TOPアメリカン・プロレスTNA 2005年→TNA:Turning Point 12/11/05

TNA:Turning Point 12/11/05の分析


名勝負 Xディビジョン王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.サモア・ジョー
好勝負 なし

DVDのメイン画面の始まり方がとても格好良い。
ジョーが小さい一方で
キップ・ジェームスが大きい位置を占めているは訳が分からないが。

1試合目。
 なぜか唯一パッケージに記載されていないこの試合。
 ノーロープ有刺鉄線ということで
 オープニングに持ってこざるを得ず
 設置、除去に10分かかってます。
 試合の方はゆるゆるのロープ・ワークで
 笑いを誘いながら適当にハードコアなことをしてます。
 毎回のようにアビス絡みでハードコア・マッチがありますが
 本当に視聴率に結びついてるのかは大いに疑問です。
 
Aマット・ベントリー、オースチン・エリー ズvs.アレック ス・シェリー、ロデリック・ストロング
 エリーズは技の出し始めからヒットまでの伸びが素晴らしかったですね。
 ストロング、シェリーはGNとして組んでいるだけあって
 チームとして上手く機能しヒールとしてやられ芸とコントロール力を見せています。
 ベントリーはここに入るとやっぱり地味ですね。
 終盤の攻防もクオリティが高く完成度の高い内容でしたが
 腰攻めの孤立などの定番要素で
 気持ちやタイミングで軽くブレが見えたのは残念でしたね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:5/13/10) 

3試合目。
 クリスKはWCW残党のクリス・キャニオンです。
 わざわざ引っ張ってきた意図がわからず。
 
4試合目。
 4LKの仕事は入場にあります。

5試合目。
 ヒーナンが来たり、野球選手がセコンドについたりとしてますが
 試合の方は普通の試合。
 落ち目のスキッパーはいつものごとくミスしてます。

6試合目。
 モンティは好きなレスラーだったのですが
 JJに挑戦したのがキャリアの頂点だったのだろうな・・・
 後々組まれることになるNWA王座の同一カードよりはましという程度。
 クリスチャンのPPVでの初試合でした。

7試合目。
 期待外れな試合。
 ババのハードな張り手だけが印象に残る。
 普通に試合をしたほうが明らかに良い。
 チーム3DはWWEを離れたらより良い試合に恵まれるかと思っていたらそうでもないような・・・
 
GXディビジョン王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.サモア・ジョー
 前回の結末を考慮してAJが危機感を表現して飛ばします。
 2人共あの3ウェイに匹敵する程の気持ちを技にこめているので面白くならない訳がありません。
 またそういう状態でAJは受けでジョーの迫力を2倍増しにするのだけど
 その力の差を存在させながら、気持ちで埋めて対等なぶつかり合いを成立させているのが信じられないですね。
 これだけ気持ちが付随していると前回と同じく
 やや疑問を感じる使い方をしていた間も試合が進むに連れ、ぴったりになってきます。
 ジョーが容赦のなさを見せる中で
 怪物対エースからよりジョー対AJの独自性に昇華していきました。
 クライマックスだけが残念ですね。
 極まったレベル同士で決め手を作れない、
 フィニッシュは通常と違う入りで前回のようにタップせず気絶、と
 狙いは確かにふさわしい物だけど面白いかと言うと絶対的にインパクトが不足しています。
 足りない物はトーチャー・ラックのような力技や
 ローリング・クレイドルのような奇抜な技で、
 それこそ前回既に見せていただけに勿体無いな、と思いますね。
 しかしこの数え歌では珍しく大成功の内容で満足できる。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:5/13/10)

HNWA王座戦:ジェフ・ジャレット(ch)vs. ライノ
ライノはリズムも重さもなく微妙だけど
 JJのライノを重戦車と扱う試合運びは良く、
 テーブル・スポットも2つあるので盛り上がっています、
 筋書きが良いので他と比べるとまだ楽しめるNWA王座戦です。
 平均レベル。
 (執筆日:12/28/09)

