TOPアメリカン・プロレスTNA 2005年→TNA:Bound for Glory 10/23/05

TNA:Bound for Glory 10/23/05の分析


名勝負 なし
好勝負 モンスター・ボールズU:ライノvs.アビスvs.サブーvs.ジェフ・ハーディ

1試合目わずか7分ということもあり期待はずれ。
一番の見所は入場シーン。

5試合目ーアルティメットXマッチということで期待していたのですが
期待外れに終わりました。
良い感じに進んでいたのですが・・・結末がかなりひどい。

Fモンスター・ボールズU:ライノvs.アビスvs.サブーvs.ジェフ・ハーディ
ECW、TNA、WWE出身の逸材が集合。
 競い合うようにインパクトのあるハードコア・スポットを生み出し、
 ジェフは入場ゲート上から場外テーブルへのクレイジー・スワントーン・ボムを披露しています。
 アビスはキャラを活かした試合運びでも貢献していましたね。
 ただ基本的に平気で2人、2人に分かれるし、
 早々に流血、カットなんて気にしていないので
 WWEのようなバックに筋が通っていないB級品だけれども
 B級で何が悪い、これが俺たちの生きる道!と居直れるだけのパワーとおかしな情熱が詰まっています。
 モンスター・ボールズとはTNA版TLCなのだ、と胸を張れる傑作です。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:5/13/10)

GXディビジョン王座戦、30分アイアン・マッチ:AJスタイルズ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ
前回の結果を踏まえてダニエルズの奇襲で始まり、
 AJが執拗なヘッド・ロックで支配、ダニエルズが反撃して、
 エプロンから場外へのバック・ドロップでクライマックスへ。
 構築は中々の物ですね。
 ムーブは気合が入っているし、攻防も多く分かりやすく盛り上がりやすいアクションです。
 しかしポップである一方で深みが足りません。
 ヒートし過ぎてはやられるライバル関係という見方もできるがもっと荒れて良いし、
 ヘッド・ロックはヘビー級向けなので前回より見劣りします。
 また中身の割りに飛ばす気はなく、
 全てのターン・バックルにぶつけるような意味の薄い時間も見受けられました。
 深みを持たすべく意識して疲労感を出していたけれど
 スポットとフィットせず逆に倦怠感を与えています。
 クオリティは高いものの内容とブックが一致していませんね。
 この内容なら2−3ぐらい行った方が良い。
 好勝負に少し届かず。
(執筆日:5/13/10)

9試合目この日の王座挑戦者を決めるバトル・ロイヤル
(正確に言うとロイヤル・ランブルの間隔1分の10人版です)
なんですが全員が2戦目でたいした試合ではありませんでした。
2戦目でなくても良い試合になったかは疑問。

それでライノは3戦目となった訳ですがひどい試合。
ハードコア・マッチを含めている訳ですからね。
もう少しメインのクオリティを上げるブッキングをすべきでしょう。
  (執筆日:?/?/07)

総評
 Xディビジョンとハードコアの素晴らしい試合があるものの
 ライガーの試合は外れだしライノはとても見れた仕事っぷりではなく・・・。
(執筆日:?/?/07)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Fモンスター・ボールズU:ライノvs.アビスvs.サブーvs.ジェフ・ハーディ

   ライノはゴミ箱、サブーは椅子、アビスは画鋲持参。
  サブーはアビスに椅子を投げつけ
  ライノを場外に落とすとトペ・コンヒーロ。
  ジェフはアビスの椅子攻撃を防ぐと椅子を踏み台にした攻撃を見せていく。
  サブー対ライノ、ジェフ対アビスに。
  ジェフは2階席からアビスにダブル・アックス。
  サブーはライノに椅子を投げつけると椅子を踏み台にスプリング・ボード式ダブル・アックス。
  ジェフがアビスにコーク・スクリューからツイスト・オブ・フェイトを狙うが
  アビスはアルゼンチン・バック・ブリーカーに返す。
  ライノがアビス、サブーに椅子攻撃。
  サブーのためにジェフが飛び台になるが
  サブーはジェフを蹴りつけ椅子付レッグ・ドロップ。
  ライノが竹刀で3人を殴りつけていく。
  そしてアビスにゴアを狙うも、逆にチョーク・スラムを食らう。
  アビスがカバーするもカウント2。
  サブーがテーブル、ジェフがラダーを取り出す。
  アビスはジェフをラダーで突くとテーブル設置。
  ジェフはアビスに椅子を叩き込み反撃する。
  エプロンと柵に橋渡しにしたテーブルにライノを寝かせると
  サブーは椅子を踏み台にスプリング・ボード式レッグ・ドロップでテーブル葬!
  ジェフはステージ下にアビスを寝かせると
  ラダーを登って入場口の上に行くとセントーンでテーブル葬!
  ライノを椅子に突っ込ませると
  椅子を踏み台にしたスプリング・ボード式ムーンサルトを決めるがカウント3ならず!
  椅子付ダイビング・レッグ・ドロップを決めるもカウント2。
  アビスはクロス・ボディを狙ったサブーを受け止めると場外に投げテーブル葬!
  画鋲を取り出すも、そこにライノがゴアを決めアビスはコーナーのテーブルに葬られる!
  ライノはコーナー上からライノ・ドライバーを決め1,2,3!
  サブーがカットに行くも間に合わず。
 


