TOPアメリカン・プロレスTNA 2005年→TNA:Unbreakable 9/11/05

TNA:Unbreakable 9/11/05の分析


名勝負 Xディビジョン王座戦: クリストファー・ダニエルズ(ch)vs.AJスタイルズvs.サモア・ジョー
好勝負 なし

Aオースチン・エリーズvs.ロデリック・ストロング
ROHの2人が基礎レベルの高さを見せつけた内容。
 自分の特色(腰攻めvsポイントをついた華のある攻め)とハード・ヒッティングを
 スピーディーな流れにパッケージングしたのは素晴らしいです。
 ただ短いですね。
 短いだからこその内容でもあったけど。
 中々良い試合。
 (執筆日:11/22/09)

Cクリス・セイビンvs.ピティ・ウィリアムス
ヘビー級とは比べ物にならないキレを見せますが
 細かい味付けは本体にまで浸透していませんね。
 攻防のために攻防をやっている感があります。
 まあまあ良い試合です。
 試合後ベンリーが電撃復帰。
 (執筆日:11/22/09)

5試合目はいつも通り。机と画鋲。

7試合目は普通に1対1にすればより良くなるはず。
シャーリーのパートナーはウォルトマンだったのだが
遅刻したのでキャンディードが代役になりました。

8試合目。
なんでレイヴンがNWAチャンピオンになっているのでしょう・・・
バックラッシュ01で2人はハードコア王座戦をしていますが
それの完全下位版の試合。
買い物籠の中に体が突っ込むシーンも再現できず(ぶつかっただけ)・・・

HXディビジョン王座戦: クリストファー・ダニエルズ(ch)vs.AJスタイルズvs.サモア・ジョー
TNA史上最高の試合ですが
 この試合の凄さは最初の1分だけで説明がつく。
 打ち合いとかそういう見せ方をする訳ではないのに打撃が異常にハードで
 そして三者三様のリズム・メイキングがある。
 AJは軽快に、ダニエルズは受けで、ジョーは重みで魅せる。
 見事なハーモニーです。
 これが情熱的に20分以上続く。
 5スター・マッチ決定です。
 3ウェイ・スポットが試合が進むにつれ深くなっていくとか、
 ダニエルズを王者とする三角関係を表現しているという長所もあるし、
 フィニッシュが弱くてスタイルズ・クラッシュの時点で終わるべき、
 流れの作り方は極上ではなく必ずしも展開の妙がある訳でもない、という短所もあるけど些末な事です。
  歴史的名勝負。
 (執筆日:11/22/09)

総評
 Xディビジョンで良い試合を見せてヘビー級でがっかりさせるというTNAの王道的なPPVでした。
 ヘビー級の試合を減らして2,4試合目の試合時間を増やして欲しいと言うのが不満ですね。
 しかしメインをNWA王座戦ではなくXディビジョン王座戦にしたことは評価できる。
  (執筆日:?/?/07)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