総評。
 AJ対ジョーがレアな成功しているので必見。
 しかしX級以外はやっぱり駄目な感じ。
 プロモ系はTNA上手いんだけど
 肝心の試合がこのごろいまいち。
  (執筆日:?/?/07)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

GXディビジョン王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.サモア・ジョー
 
  AJがいきなり襲いかかり殴りつける。
  殴りつけニー。
  ショルダー・タックルを叩き込んでいく。
  ブレーン・バスター。
  蹴りつける。
  胸を蹴りつける。
  フォア・アームズ。
  スナップ・メア。
  背中を蹴る。
  頭部にニー。
  頭部を踏みつける。
  フォア・アームズ。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ジョーが直前で止まり頭部を蹴り上げる。
  ロープに走る。
  AJがリープ・フロッグから伏せてドロップ・キック。
  ターン・バックルにぶつけフォア・アームズ。
  ジョーがチョップ。
  ロープに走りビッグ・ブーツへ。
  AJがかわす。
  仕切り直し。
  ジョーが張り手。
  アッパーカート。
  AJがフォア・アームズ。
  ジョーが張り手。
  腹を蹴りつける。
  蹴りを叩き込み頭部を蹴り飛ばす。
  頭部を蹴り飛ばす。
  体勢を起こしたAJにビッグ・ブーツを叩き込み場外まで吹っ飛ばす。
  場外に下りるとチョップ。
  リングに戻す。
  エプロンに上がる。
  AJがショルダー・ブロック。
  フォア・アームズ。
  ジョーがヘッド・バッド。
  場外へのブレーン・バスターを狙う。
  AJがロープへのジョー・ブリーカー。
  ジョーは跳ね返って柵にぶつかる。
  AJがブランチャを狙う。
  ジョーはかわすとエプロンに着地したAJの脚を蹴り払う。
  両脚を持つとスイングして柵にぶつける。
  柵に振ってぶつける。
  体を起こしたAJにジャンピング・ビッグ・ブーツ。
  リングに戻す。
  胸を蹴りつける。
  スナップ・メア。
  コンビネーション・ニー・ドロップ。
  チョップ。
  AJが蹴り。
  蹴り上げる。
  蹴り上げる。
  ジョーは同じ蹴り一発でダウンさせる。
  ロープに振ろうとする。
  AJが振り返しリープ・フロッグへ。
  ジョーが脚を掴んでフェイス・バスター。
  ロープに走りセントーン。
  カバー。カウント2。
  チン・ロック。
  AJは起き上がると腹にエルボーを入れていく。
  フォア・アームズ。
  コーナーに振ろうとする。
  ジョーが振り返しジャンピング・キック。
  フェイス・ウォッシュを狙う。
  AJは脚を掴んで起き上がると殴りつけていく。
  ディスカス・ラリアットを狙う。
  ジョーはカウンターで張り手。
  突き飛ばしてコーナーにもたれさせると頭部にビッグ・ブーツ。
  後頭部を蹴りつける。
  頭部を蹴り上げる。
  コーナーにもたれさせチョップ。
  ロープに振ろうとする。
  AJが振り返しロープを掴んで止まったジョーに突進。
  カウンターでショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地しフォア・アームズ。
  リングに戻ろうとする。
  ジョーが蹴り上げる。
  フォア・アームズを叩き込んでいく。
  AJが膝をつく。
  ジョーがかかってこいよ、と挑発。
  起き上がらないので起こしにいく。
  AJが延髄切り。
  スプリングボードへ。
  ジョーがカウンターでパワー・ボム。
  ボストン・クラブへ。
  AJが反転。
  ジョーがボストン・クラブを決めなおす。
  AJがロープを掴む。
  ジョーが引き離しボストン・クラブ。
  AJが蹴り上げて逃れる。
  ジョーはコーナーのAJにフォア・アームズ。
