ROH：Best of SBG TV 2021 part.2の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
①ファイト・オン・ザ・ファーム・マッチ：ジェイ・ブリスコvs.マーク・ブリスコ(ROH TV 7/2/21)
その名の通りブリスコ家の農場で試合。
試合前のプロモではバックヤード・レスリングの映像を流し、
成長して良い大人になった今、親の立ち合いのもと再びの激突です。
倉庫のリングから始めて屋外に出ると
ハードコアを交えながら攻防。
キャンピグ・カーの上で殴り合ったり小屋の屋根からテーブル・ダイブしたり。
ただ試合運びには道筋が見えず、
他がシネマティック・マッチとかやっている中で
無加工のほのぼのとした試合をやることに時代錯誤感しか感じない。
20年前のCZWっぽさがあるので意識的にやっている感もありますが、
インディーの盟主から落ちてしまったROHが
他と対抗せずこういう試合をやることに対して寂しさの方が強かった。
最後は両者やりきってダウンして兄弟喧嘩が終わる、というスキット的な落ち。
まあまあ良い試合でした。
(執筆日：9/?/21)
②女性王座トーナメント決勝：ロクCvs.ミランダ・アライズ(ROH TV 9/12/21)
クロス・フェイスを狙い合う所が絵が整っていないし、
切り返し合いも頑張って作っている感が目立ちます。
その点でネームのある第一線の女性レスラーと比べると
圧倒的に発展途上にあります。
かつてのShimmerを思い出すと
今のROH自体と同じく寂寥の念を抱きますが、
それを抜きにすれば現時点でやれることをやっていく中で
この決勝、このカード、この内容は悪くない。
両者それぞれのレベル感を考慮すると
中々良いパフォーマンスであると同時に
2人が叩く中で良い影響をお互いに与えていましたから。
中々良い試合。
(執筆日：9/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
①ファイト・オン・ザ・ファーム・マッチ：ジェイ・ブリスコvs.マーク・ブリスコ(ノー・コンテスト)(ROH TV 7/2/21)②女性王座トーナメント決勝：ロクC(初代チャンピオン!)vs.ミランダ・アライズ(ROH TV 9/12/21)