HXディビジョン王座戦: クリストファー・ダニエルズ(ch)vs.AJスタイルズvs.サモア・ジョー

  ダニエルズが俺が王者だとアピール。
  AJとジョーがダニエルズに襲いかかり殴りつける。
  ダニエルズがジョーに腹へのパンチ、AJにバック・エルボー。
  ジョーがダニエルズにチョップで倒す。
  AJがフォア・アームズで倒す。
  ジョーがダニエルズにチョップで倒す。
  AJがフォア・アームズで倒す。
  ジョーがダニエルズにスナップ・メアを決めると背中を蹴りつける。
  AJはジョーの胸を突くとこうやるんだ、とダニエルズの背中を蹴りつける。
  ジョーがダニエルズの背中を蹴る。
  AJもダニエルズの背中を蹴る。
  ダニエルズが起き上がって文句を言う。
  AJとジョーが同時に蹴りを叩き込む。
  AJがジョーにボディ・シザースで飛びつき丸め込み。カウント2。
  スモール・パッケージ。カウント2。
  バックを取りスクール・ボーイ。
  ジョーはカウント2で返すと変形バタフライ・ロック。
  ダニエルズがカットしジョーにエルボー。
  AJをロープに振るとドロップ・キック。
  マウント・パンチ。
  ジョーがダニエルズにチョップを叩き込み延髄切り。
  ダニエルズは場外に。
  ジョーがAJにフォア・アームズ。
  蹴りを叩き込む。
  ロープに走る。
  ダニエルズがジョーの脚を掴んで倒す。
  エプロンに上がると突進してきたAJにショルダー・ブロック。
  リングに戻るとAJにジャブを叩き込む。
  ジョーにフォア・アームズ。
  AJに蹴りをいれヘッド・ロック。
  ジョーに延髄切りを決めると同時にAJにブルドッグ。
  AJをカバーするもジョーがカット。
  ジョーがダニエルズに蹴り。
  チョップで倒す。
  ターン・バックルにぶつける。
  AJにチョップを入れるとダニエルズのいるコーナーに振る。
  ダニエルズはかわすとジョーにフォア・アームズ、チョップを叩き込んでいく。
  振ろうとする。
  ジョーが防ぎフォア・アームズ。
  AJのいるコーナーに振ってぶつける。
  突進。
  ダニエルズがカウンターで蹴りをいれAJにヘッド・ロック。
  ダニエルズが押し飛ばすとジョーがダニエルズにチョーク・スラム。
  AJがジョーにヘッド・シザース。
  蹴りを叩き込む。
  起こすとフォア・アームズ。
  別のコーナーで起き上がったダニエルズにフライング・フォア・アームズ。
  ジョーにも狙う。
  ジョーは受け止めるとコーナーへのスープレックス。
  フェイス・ウォッシュを狙う。
  ダニエルズが横から突き飛ばして落とす。
  ロープ越しに蹴り飛ばす。
  アラビアン・プレスで追撃する。
  殴りつける。
  そこにAJがスプリングボード式シューティングスター・プレス。
  ジョーをリングに戻すとカバー。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  ジョーはロープを掴んで防ぐと押し飛ばし突進。
  AJはリープ・フロッグ、伏せからドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  フォア・アームズ。
  背後からダニエルズが襲いかかる。
  AJをコーナーに振る。
  ジョーも振ろうとする。
  振り返されたのでAJにモンキー・フリップを狙う。
  AJは食らいながらもその先にいたジョーにハリケーン・ラナ。
  ダニエルズにクローズラインへ。
  ダニエルズは避けるとオコーナー・ロール。カウント2。
  突進してきたAJをショルダー・スルーで落とす。
  ジョーにハイ・ニー。
  張り手。
  張り手。
  殴りつける。 
  ジョーがガードし張り手を連発。
  ニーを突き上げていく。
  クローズラインへ。
  ダニエルズは避けるとオコーナー・ロール。
  ジョーがカウント2で返すと同時にコキーナ・クラッチ。  
  AJがコーナーにのぼりスパイラル・タップでカット。
  AJがジョーをカバー。カウント2。
  ダニエルズをカバーするもカウント2。
  ダニエルズがAJのタイツを掴んで場外に落とす。
  ジョーにニーを突き上げるとコンプリート・ショット。
  BMEを狙う。
  リングに戻ったAJがダニエルズの体勢を崩し逆さ吊りにする。
  蹴りを叩き込む。
  振り返ったAJにジョーがハイ・ニー。
  そして逆さ吊りのダニエルズにロープに走ってのドロップ・キック。
  AJにジャブを決めるとロープに振ろうとする。
  振り返されるもアトミック・ドロップ。
  ロープに走りジャンピング・ビッグ・ブーツ。
  ロープに走りセントーン。
  カバーするもカウント2。
  ダニエルズにニーを叩き込んでいく。