  コーナーに振り突進。
  AJがカウンターでショルダー・スルーを決め落とす。
  サマーソルト・ブランチャで追撃する。
  リングに戻す。
  エプロンに上がると後頭部にスプリングボード式フォア・アームズ。
  カバー。カウント2。
  ロープに走りラリアットへ。
  ジョーが避けフルネルソン。
  ジャーマンへ。
  AJが着地。
  ロープに走るとセカンド・ロープからリバースDDT。
  カバー。カウント2。
  起こすとフォア・アームズ。
  ロープに走る。
  ジョーがカウンターでパワー・スラム。カウント2。
  ジョーが蹴り上げる。
  蹴り上げる。
  蹴る。
  AJがもっと打って来いと挑発。
  ジョーが蹴り。
  蹴り。
  張り手へ。
  AJがかわす。
  張り手へ。
  AJがかわす。
  ジョーが蹴りを放つ。
  AJがかわす。
  ジョーが張り手を打つもAJがかわす。
  張り手を打つもAJがかわす。
  しかしAJがコーナーに追い込まれる。
  ジョーは前に蹴りを放つと張り手。
  はたきまくる。
  張り手へ。
  AJはかわすとハイ・キック。
  スピン・キック。
  コーナーにのせる。
  ジョーが蹴り飛ばそうとする。
  AJは受け止めると引き下ろす。
  スタイルズ・クラッシュを狙う。
  頭部にニー。
  パワー・ボム。
  カバー。カウントは2。
  頭部を蹴りつける。
  殴りつける。
  ロープに走る。
  ジョーがカウンターでラリアット。
  カバー。カウント1。
  ジョーは信じられない表情。
  ジョーがダブル・アームから担ぎパワー・ボム。
  AJがカウント2で返し吼える。
  ジョーはAJを起こすとロープに走りラリアットへ。
  かわされるもコキーナ・クラッチ。
  耐えるAJにヘッド・バッド。
  背中に張り手。
  AJがペイレイ・キック。
  コーナーにのせる。
  マッスル・バスターを狙う。
  ジョーが蹴りつける。
  AJがフォア・アームズ。
  雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  ジョーが雪崩式マッスル・バスターを狙う。
  AJは逃れて着地するとフォア・アームズ。
  パワー・ボムで下ろすとスタイルズ・クラッシュ。カウントは2。
  コーナー上にのせる。
  ジョーがレフェリーをロープに突き飛ばす。
  AJがふらつく。
  ジョーが突進。
  AJがジョーの後ろに下りオコーナー・ロール。
  ジョーがコキーナ・クラッチに引きずり込む。
  AJが転がってロープに手を伸ばすも届かない。
  AJが気絶したとしてレフェリー・ストップ!
  ジョーが新チャンピオンに!
  AJの手を掴んで起こす。
  健闘を称えるのかと思いきやベルトを叩きつける。
  セキュリティーを追い払う。
  椅子を持ってくる。
  AJをコーナーにのせる。
  ダニエルズが現れる。
  リングに入るとジョーを倒しマウント・パンチ。
  殴りまくる。
  ジョーが蹴りをいれヘッド・バッド。
  蹴り。
  椅子を持つ。
  セキュリティーが間に入る。
  ジョーは醒めたようで帰っていく。

試合結果

@バーブド・ワイヤー・マサカー:アビスvs.サブー
Aマット・ベントリー、オースチン・エリーズvs.アレックス・シェリー、ロデリック・ストロング
Bレイヴェンvs.クリスK
Cチーム・カナダvs.4LK
Dダイヤモンズ・イン・ザ・ラフvs.クリス・セイビン、ソンジェイ・ダット、デール・トーボーグ
Eクリスチャン・ケイジvs.モンティ・ブラウン
Fテーブル・エリミネーション・マッチ:チーム3Dvs.アメリカズ・モースト・ウォンテッド
GXディビジョン王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.サモア・ジョー(新チャンピオン!)
HNWA王座戦:ジェフ・ジャレット(ch)vs.ライノ