TOPアメリカン・プロレスTNA 2005年→TNA:Against All Odds 2/13/05

TNA:Against All Odds 2/13/05の分析


名勝負 なし
好勝負 Xディビジョン王座戦、30分アイアン・マン・マッチ:AJスタイルズ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ

1試合目は期待外れに終わった。平均以上の試合。
4試合目、手錠の使用は反則にならないの?
5試合目、相変わらずのスポットだけの試合、
しかしそのスポットさえいつもより劣る。
テーブルにまともに落ちれず、
入場口のスワントーンも飛ぶと言うより落ちている感じで美しくない。

FXディビジョン王座戦、30分アイアン・マン・マッチ:AJスタイルズ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ
まずは30分を見据えながらのレスリング。
 AJの執拗なアーム・ドラッグはXディビジョンとの兼ね合いとして
 1つの答えだし、それに対してダニエルズが腕を痛めて見せたのも良いですね。
 スポットとして完成された型を取らない事で濃度を薄めていますが
 その後に続くダニエルズの腹攻め含め理詰めで土台としては良好。
 それゆえ後半は積み上げたその理屈の上に立って羽ばたきます。
 ダニエルズは焦燥感を見せながら粋な掟破りを見せると
 AJの技が前半と違いスポットとしてフィットしてくるし、
 上手い両者ダウンの挟み方でどんどんクオリティを上げる攻防を取り込んでいきます。
 惜しいのはクライマックスのブックですね。
 AJが流血して追い込まれ、完全にAJの勝利しかない展開なので
 そこは王道を真っ直ぐひた走らなければいけなかった。
 サドンデスにいくならAJの1本目をぎりぎりまで引き伸ばすべきだし、
 あの段階で1本目を取るなら30分ぎりぎりでAJが勝利すべきでした。
 通常形式の黄金カードとは同じベクトルで勝負できなかったものの素晴らしい内容に仕上げています。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:5/13/10) 

GNWA王座戦:ジェフ・ジャレット(ch)vs.ケビン・ナッシュ
どう動いても意味がない、と思ってしまうような虚無感に溢れた試合。
 注目はギターではなくチェロが出てくる所ですね。
 わー、なんてメイン・イベントらしい趣向でございましょう。
 お待ちかねの、といっても誰が待っているかは不明ですが、
 乱入ゲストはシックス・パック。
 これはサプライズ登場だったはずです。
 ひどい試合。
 (執筆日:12/28/09)

