Impact Wrestling:Rebellion 4/16/23の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | Impact世界王座戦:KUSHIDA vs.スティーヴ・マクリン(Rebellion 4/16/23) ノックアウツ王座戦:デオナ・パラッツォvs.ジョダイン・グレイス(Rebellion 4/16/23) |
@Impact世界王座戦:KUSHIDA vs.スティーヴ・マクリン(Rebellion 4/16/23)
KUSHIDAのレスリングに抑えつけられていたものの
マクリンがビッグ・マンとして抑制を解き放ち、という展開。
マクリンはじっくり間を取って自信を持った試合運びを見せていますね。
その差を踏まえつつ攻防ではバランスを取っています。
終盤もKUSHIDAのアーム・バー・ベース絡みの攻防をてんこもりにして
上手く観客の興味を引き続けていましたね。
体格差でリミットあるかと思いきや、素晴らしい内容に。
ぎりぎり好勝負。
Aノックアウツ王座戦:デオナ・パラッツォvs.ジョダイン・グレイス(Rebellion 4/16/23)
質実剛健なジョダイン。
腕攻めの布石を積み重ねるデオナ。
プロレスを真っ向から魅せますね。
脚色で逃げない、スーパー・スターではないプロレスラー路線の2人らしい試合です。
ジョダインの献身的な受けが派手さを生み、
デオナの良質な攻防作りの才覚も映えます。
荒々しいやり取りでヘッド・バットを打ち込んだ際にはジョダインが流血。
更なるステージに突入していきましたね。
ジョダインがタフに気合を込めれば
デオナのテクニカル要素も加わり総合的に盤石の攻防。
セミがゲスト参戦のKUSHIDAということを差し置いても
メインに位置付けるに納得の最高の試合でした。
文句なしに好勝負。
トップ王座2つ返上という予期せぬシチュエーションで行われたPPVですが、このレベルに仕上げてくるとは流石。
(執筆日:4/?/23)
Rating:★★★★☆