GXディビジョン王座戦、30分アイアン・マッチ:AJスタイルズ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ

 ダニエルズが背後から襲い掛かる。
  ストンピング。
  ロープに振りレッグ・ラリアット。
  コーナーにもたれさせチョップにフォア・アームズを叩き込んでいく。
  ロープに振りボディ・リフト。
  ゴリラ・スラム。
  殴りつける。
  AJが腹にパンチ。
  ダニエルズがニー。
  AJが腹にパンチ。
  ダニエルズが殴りつける。
  AJがチョップ。
  ダニエルズは打ち返すとロープに振ろうとする。
  AJが振り返す。
  ダニエルズはセカンド・ロープを使って裏に回ると殴りつけようとする。
  AJはガードすると殴りつける。
  パンチにチョップ。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるもアーム・ドラッグ。
  バック・ブリーカー。
  ロープに走りフライング・バック・エルボー。
  ダニエルズが場外へ。
  AJがロープに走る。
  ダニエルズがエプロンに上がってカウンターのフォア・アームズ。
  ロープを飛び越えて入ると突進。
  AJがリープ・フロッグから伏せる。
  ダニエルズは側転で止まるとジャブを入れていく。
  ロープに振り殴りつけようとする。
  AJはスライディングで裏に回るとドロップ・キック。
  場外に出たダニエルズにブランチャを狙う。
  かわされると見てエプロンに着地。
  脚にしがみついてきたダニエルズを蹴り飛ばす。
  ダニエルズは柵の外まで出る。
  AJが柵越しにフォア・アームズ。
  レフェリーが引き離す。
  AJが鉄階段を踏み台にレフェリー、柵を飛び越えるフォア・アームズ。
  チョップにパンチで柵の内へ。
  リングに戻す。
  カバー。カウント2。
  ヘッド・ロック。
  起き上がったダニエルズを締め上げて膝をつかせる。
  ダニエルズは起き上がるとロープに振ろうとする。
  AJが体重を落として防ぐ。
  ダニエルズが起き上がり持ち上げようとする。
  AJがグラウンド・ヘッド・ロックに返す。
  ダニエルズは起き上がると殴りつけてバック・ドロップへ。
  AJが後ろに着地しグラウンド・ヘッド・ロック。
  ダニエルズが起き上がりロープに振る。
  AJがショルダー・タックルからカバー。
  返されるやヘッド・ロック。
  ダニエルズが両肩をつけにいくも戻される。
  両肩をつけにいく。
  戻されたタイミングに合わせてすり抜けアーム・ロック。
  リスト・ロック。
  AJが回転から取り返す。
  ダニエルズが回転から跳ね起きようとする。
  AJがヘッド・ロックで押し倒す。
  ダニエルズが起き上がりロープに振る。
  レッグ・ラリアットへ。
  AJはロープを掴んで自爆させると蹴り上げる。
  ニー・ドロップでカバー。カウント2。
  チョップ。
  ターン・バックルにぶつける。
  別の所へ2発目。
  3発目。
  4発目。
  5発目。
  6発目。
  カバー。カウント2。
  フォア・アームズ。
  腹を蹴りつける。
  背中を蹴りつける。
  背中にニーを当て首を引っ張る。
  ターン・バックルにもたれるダニエルズを持ち上げ腹を蹴り上げる。
  ムタ・ロック。 
  ダニエルズが噛みついて逃れる。
  AJが先に起き上がりストンピング。
  ロープに振ろうとする。
  ダニエルズは振り返すと突進。
  カウンターでショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地しクローズライン。
  AJは巻きついてエプロンに出るとリング内へのクローズライン。
  コーナーに上りダイビング・フォア・アームズへ。
  ダニエルズは受け止めるとエクスプロイダー。
  両者ダウン。
  ダニエルズが起き上がりAJをロープに振る。
  クローズライン。
  フォア・アームズ。
  スナップ・メア。
  頭部を捻る。
  もう1回。
  カバー。カウント2。
  ロープに振りバック・ブリーカー。
  カバー。カウント2。
  ネック・ロック。
  AJは起き上がると腹にエルボーを入れていき逃れる。
  ボディ・シザースで丸め込み。カウント2。
  バック・エルボーを避けスクール・ボーイ。
  ダニエルズがカウント2で返すと同時にコウジ・クラッチ。
  AJが食らったまま体を起こすとロープの方へ動こうとするも崩れる。
  再び体を起こしてロープに飛びつく。  
  ダニエルズがエルボー・ドロップ。
  AJを起こすとボディ・スラム。
  アラビアン・プレス。カウント2。
  マウント・パンチにチョーク。
  ロープに振りバック・ブリーカーを狙う。
  着地したAJにクローズラインを狙う。
  AJはかわすとセカンド・ロープから一回転してリバースDDT。
