TOPアメリカン・プロレスTNA 2005年→TNA:Sacrifice 8/15/05

TNA:Sacrifice 8/15/05の分析


名勝負 なし
好勝負 スーパーXカップ決勝:AJスタイルズvs.サモア・ジョー

1試合目。
 Xの6マン・タッグ。
 特別良いと言うわけではありませんが
 TNAの肝である(はずの)Xの魅力を伝える
 こういう試合がもっと組まれても良いはず。
 オープニングとしては合格点。
  
2試合目。
 こんな複雑なサブミッションが使えるんだぜと言う見せ合い。
 必要を感じてのものではないので試合としてはひどい内容。

3試合目。
 純TNA産ヘビー同士のたいしたことない試合。
 唯一の見所はホイットのムーンサルト、ヴァン・ターミネーター。
 WWEだったら制限されてるところ。

4試合目。
 3LKは試合面に関してはもはや昔の輝きはないので
 オープニングの盛り上げ役ぐらいしか勤まらない。
 更に今回は分裂ストーリー中の試合ということもあってひどい出来。

5試合目。
 エリーズのTNAデビューの割には
 この位置で10分程。
 本人達は気合を入れてやっているだけに
 団体がもうちょっと支えてやってもいいのでは。
 中々良い試合ながら物足りない内容

6試合目。
 ベテランなりの戦いを見せそこそこの試合でしたが
 組まれた必然性は感じず。
 若手あたりに当てたらいいのでは。

7試合目。
 これまたそこそこの試合ながら適当に組まれた感が否めず。

GスーパーXカップ決勝:AJスタイルズvs.サモア・ジョー
ただでさえハード・ヒットのジョーの技が
 AJの驚異的なセールによってスケール・アップされていて
 ビッグ・ブーツの吹っ飛びようは笑ってしまう程凄いです。
 その一方で絶対的な体格差としては作らず
 体力を消費しながらならばAJもジョーを投げれる、という表現設定が面白いですね。
 スティング対ベイダーをどこか彷彿とさせるような独自の戦いが面白い。
 性質に合わせてクイッキーに変調させた攻防も素晴らしいです。
 ただAJ対ジョーの性質の悪さは出て
 攻防に行く時の間が汚いし、中途半端な小技が大きな流れを阻害しています。
 それに決勝という舞台にもかかわらずダニエルズが乱入してきたのにはちょっとがっかり。
 どちらかに組みするのではないテロ行為なのでアリと言えばアリですけど。 
 ぎりぎり好勝負
 (執筆日:5/13/10)

9試合目。
 レイヴェンにシングルやらせるよりは
 ましでしょうけど、まったくもってPPVのメインでやる
 レベルの試合ではない。

総評。
 AJ対ジョーは他団体でやる時よりも成功はしているが・・・。
 悪いPPVです。
  (執筆日:?/?/07)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

