TOPアメリカン・プロレスROHROH 2024年 →ROH:Best of RPH PPV 2025

ROH:Best of RPH PPV 2025の分析


名勝負 ROH世界王座戦:バンディード(ch)vs.KONOSUKE TAKESHITA(Supercard of Honor 7/11/2025)

ROH世界王座戦:バンディード(ch)vs.エチセロ(Death before Dishonor 8/29/2025)
好勝負 ピュア王座戦:リー・モリアーティ(ch)vs.シェルーア(Death before Dishonor 8/29/2025)

ROH女性王座戦:アテナ(ch)vs.白川未奈(Death before Dishonor 8/29/2025)

@女性世界王座戦:アテナ(ch)vs.サンダー・ローザ(Supercard of Honor 7/11/2025)
 ローザがレスリングで細かなテクを見せたり、
 ロープを使ったムーブを織り交ぜて掴みはOK。

 アテナは鉄柱、フェンスにぶつけて逆転すると腰攻め。
 攻めの一貫性は良く、尚且つバランスに優れた試合運びです。

 相手を弱らせるベーシックなサブミッション多めで
 セミとしてのトップ王座戦としては派手さは控えめ。

 ローザが反撃を開始すると花道でテーブル・スポットがあり
 ここから盛り上がっていくぞ、という所でしたが、
 案外にボリュームを持たせないままフィニッシュ。

 もっとできる可能性を残したままのエンドでしたね。

 好勝負に少し届かず。

AROH世界王座戦:バンディード(ch)vs.KONOSUKE TAKESHITA(Supercard of Honor 7/11/2025)
 まずはベーシックな動きのやり取りですが、そこから質感が違いますね。

 竹下は体格で上回る余裕感を出し、
 軽めのヒール・アクセントを加えていきます。

 AEWに比べると控えめでそれよりも攻防に重きを置いていますね。

 バンディードとの攻防はインパクトあるものばかりで
 中盤からして見応えあり。

 マスク引き裂きと同時にドン・キャリス登場。
 ヒールとしての色を濃く、ギアをあげてきます。

 適切に技が組みあがった一進一退に
 バンディード流血というサムシングが加わります。
 バンディードはそこからマスク下の感情を伝えてきたのが素晴らしい。

 必殺技を巡る攻防が最高に良く、
 クライマックスはトップ・クラスでした。

 MOTYではないかもしれませんが、
 クオリティは世界最高クラスです。

 文句なしに名勝負。

Bピュア王座戦:リー・モリアーティ(ch)vs.シェルーア(Death before Dishonor 8/29/2025)
 サブミッションが一撃必殺の世界観のルチャ。
 それを踏まえてシェルーアを神格化しつつ、
 リーがピュア・ルールを表も裏も使って対抗。

 シェルーアにものってもらいつつ
 巧みにストーリーを描きました。
 そこはROHの知見とリーのピュア王座としての経験を考慮すると
 素晴らしい出来ながら予想の範疇。

 それ以上にリーが小さくまとまらず
 感情を大きくのせて見せた所に感心しましたね。
 
 最近はリーを見る機会も少なくなっているので、
 最近の成長なのかこの試合特別のパフォーマンスなのかは知るべくもないですが、
 このリーならROHでしか見れないのは勿体なさ過ぎる。

 ぎりぎり好勝負。

CROH世界王座戦:バンディード(ch)vs.エチセロ(Death before Dishonor 8/29/2025)
 序盤のレスリングはエチセロのテクニックに譲り、
 エチセロの存在感が作られていきますが、
 バンディードも下にならないようポイントで調整。

 バンディードがトペコンで飛びつきラナをかけインパクトを与えれば、
 エチセロも緩急優れた試合運びで魅せます。

 エチセロがバンディードのマスクに手をかけナックル。
 実況席のドン・キャリスも時々カメラに映って不穏さを醸し、
 ヒール・レベルを段階を持たせて上げていきます。

 エチセロの組立はいつも以上に意識高く、
 アピールの混ぜ方も素晴らしい。
 本当にアメリカ様式に上手く適用していますね。

 フェンス上でのブレーン・バスターや断崖式スピンなど
 上手いレスラーが過激技も取り入れたら無敵でしょ、という終盤は最高。
 
 前回の王座戦に引き続きトップ・レベルの内容でしたね。
 個人的には前回の試合以上に好きです。
  
 文句なしに名勝負

DROH女性王座戦:アテナ(ch)vs.白川未奈(Death before Dishonor 8/29/2025)
 白川がポイント、ポイントでダンスやアピール・ムーブ。
 日本人だと恥ずかしくなりがちなものですが、
 そんな気も見せず、弾けていますね。
 
 アテナはエルボーをかわして鉄柱に誤爆させると
 キャラの活きた攻撃性を見せながら反撃。

 部位攻めでの応酬で白川をアテナに比類するスターとして押し出そうという狙いに対して、
 それに見合うパフォーマンスが白川からも出ていますね。

 後半はどうしても流れ、勢いを活かしきれず
 白川のちょっと足りない所が出たか。
 アテナが引っ張ってまとめた感ありますが、
 この試合を残せたことで白川のアメリカでの活躍のチャンスは大きく広がったことでしょう。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/25)