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ROH:Best of SBG TV 2011の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ROH王座戦:デイビー・リチャーズ(ch)vs.ロデリック・ストロング(SBG #3 10/8/11)
 攻防作りすぎですね。
 軽妙に避け合うところとか必殺技を早い段階で抜くも防がれる攻防とか。
 教科書の定番の一つとして載っているからやっているだけでしょう。
 とても彼らの個性に基づいた選択肢とは思えません。
 カウンターや打撃の張り合いで盛り上げるも
 過去の試合からの切り貼りにしか見えない。
 散漫です。
 微妙なところでノー・セルしてくるのも納得がいかない。
 私がこのカードに感じている閉塞感そのものです。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:7/1/12)

Aアメリカン・ウルヴスvs.ハウス・オブ・トゥルース(ロデリック・ストロング、マイケル・エルガン)(SBG #8 11/12/11)
 HoTの奇襲に対しウルヴスが独自スポットで反撃。
 手のあったもので攻防は良さげですね。
 ただ相手の動きが止まった時点での試合運びが雑。
 それ故に両者が動く際の攻防が形式的に見える悪循環になっています。
 その流れを断ち切ったのがエドワーズ。
 ハードな攻めとリアリティーある痛がり方で試合に命を吹き込みます。
 エルガンの良い動きも出てきて個とタッグの働きが
 バランスよく織り交ざって対比的に輝きだしました。
 しかしクライマックスはもう少し個の対決に焦点を戻しても良いし、
 フィニッシュ方法がちょっとチープです。
 通常大会ならばもっと上を狙いフィニッシュ方法も改善したでしょうね。
 しかしTVのメインとしては十分の内容か。
 中々良い試合。
 (執筆日:7/1/12)

Bデイビー・リチャーズvs.カイル・オライリー(SBG #9 11/19/11)
 キャリアで勝るデイビーがハードに打ち込み上回るのかと思いきや、
 オライリーも相応に打ち返して
 なりと思わせない絶妙のバランス感になっていますね。

 相同性を作りつつも
 お互いの向かい方の差を残した良い攻防でした。

 ただサブミッション合戦は見応えあるものの
 あくまでTV放送の好試合といった感じで、
 最後を白タオルで〆る程のドラマがあったかというと異論あり。

 中々良い試合。
 (執筆日:2/?/21)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@ROH王座戦:デイビー・リチャーズ(ch)vs.ロデリック・ストロング(SBG #3 10/8/11)
Aアメリカン・ウルヴスvs.ハウス・オブ・トゥルース(ロデリック・ストロング、マイケル・エルガン)(SBG #8 11/12/11)
Bデイビー・リチャーズvs.カイル・オライリー(SBG #9 11/19/11)