総評
(執筆日:?/?/07)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

FXディビジョン王座戦、アイアン・マン・マッチ:AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ

  組むとダニエルズがロープに押し込もうとする。
  体勢を入れ替えあう。
  AJがバックを取る。
  ダニエルズがバックを取る。
  AJがバックを取り返しフロント・ヘッド・ロック。
  フロント・ヘッド・ロックへ返しあいAJがフロント・ヘッド・ロック。
  ダニエルズは起き上がると脚をかけて倒しレッグ・ロック。
  殴りつけてきたAJの腕を取りヘッド・ロック。
  AJは起き上がると力で押し上げる。
  バックを取る。
  ダニエルズがバック・エルボー。
  ロープに走る。
  リープ・フロッグを潜ると止まってスクール・ボーイ。
  AJはカウント2で返すと脚を払いジャックナイフ固め。カウント2。
  ボディ・シザースで丸め込む。カウント2。
  脚を取ろうとする。
  ダニエルズは殴りつけて防ぐとクローズライン。
  起こすとヘッド・ロック。
  AJがパンチをいれロープに振る。
  ドロップ・キックへ。
  ダニエルズはロープを掴んで自爆させる。
  頭をはたいて馬鹿にするとロープに走る。
  AJがカウンターでドロップ・キック。
  ダニエルズは場外へ。
  AJはエプロンに出るとそこからヘッド・シザース。
  柵にもたれたダニエルズに突進。
  ダニエルズがカウンターで蹴り。
  チョップの打ち合い。
  フォア・アームズの打ち合い。
  レフェリーが戻るよう言うが2人は止めない。
  AJが押してチョップを打ち込んでいく。
  ダニエルズが盛り返す。
  ぎりぎりで2人が戻る。
  AJがアーム・ドラッグで腕を取る。
  ダニエルズは起き上がるとロープに振る。
  AJがショルダー・タックル。
  アーム・ドラッグで腕を取る。
  ダニエルズがグラウンド・ヘッド・シザース。
  AJが跳ね起きてすり抜ける。
  アーム・ドラッグで腕を取る。
  ダニエルズが起き上がりアーム・ドラッグ。
  AJが脚を払う。
  蹴り飛ばされるも跳ね起きてアーム・ドラッグ。
  ダニエルズは起き上がるとフォア・アームズ。
  オコーナー・ロールを狙う。
  AJはロープを掴んで防ぐと胸を蹴る。
  頭部を蹴りカバー。カウント2。
  背中を蹴りカバー。カウント2。
  腕を取る。
  ダニエルズは起き上がるとバック・エルボー。
  フォア・アームズ。
  ロープに振ろうとするも腕が痛む。
  AJが腕に蹴り。
  アーム・ドラッグ。
  たまらず場外に出たダニエルズにドロップ・キック。
  トップ・ロープにのるも体勢を崩しやり直し。
  再びのってスプリングボード式フォア・アームズ。
  リングに戻すとスプリングボードにいこうとする。
  ダニエルズがレフェリーを盾にしたので躊躇する。
  ダニエルズがすかさずランニング・フォア・アームズ。
  AJが吹き飛ばされ柵に激突。
  ダニエルズは場外に下りるとAJをエプロンに叩きつける。
  リングに戻す。
  ストンピング。
  コーナーにもたれさせショルダー・ブロック。
  ストンピング。
  起こして殴りつける。
  ニーを叩き込んでいく。
  チョーク・スラムの体勢。
  AJはバック・エルボーで防ぎロープに走る。
  ダニエルズがカウンターでキッチン・シンク。
  エルボー・ドロップからカバー。カウント2。
  AJが腹にパンチを入れていく。
  フォア・アームズを浴びせていく。
  ダニエルズはAJを押してコーナーにぶつけると後ろに投げ顔から落とす。
  ロープに振りショルダー・ブロック。
  アラビアン・プレス。カウント1。
  腹にニーを押し当てる。
  AJが殴りつけて起き上がろうとする。
  ダニエルズが殴りつけニー。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  AJが蹴り上げローリング・ラリアット。
  両者ダウン。
  AJがクローズライン。
  クローズライン。
  ニール・キック。
  ロープに走るとセカンド・ロープから一回転しリバースDDT。
  カバー。カウント2。
  持ち上げてネック・ブリーカー。
  カバー。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  ダニエルズが防いでフォア・アームズ。
  ロープに振ろうとする。
  AJが防いでバック・ドロップ。
  コーナー上へ。
  ダニエルズが起き上がりしがみつく。
  AJが殴りつける。
  ダニエルズがフォア・アームズ。
  スーパープレックスを狙う。
  AJがヘッド・バッド。
  フォア・アームズを叩き込み突き飛ばす。
  450°スプラッシュへ。
  ダニエルズは両膝を立てて迎撃するとエンジェルズ・ウィングで1,2,3!
  ダニエルズが先取!
  どうだ見た事か、とダウンするAJを挑発。
  カバー。カウント2。
  残り15分。
  ガット・バスター。