  両者ダウン。
  AJがロープに走りクローズライン。
  バック・エルボー。
  クローズライン。
  エルボー。
  スピン・キック。
  ダニエルズが起き上がるもすぐに崩れダウン。
  AJはリスト・ロック・バック・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  ガット・バスターでカバー。カウント2。
  エプロンに出るとスプリングボードへ。
  ダニエルズが担いでデス・バレー・ドライバー。
  カバー。カウント2。
  ダニエルズがAJをコーナーにのせ掌底。
  アイコノクラズム。
  カバー。カウント2。
  蹴り。
  ロープに振りネック・ブリーカーへ。
  AJは逃れると蹴り。
  持ち上げネック・ブリーカー。
  カバー。カウント2。
  突進。
  かわされるもセカンド・ロープから一回転しリバースDDTへ。
  ダニエルズがスナップ・メア。
  突進してきたAJにブルー・サンダー・ドライバー。カウント2。
  BME。
  カバーするもカウント2。
  起こすとバックを取る。
  AJはこらえるとバック・エルボー。
  ロープに走る。
  ショルダー・スルーを狙ったダニエルズを蹴り上げるとトーチャー・ラックからボム。カウントは2。
  残り9分半。
  コーナーに振りフライング・フォア・アームズへ。
  ダニエルズはかわして自爆させるとロープに走りハイ・ニー。
  AJは鉄階段にぶつかりながら場外に転落。
  ダニエルズがトペ・スイシーダで追撃する。
  リングに戻す。
  エプロンに上がるとAJを引き寄せようとする。
  AJがペイレイ・キック。
  ダニエルズが場外に転落。
  AJがロープに走りトペ・コンヒーロ。
  残り7分。
  リングに戻る。
  エプロンに上がったダニエルズにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  ダニエルズは殴りつけて防ぐと場外へのバック・ドロップを狙う。
  AJがロープを掴んで耐えるも炸裂。
  ダニエルズがリングに体を滑り込ませる。
  ロープ越しに脚を掴んできたAJを蹴り飛ばす。
  AJが苦しみながらもリングに体を入れる。
  残り4分半。
  チョップ、フォア・アームズを打ち合う。
  AJがフォア・アームズ。
  ロープにもたれて何とか起き上がったダニエルズにフォア・アームズ。
  チョップを打つも半ば空振り。
  ダニエルズがすかさず丸め込む。カウント2。
  ダニエルズが殴りつけボディ・スラムへ。
  AJが丸め込む。カウント2。
  ペイレイ・キックへ。
  ダニエルズが避けて丸め込みブリッジ。
  AJがカウント2で返し丸め込み。カウント2。
  クローズラインを避けるとハンドスプリング・エルボーへ。
  ダニエルズがキャッチしジャーマン。
  AJが気合で起き上がりディスカス・ラリアット。
  AJが何とか体を上にのせる。カウント2。
  残り2分。
  ダニエルズを起こす。
  ダニエルズがサミング。
  コーナーに振り突進。
  AJはエプロンに出て自爆させるとダイビング・クロス・ボディへ。
  ダニエルズが丸め込みに切り返す。カウント2。  
  起こそうとする。
  AJがフォア・アームズ。
  ダニエルズがフォア・アームズを連発。
  AJが盛り返しフォア・アームズを連発。
  残り1分。
  持ち上げようとする。
  ダニエルズが体重を落としてこらえる。
  AJが延髄切りでカバー。カウント2。
  起こそうとする。
  ダニエルズがジョー・ブリーカー。
  延髄切り。
  エンジェルズ・ウィングへ。
  AJがこらえリバース・スープレックス。
  ダニエルズがカウント2でブリッジして起き上がる。
  AJが脚を取って倒しジャックナイフ固め。
  戻ってスタイルズ・クラッシュまで持っていく。
  カバーし1,2,3!
  残り1秒でAJが先取しAJの勝利・防衛!

試合結果

@サモア・ジョーvs.獣神サンダー・ライガー
Aダイヤモンズ・イン・ザ・ラフvs.アポロ、ソニー・シアキ、シャーク・ボーイ
Bランス・ホイトvs.モンティ・ブラウ
Cチーム・カナダvs.3LK
DアルティメットXマッチ:クリス・セイビンvs.ピティ・ウィリアムスvs.マット・ベントレー
Eタッグ王座戦:アメリカズ・モースト・ウォンテッド(ch)vs.ナチュラルズ
Fモンスター・ボールズU:ライノvs.アビスvs.サブーvs.ジェフ・ハーディ
GXディビジョン王座戦、30分アイアン・マッ チ:AJスタイルズ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ(1-0)
H#1コンテンダー・マッチ、10メン・バトル・ロイヤル(勝者:ライノ!)
INWA王座戦:ジェフ・ジャレット(ch)vs.ライノ(新チャンピオン!)