  ダニエルズは受け止めると担いでデス・バレー・ドライバー。
  カバーにいくもAJがカット。
  AJがダニエルズにチョップ。
  ブレーン・バスターを狙う。
  ダニエルズはロープに脚をかけて防ぐと逆に場外へのブレーン・バスターを狙う。
  エプロンに着地されるもバック・エルボーで落とす。
  ブランチャへ。
  AJは避けると着地したダニエルズに突進。
  かわされるもエプロンに飛びのりムーンサルトへ。
  ダニエルズは避けるとパンチ。
  打ち合いに。
  そこにジョーがトルニージョ。
  ダニエルズをリングに戻す。
  コーナーにのせるとマッスル・バスターを狙う。
  ダニエルズがサミングで防ぐ。
  AJがエプロンに上がりダニエルズを殴りつける。
  コーナーに上がる。
  ジョーも上がってくる。
  そして2人に雪崩式リバース・スープレックス。
  ジョーは起き上がるとAJにパンチ。
  AJも打ち返す。
  フォア・アームズの打ち合いはAJが連続パンチ。
  ジョーが連続張り手で盛り返しローリング裏拳へ。
  AJが避け延髄切りへ。
  ジョーは避けるとジャーマン。
  起こすとマッスル・バスター。
  首をかっきるとコキーナ・クラッチにいこうとする。
  ダニエルズが持ってきたベルトをたたきつけようとする。
  ジョーがカウンターでパワー・スラム。
  ベルトを使おうとしたのかと責める。
  レフェリーがベルトを没収しようとジョーを掴む。
  それで動きの止まったジョーにダニエルズがベルト越しのジャンピング・キック。
  AJを起こしフォア・アームズ。
  フォア・アームズの打ち合い。
  AJが連発。
  ダニエルズは避けるとバックを取る。
  AJはバック・エルボーを3発決めるとロープに走る。
  ダニエルズがカウンターでブルー・サンダー・ドライバー。カウント2。
  チョーク・スラム。
  BME。
  カバーするもジョーがカット。
  ダニエルズの胸に蹴りを叩き込む。
  もう1発。
  3発目へ。
  ダニエルズはガードするとジョー・ブリーカー。
  スナップ・メアからラスト・ライツ。
  AJを起こすとフォア・アームズを叩き込む。
  ロープに走るとショルダー・スルーを狙う。
  AJは蹴り上げるとロープに走る。
  ロープを使って一回転するとリバースDDT。
  カバーするもカウント2。
  コーナー上へ。
  ダニエルズが起き上がりAJに掌底。
  スーパープレックスを狙う。
  抵抗してきたAJを殴りつけるとトップ・ロープからのスーパープレックス。
  ジョーがリングに何とか戻りダニエルズをカバーするもカウント2。
  AJをカバーするもカウント2。
  ダニエルズにパワー・ボム。
  カウント2で返されるやSTF。
  ダニエルズが何とかロープを掴む。
  ダニエルズを起こすとヘッド・バッド。
  チョップで倒す。
  AJにアッパーカートを叩き込んでいく。
  AJがジョーにペイレイ・キック。
  トーチャー・ラックを決める。
  そこからマットに叩きつけカバー。カウント2。
  ダニエルズがAJにヘッド・バッド。
  ジョーの上にボディ・スラム。
  AJにブレーン・バスターを狙う。
  AJは後ろに逃れバックを取る。
  ダニエルズがバック・エルボーを入れロープに走る。
  AJがクルーシーフィックス、サンセット・フリップの流れからスタイルズ・クラッシュ。
  しかしジョーがカウント2でカット。
  ジョーがAJを投げ捨てる。
  ダニエルズを起こすとロープに振る。
  ロープを掴んで止まったダニエルズに突進。
  ダニエルズはかわして場外に転落させる。
  リングに戻ってきたAJにパンチ。
  パンチの打ち合い。
  AJが押し連続パンチ。
  ガードするダニエルズに蹴り、チョップ。
  ダニエルズが顔に攻撃。
  ロープに振ろうとする。
  防いできたAJに蹴りをいれエンジェルズ・ウィングへ。
  AJはリバース・スープレックスに切り返し1,2,3!
  AJが新チャンピオンに!

試合結果

@3LK vs.ダイヤモンズ・イン・ザ・ラフ
Aオースチン・エリーズvs.ロデリック・ストロング
Bランス・ホイット、アポロvs.モンティ・ブラウン、キップ・ジェームス
Cクリス・セイビンvs.ピティ・ウィリアムス
Dサブーvs.アビス
Eジェフ・ハーディvs.ボビー・ルード
Fタッグ王座戦、4コーナー・エリミネーション・マッチ:ナチュラルズ(ch)vs.アメリカズ・モースト・ウォンテッドvs.チーム・カナダ(エリック・ヤング、A-1)vs.アレックス・シェリー、ジョニー・キャンディードvs.ナチュラルズ
GNWA王座戦:レイヴェン(ch)vs.ライノ
HXディビジョン王座戦:クリストファー・ダニエルズ(ch)vs.AJスタイルズ(新チャンピオン!)vs.サモア・ジョー