TOPアメリカン・プロレスTNA 2007年→TNA:Hard Justice 8/12/07

TNA:Hard Justice 8/12/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1試合目−トリプルX vs.モーター・シティ・マシンガンズvs.ソンジャイ・ダット、ジェイ・リーサル
 終盤の連携技の打ち合いとかは素晴らしいですね。
 しかしいくらなんでもリーサルをプッシュしすぎ。
 リーサルを中核において
 マシンガンズ、トリプルXがほとんど噛ませ犬扱い。
 普通にトリプルX対マシンガンズでよかったのに。
 中々良い試合でマッチ・オブ・ザ・ナイト。   

2試合目−レイヴェンvs.カザリアン
 久しぶりにレイヴェンがPPV登場。
 しかし踏み役がカズ程度しかいないとは。
 いっそWWEに戻ったら。
 カズももう少し説得力ある技でレイヴェンを破らないと。
 どちらのためにもならない。 

3試合目−バー・ルーム・ブロウル:ライノvs.ジェームス・ストーム
 ハードコアなファン・マッチ。
 まあ良いと思います。

4試合目−VKM vs.LAX
 ヴードゥー・クイーンが新たについてますが
 とにかくVKMはもうPPVで試合できるレベルではない。
 
5試合目−エリック・ヤングvs.ボビー・ルード
 まったくうんざり。
 どこにこの抗争を続ける要素があるのか聞いてみたい。 
 ひどすぎる。
 
6試合目−クリス・ハリスvs.ブラック・レイン
 シルバー版ゴールダストが見れるだけ。
 ひどすぎる。

7試合目−チーム3D vs.スタイナー・ブラザーズ
 Slammiversaryと同じ感想。
 100歩いや200歩譲って
 この試合が夢のvs.決と仮定しても
 夢は夢のままで良かったと思わせるひどい試合。

 この後ミスター・契約で試合ができようができまいがどうでもいい男、アダム・パックマン・ジョーンズの契約会見が行われる。

8試合目−ドゥームズ・デイ・チェンバー・オブ・ブロッド:スティン グ、アビス、アンドリュー・マーチンvs.クリスチャン・ケイジ、AJスタイルズ、トムコ
ファン・マッチにしかなりえないリーサル・ロックダウンの劣化版。
 フォールを奪ったら#1コンテンダーになるのだが
 それを争っての仲間割れもない。
 画鋲に加えてガラスが定番化しそうな感じ。
 ハードコア的ファン・マッチが2試合も大会にあるのは
 まだ許せるとしても
 なぜAJがガラス葬の被害にならなければならないのか。
 TNAはAJの偉大さが分かっていない。 

9試合目−ウィナー・テイク・オール:カート・アングル(TNA、IWGP ch)vs.サモア・ジョー(X、Tag ch )
これで4戦目ですがその中で一番悪いです。
 これといった攻防がなく最後はカレンが絡んで・・・
 平均的な良試合程度。
 また全王座を賭けるというのは非常に馬鹿げていて団体にとって良いことではない。
  
総評。
 最近の傾向は
 ハードコア的ファン・マッチが増えて
 実力あるTOPレスラーもちゃんとした試合形式で顔を合わせる試合は少ない。
 打開の鍵を握るXディビジョンはリーサルのためだけにあるも同然で、
 脚を引っ張る試合はますますひどくなるばかり。
(執筆日:1/2/08)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@トリプルX vs.モーター・シティ・マシンガンズvs.ソンジャイ・ダット、ジェイ・リーサル
Aレイヴェンvs.カザリアン
Bバー・ルーム・ブロウル:ライノvs.ジェームス・ストーム
CVKM vs.LAX
Dエリック・ヤングvs.ボビー・ルード
Eクリス・ハリスvs.ブラック・レイン(DQ)
Fチーム3D vs.スタイナー・ブラザーズ
Gドゥームズ・デイ・チェンバー・オブ・ブロッド:スティング、アビス、アンドリュー・マーチンvs.クリスチャン・ケイジ、AJスタイルズ、トムコ
Hウィナー・テイク・オール:カート・アングル(TNA、IWGP ch)(新チャンピオン!)vs.サモア・ジョー(X、Tag ch )