  観客にアピールする余裕を見せる。
  ストンピング。
  腹を蹴りつける。
  腹にエルボー・ドロップ。
  起こすとダブル・ニー・ガット・バスター。
  カバー。カウント1。  
  AJが腹にパンチ。
  フォア・アームズを浴びせていく。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  後ろをスライドして防がれるももう1度狙いショルダー・スルーを決める。
  ロープに振りヒップ・トスを狙う。
  ダニエルズがアブナミドル・ストレッチ。
  その状態で腹を殴りつけていく。
  AJが脚にエルボーを入れヒップ・トスに返す。
  突進。
  ダニエルズがカウンターでロープへのスタンガン。
  カバー。カウント2。
  ガット・バスター。
  カバー。カウント2。
  バック・ドロップを狙う。
  AJは着地するとクローズラインを避けロープに走る。
  ハンドスプリング・エルボー。
  両者ダウン。
  ダニエルズが起こそうとする。
  AJはロー・キックを浴びせハイ・キック。
  ネック・ブリーカーを決めカバー。カウント2。
  エプロンに出るとスプリングボード式フォア・アームズ。
  カバー。カウント2。 
  残り10分。
  ローリング・ラリアットへ。
  ダニエルズはかわすとセカンド・ロープから一回転してリバースDDT。
  カバー。カウント2。 
  ブルー・サンダー・ドライバー。カウント2。
  起こすとブレーン・バスターを狙う。
  AJがこらえ逆に持ち上げネック・ブリーカーを狙う。
  ダニエルズは顔を引っかいて防ぐとロープに走りクローズラインへ。
  AJはかわすとペイレイ・キック。
  両者ダウン。
  AJがフォア・アームズを浴びせていく。
  ダニエルズが片膝をつく。
  AJがロープに走りクローズラインへ。
  ダニエルズがかわして担ぎサモアン・ドロップ。
  BMEへ。
  かわされたので着地しクローズラインへ。
  AJが避けジャーマン。
  そのまま起こしてバック・ドロップへ。
  ダニエルズが後ろに着地し殴りつける。
  ラスト・ライツへ。
  AJが体勢を入れ替え跳ね除ける。
  蹴りを入れるとエンジェルズ・ウィング。
  カバーするもカウントは2。
  両者ダウン。
  残り6分半。
  スタイルズ・クラッシュを狙う。
  ダニエルズがコーナーに押し込み防ぐ。
  バック・ドロップへ。
  AJがスクール・ボーイに切り返し1,2,3!
  AJが1−1に追いつく!
  ダニエルズが背後からAJを殴り飛ばす。
  AJは場外転落。
  ダニエルズは場外に下りると実況席にいきベルトは俺のものだとアピール。
  AJを鉄柱にぶつける。
  リングに戻りアピール。
  残り5分。
  AJは流血している。
  場外に下りるとぐったりしているAJを起こしリングに入れる。
  カバー。カウント2。
  傷口にマウント・パンチ。
  起こしてヘッド・バッドを打ち込んでいく。
  ニー。
  残り3分。
  傷口を殴りつける。
  起こすとロープに走りSTO。
  カバーするもカウントは2。
  起こしてヘッド・バッド。
  残り2分。
  殴りまくる。
  起こしてヘッド・バッド。
  カバー。カウント2。
  フィニッシュだとアピール。
  エンジェルズ・ウィングへ。
  AJがぐったりして持ち上げられない。
  ダニエルズが殴りまくる。
  残り1分。
  起こしてフォア・アームズ。
  AJが殴りまくる。
  ロープに走る。
  ダニエルズがカウンターでコンプリート・ショット。
  コウジ・クラッチに捕らえる。
  締め上げていく。
  AJが耐え続ける。
  気絶したように見えたがレフェリー・チェックが入る前に時間切れ!
  納得いかないダニエルズはローデスにサドンデスにするよう求める。
  ローデスはサドンデスを決定する。
  ダニエルズはリングに戻るとAJを殴り倒す。
  傷口を殴りつけていく。
  起こすと膝をつかせる。
  血を自らの頭につけるとネック・ブリーカー。
  カバー。カウント2。
  コーナーで暴言をはきかける。
  コーナー上にのせ掌底。
  雪崩式ハリケーン・ラナへ。
  AJは跳ね上げて自爆させる。
  コーナー上からハリケーン・ラナへ。
  ダニエルズが丸め込みに返そうとする。
  AJは逃れるとそこからスタイルズ・クラッシュに持って行き1,2,3!
  AJの防衛!
  

試合結果

@ピティー・ウィリアムスvs.エリックス・スキッパー
ABGジェームス、ジェフ・ハモンドvs.マイケル・シェーン、カザリアン
Bレイヴェンvs.ダスティン・ローデス
Cタッグ王座戦:アメリカズ・モースト・ウォンテッド(ch)vs.キッド・キャッシュ、ランス・ホイット
Dフル・メ タル・メイヘム:アビスvs.ジェフ・ハーディ
Eチーム・カナダvs.モンティ・ブラウン、DDP
FXディビジョン王座戦、30分アイアン・マン・マッチ:AJスタイルズ(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ(1-0)
GNWA王座戦:ジェフ・ジャレット(ch)vs.ケビン・ナッシュ