きずり込んだのは
 メシアスだったという事で終了です。

総評
 BFG前という事でストーリー面では
 それなりに見所もあったと思います。
 試合自体もそこまで悪くない。
(執筆日:2/2/08)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@タッグ王座戦:スティング、カート・アングル(ch)vs.チーム・パックマン(新チャンピオン!)
Aジェームス・ストームvs.ライノ
Bボビー・ルードvs.カズ
CXディビジョン王座戦:カート・アングル(ch)vs.ジェイ・リーサル(新チャンピオン!)
DノーDQ:クリス・ハリスvs.ブラック・レイン
E#1コンテンダー:タッグ・チーム・ガントレット(勝者:AJスタイルズ、トムコ)(DQ)
Fサモア・ジョーvs.クリスチャン・ケイジ(DQ)
GTNA 王座戦:カート・アングル(ch)vs.アビス
@シャーク・ボーイ、エリック・ヤングvs.ピティ・ウィリアムス、ソンジェイ・ダット
Aケージ・マッチ:カート・アングルvs.アビス