GスーパーXカップ決勝:AJスタイルズvs.サモア・ジョー

  AJがタックルを狙う。
  ジョーが後ろに回る。
  AJが回転して逃れる。
  両手を掴む。
  AJがタックルを狙う。
  ジョーがかわし蹴りを狙うもかわされる。
  AJがロー・キック。
  ジョーがロー・キック。
  AJがロー・キック。
  ジョーがロー・キック。
  AJは痛みに顔をしかめる。
  AJがハイ・キック。
  ジョーのミドル・キックに合わせて払い蹴り。
  頭部を蹴りつける。
  フォア・アームズ。
  ショルダー・ブロックを叩き込む。
  ボディ・スラム。
  ロープに走りニー・ドロップ。
  カバー。カウント1。
  ターン・バックルにぶつける。
  スナップ・メア。
  背中を蹴りつける。
  起こすとフォア・アームズを叩き込んでいく。
  ローリング・ラリアットを狙う。
  ジョーがカウンターでジャブ。
  ロープに走るとビッグ・ブーツで場外まで吹っ飛ばす。
  起き上がったAJにエルボー・スイシーダ。
  柵に振る。
  AJは飛び越えるとフォア・アームズ。
  柵に飛び乗り、そこからフライング・フォア・アームズ。
  フォア・アームズ。
  リングに戻す。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  ムタ・ロック。
  力で外させる。
  AJがヘッド・ロック。
  ジョーは押し飛ばすとショルダー・タックル。
  AJがダウン状態からヘッド・シザース。
  誘うとリープ・フロッグから伏せる。
  ジョーがロープに掴まって止まる。
  AJは読みきって一回転して着地。
  突進。
  ジョーがカウンターでショルダー・スルーを狙う。
  AJはこらえて戻るとフォア・アームズ。
  ラリアットを叩き込むも落とせない。
  もう1度叩き込むも無理。
  ロープに走る。
  ジョーがカウンターでSTO。
  コーナーに振るとハイ・ニー。
  フェイス・ウォッシュ。
  起こそうとする。
  AJが腹にパンチをいれフォア・アームズ。
  ジョーが払い蹴り。
  カバー。カウント2。
  スナップ・メア。
  コンビネーション・ニー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  チン・ロック。
  AJは起き上がると腹にエルボーを入れる。
  ロープに走る。
  ジョーがカウンターでショルダー・タックル。
  AJがダウン状態からヘッド・シザースを狙う。
  ジョーが跳ね上げて防ぎパワー・ボム。
  カウント2で返されるやボストン・クラブ。
  STF。
  AJが何とかロープに脚をかける。
  ジョーは起き上がったAJにラリアットを狙う。
  AJは避けると伏せてドロップ・キック。
  セカンド・ロープから一回転してリバースDDT。
  カバー。カウント2。
  コーナー上へ。
  ジョーが捕まえる。
  AJがフォア・アームズ。
  ジョーも打ち返す。
  AJがフォア・アームズを叩き込み突き飛ばす。
  エプロンに下りるとスプリングボード式スワントーン・ボム。
  カバーするもカウント2。
  ジョーがダウン状態からAJの顔に突き。
  蹴り払おうとする。
  AJがジャンプして避けペイレイ・キック。
  脚を掴んで倒すとジャックナイフ固め。
  戻ってスタイルズ・クラッシュを狙う。
  ジョーがけりつけて逃れる。
  AJがローリング・ラリアットへ。
  ジョーはかわすとロープに走りサンセット・フリップ。
  ローリング・クレイドル。カウント2。
  AJは目が回って誰もいない場所にペイレイ・キック。
  ジョーがロープに走りラリアット。
  カバー。カウントは2。
  頭部を蹴りつける。
  抵抗するAJを蹴り上げる。
  AJがフォア・アームズ。
  フォア・アームズの打ち合い。
  AJが殴りまくる。
  ジョーはガードで耐えると盛り返しはたきまくる。
  ローリング裏拳へ。
  AJが避け頭部にジャンピング・キック。
  両者ダウン。
  ジョーがAJをけりつけコーナーにのせる。
  マッスル・バスターへ。
  AJが後ろに逃れ殴りつけドロップ・キック。
  トーチャー・ラックからマットに叩きつけるもジョーの脚がレフェリーにぶつかる。
  カバーするもレフェリーが気絶中。
  ダニエルズが入ってきてAJにSTO。
  ダニエルズはジョーにさあカバーしろと言う。
  しかしジョーが振り返るとダニエルズはベルトを持っている。
  ジョーはベルトを叩きつけようとしただろ、と詰め寄る。
  AJがダニエルズにラリアット。
  ジョーがAJをコーナーにのせ掌底。
  マッスル・バスター。
  コキーナ・クラッチ。
  AJはロープに手を伸ばすも届かずタップする!
  ジョーの優勝!

試合結果

@ダイヤモンズ・イン・ザ・ラフvs.クリス・セイビン、シャーク・ボーイ、ソンジャイ・ダット
Aショッカーvs.アレックス・シェリー
Bランス・ホイットvs.アビス
C(レフェリー:BGジェームス):キップ・ジェームス、モンティ・ブラウンvs.コナン、ロン・キリングス
Dクリストファー・ダニエルズvs.オースチン・エリーズ
Eジェリー・リンvs.ショーン・ウォルトマン
Fチーム・カナダvs.アメリカズ・モースト・ウォンテッド、ナチュラルズ
GスーパーXカップ決勝:AJスタイルズvs.サモア・ジョー
H(フォールしたものが#1コンテンダー):ライノ、ジェフ・ジャレットvs.レイヴェン、サブー