TOPアメリカン・プロレスTNA 2005年→TNA:Lockdown 4/24/05

TNA:Lockdown 4/24/05の分析


名勝負 なし
好勝負 #1コンテンダー・ケージ・マッチ:AJスタイルズvs.アビス

1試合目序盤にキャンディードが脚を折る
ハプニングがありハンデ戦状態に。
これが原因かキャンディードは4日後にお亡くなりになりました。
R.I.Pキャンディード。

3試合目、素晴らしい試合だったのだがフィニッシュが弱く
1人ショッカーだけが魅力を発揮できず。
この試合の一番の見せ場を披露したのはトリニティーでした。

4試合目はいつもどおり。

5試合目は序盤、中盤とAMWが分断され痛めつけられる展開が続きつまらない。
カナディアン・デストロイヤーが見れる、それだけの試合です。

6試合目は予想してたほど良くなかった。それなりに良い試合だが・・・

7試合目、凶器で殴ったり、他は必殺技出し合ってお茶を濁す展開。

G#1コンテンダー・ケージ・マッチ:AJスタイルズvs.アビス
トペコンで幕を開けると序盤はケージ周りでの乱闘。
 スライディングで柵の下を通ったりとAJの驚異的な身体能力を存分に活かした最高のスポットが揃っています。
 扉をぶつけられAJの頭が吹っ飛ぶ、という
 冷や汗ものの流血スポットを挟んでリングへ。
 アビスが椅子+チェーン+画鋲を持ち込んで
 リングをデンジャラス・ゾーンに仕立て上げます。
 各凶器、ケージを上手く活かしてフィニッシュまで展開したし、
 アビスは物言わぬ波動を発し恐怖感を与えているので
 怪物対小柄ながら天与の才能を持つ男という構図が最高にクールに輝きました。
 場外戦でアビスにベース部分の殴りを任せられたら
 AJの受けで加速されスピード感が出たかもしれない、という点が惜しいですね。
 AJが素晴らしい働きをしたメイン・イベント。
 文句なしに好勝負です。
 (執筆日:5/13/10)

総評
 全試合ケージ・マッチということで
 同じような試合ばっかりになるのではと心配していましたが、
 それなりに工夫していて予想以上の良いPPVとなりました。
 只全試合ケージ・マッチにしたことで、
 それだけをケージ・マッチにしたときより
 インパクトが薄れるというのも事実です。
 良い感じのPPVです。
(執筆日:?/?/07)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

