Impact Wrestling:Slammiversary 6/19/22の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | Impact世界王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.エリック・ヤング |
@Xディビジョン王座戦、アルティメットXマッチ:エース・オースチン(ch)vs.アレックス・ゼインvs.アンドリュー・エヴェレットvs.マイク・ベイリーvs.ケニー・キングvs.トレイ・ミゲル
エースの棒攻撃含めリング払いしてダイブ。
試合の作り方はシームレスにムーブを連発していくものながら
今のXディビジョンは単なるハイ・フライヤーではなく
スターが揃っていることをムーブ後の余韻、アピールが感じさせますね。
後半になるにつれロープ系のスポット比率が増していく構築も間違いがありません。
ただ試合時間は10分満たず。
Xディビジョン王座に過大に頼らないバランス感は
団体運営として望ましいとは思うものの
PPVの大一番くらいもう少し時間を割いてあげて、と思っちゃいますね。
好勝負に少し届かず。
Aノックアウツ・タッグ王座戦:インフルーエンス(ch)vs.ローズマリー、タヤ・ヴァルキリー
Bモンスターズ・ボール・マッチ:サミ・キャリハンvs.ムース
サミは欠場していたもののブランクを感じさせず、
ラフの見せ方は流石ですね。
ムースもやられ芸と力強さの両立が出来ていて良かった。
器用貧乏になる時もありますが、
今回は良い形で彼の特徴が引き出されていました。
ハードコアからデス・マッチ色強くなっていく中で、
次々と迫力満点のスポットと演出が続き右肩上がりで盛り上がりきりました。
好勝負に少し届かず。
Cタッグ王座戦:.ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.グッド・ブラザーズ
Dモーター・シティ・マシンガンズ(クリス・セイビン、アレックス・シェリー)、デイビー・リチャーズ、フランキー・カザリアン、ニック・アルディスvs.オナー・ノー・モア(エディ・エドワーズ、マット・テイヴェン、マイク・ベネット、PCO、ヴィンセント)
Eノックアウツ王座戦、クイーン・オブ・ザ・マウンテン・マッチ:ターシャ・スティールズ(ch)vs.チェルシー・グリーンvs.デオナ・パラッツォvs.ミア・イムvs.ジョダイン・グレイス
FImpact世界王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.エリック・ヤング
様式に基づいた構成になっていますね。
メインとして格式を作る様式というよりも
ショート・カットしたり変調する為のもので
その構成要素はかなりオーソドックスなのが目につきます。
序盤なんかはそれまでの試合で予定より時間使って押しているのかなと思う程でした。
ただその真実はともかくとして
意図的に試合を変え、繋げ、コントロールしている点では素晴らしく、
一つ一つは取るに足らないことのに積み重なっていく中で、上手く機能しています。
TNA時代含めて歴史を振り返り、その先を行く、というコンセプトにおいては
この丁度良い没個性感、普遍的なアクションがぴったりとはまっていますね。
過去のレジェンドの持ち技を散りばめ、
最後はリング・マットまで剥ぐ演出でフィナーレを飾りました。
文句なしに好勝負。
(執筆日:6/?/22)
Rating:★★★★☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@Xディビジョン王座戦、アルティメットXマッチ:エース・オースチン(ch)vs.アレックス・ゼインvs.アンドリュー・エヴェレットvs.マイク・ベイリー(新チャンピオン!)vs.ケニー・キングvs.トレイ・ミゲルAノックアウツ・タッグ王座戦:インフルーエンス(ch)vs.ローズマリー、タヤ・ヴァルキリー(新チャンピオン!)
Bモンスターズ・ボール・マッチ:サミ・キャリハンvs.ムース
Cタッグ王座戦:.ブリスコ・ブラザーズ(ch)vs.グッド・ブラザーズ(新チャンピオン!)
Dモーター・シティ・マシンガンズ(クリス・セイビン、アレックス・シェリー)、デイビー・リチャーズ、フランキー・カザリアン、ニック・アルディスvs.オナー・ノー・モア(エディ・エドワーズ、マット・テイヴェン、マイク・ベネット、PCO、ヴィンセント)
Eノックアウツ王座戦、クイーン・オブ・ザ・マウンテン・マッチ:ターシャ・スティールズ(ch)vs.チェルシー・グリーンvs.デオナ・パラッツォvs.ミア・イムvs.ジョダイン・グレイス(新チャンピオン!)
FImpact世界王座戦:ジョシュ・アレキサンダー(ch)vs.エリック・ヤング