G#1コンテンダー・マッチ:AJスタイルズvs.アビス
 
  AJがいきなり扉を通ってトペ・コンヒーロ。
  殴りつけると柵に振ろうとする。
  耐えるアビスにフォア・アームズ。
  柵に振ろうとする。
  振り返されるもベースボール・スライドの要領で柵の下をすり抜け柵を踏み台にヘッド・シザース。
  殴りつけ実況席に叩きつける。
  殴りつけていく。
  アビスがニー。
  殴りつけ鉄階段に振る。  
  AJは鉄階段に飛び乗るとそのまま観客席内のステージに飛び移る。
  そこから飛んでアビスにダイビング・フォア・アームズ。
  殴りつける。
  フライング・フォア・アームズにいくも避けられて柵の外のコンクリート上に落ちる。
  アビスがAJを殴りつけ階段にぶつける。
  殴りつける。
  AJが殴りつける。
  蹴りを叩き込んでいく。
  助走をつけ蹴りを放つ。
  アビスは受け止めると突き飛ばし観客席裏のケージにぶつける。
  AJをつれ階段を下りていく。
  柵の内に投げる。
  エルボーを打ちおろす。
  エプロンに叩きつける。
  AJが殴りつけていく。  
  柵にぶつける。
  扉を開ける。
  殴りつける。
  リングに入ろうとする。
  アビスが扉を押してぶつける。
  もう1発ぶつけてダウンさせる。
  何とか起き上がったアビスにもう1発ぶつける。
  椅子をリングに入れる。
  流血したAJの頭部に拳を叩き込む。
  チェーンをリングに入れる。
  画鋲を持ってリングに入る。
  コーナーに椅子を固定。
  AJを殴り倒す。  
  チェーンを首に巻く。
  引っ張って椅子にぶつけようとする。
  AJはこらえるとチェーンを首から外す。
  アビスがビッグ・ブーツ。
  チェーンをターン・バックルに巻きつける。
  AJが腹にパンチを入れていく。
  アビスがニーで黙らせる。
  チェーンつきターン・バックルにぶつけようとすうる。
  AJがこらえ逆に叩きつけようとする。
  アビスがこらえバック・エルボー。
  AJが突進。
  アビスが打ち上げチェーンつきターン・バックルにぶつける。
  アビスがボディ・リフト。
  ケージに投げてぶつける。
  もう1回。
  カバー。カウント2。
  ネック・ロック。
  AJが起き上がり腹にエルボー。
  ロープに走るとショルダー・スルーを狙ったAJを蹴り上げる。
  ロープに走る。
  アビスが打ち上げマットに叩きつける。
  アビスはチェーンをターン・バックルから外しマットに置く。
  AJをロープに振りボディ・リフト。
  チェーンの上に落とそうとする。
  AJがDDTに切り返す。
  両者ダウン。
  AJが殴りつけ延髄切り。
  ロープに走る。
  クローズラインを避けヘッド・シザース。
  突進。
  かわされるもセカンド・ロープから一回転へ。
  しかしアビスの体が大きすぎて飛び越えるのに失敗。
  アビスはAJをコーナーに振ると突進。
  AJがかわしてケージに突っ込ませる。
  ジャーマンでカバー。カウント2。
  スタイルズ・クラッシュを狙うも持ち上げられない。
  アビスがリバース・スープレックスへ。
  AJは後ろに着地するとロープに走る。
  アビスが喉を掴みチョーク・スラムへ。
  AJが丸め込みに切り返す。カウント2。
  コーナーのアビスにランニング・フォア・アームズ。
  突進。
  アビスがカウンターでブラックホール・スラム。
  カバー。カウントは2。  
  画鋲をばら撒く。
  ロープに振るとその上へのブラック・ホール・スラムを狙う。
  AJはなんとか着地するとフォア・アームズを打ち込んでいく。
  ロープに走りフォア・アームズを打つもアビスはふらつくだけ。
  ロープに走る。
  アビスがカウンターで蹴りを入れパワー・ボムへ。
  AJが殴りつけて逃れ画鋲の上へのスタイルズ・クラッシュ。
  カバーにいくがカウントは2。
  ならばとAJはケージを登っていく。
  天辺に辿り着き立とうとする。
  アビスがレフェリーをケージに投げつけたためAJはバランスを崩す。
  場外に落ちそうになるも何とか腕をかけて耐えている状態。
  アビスはチェーンを持ってコーナー上に立つ。
  AJの首にチェーンをかけ締め上げていく。
  AJは何とか足をケージにかけてこらえる。
  何とかすり抜ける事に成功。
  アビスはチェーンを捨てるとAJを殴りつけチョーク・スラムを狙う。
  AJが噛みついて防ぐと画鋲の上へのサンセット・フリップ・パワー・ボム。
  カバーし1,2,3!
  AJがJJの王座に挑戦!
  

試合結果

@ケージ・マッチ:アポロ、ソニー・シアキvs.ランス・ホイット、クリス・キャンディード
Aプリンス・オブ・ダークネス・デスマッ チ:ダスティン・ローズvs.ボビー・ルード
Bエクスケープ・マッチ:クリス・セイビンvs.ショッカーvs.マット・ベンリーvs.ソンジェイ・ダット
Cテーブル・ケージ・マッチ:レイヴンvs.ジェフ・ハーディ
Dタッグ王座戦、ケージ・マッチ:アメリカズ・モースト・ウォンテッド(ch)vs.チーム・カナダ
EXディビジョン王座戦、ケージ・マッチ:クリストファー・ダニエルズ(ch)vs.エリックス・スキッパー
Fケージ・マッチ:DDP、ショーン・ウォルトマン、BG ジェームスvs.ジェフ・ジャレット、モンティ・ブラウン、キップ・ ジェームス
G#1コンテンダー・ケージ・マッチ:AJスタイルズvs.アビス